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【拾われない 一番大切な声】 〜#宮城県精神医療センター問題〜 ◆村井知事さま、 県議会議員のみなさま、 またマスコミの皆様へ. ◆精神障害者より.

#宮城県精神医療センター #移転問題
一番 大切な声を、皆様も、そして私達も、まだ、聞いていませんよね。 最も大切にされるべき声は、一番 奥まった所にあり、その声は とても弱く 小さいのです。 そういう 多くの声なき声を、皆さんは いつ  聞かれるのですか?。名取市内だけではない。 目を 宮城県全域に向ければ、たくさんの精神科病院があり、多くの患者たちが 熱く燃える思いと 意見とを たくさん持っているはずです!
 それらは いつ?、県議会の議場の議論にのぼるですか?。 県民の目に留まるのでしょか?   そうです!!。この一年間、その小さな声を聞く努力を 皆様は どのようにしたのですか?

みんな、待っています。
宮城県の北部でも、沿岸部でも、南部でも、そして仙台市内の病院の中でも、みんな 待っています。

多くは精神障害者保健福祉手帳を登録して持っています。
彼ら彼女らは、宮城県民です。

2024年の現代日本の中で、まさか、助けが来ない訳はないと、信じて待っています。
今後の50年間を左右する、精神医療センターについての
意見・希望の聴取ーーー まさか、【自分たちの声を聞きに来てくれない】はずはない!、何も言えないまま全てが決まってしまうことなどない!、ーー と信じて待っています。

この、私も かつて そう思い、信じていました。

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しかし、私自身は、今 反対運動などの忙しさの中で、それらの重大なことを忘れていました。反省しています。

仙台市福祉プラザで、2023年2月23日、第一回目の「みやぎユーザーズ・アクション」の集会を開催した時には、その【とても重要なこと】を、私達のリーダーは、しっかりと ホールいっぱいに 話してくれていました。

でも、彼は その後 体調を崩し、現在も静養しています。
言うまでもなく、私達は病人でもあります。不安を抑える薬、睡眠薬、体の重いだるさを少しでも軽くする薬など、それぞれが服薬しながら、この反対運動をしています。
  ニュースを新聞で読み、テレビで観ながら、皆んな いつも苦しく悩んでいます。
  せめて、村井知事からの提案をもっと、きちんと詰めて、せめて 実現可能なレベルに作り上げてから、出して頂きたい!
県民や私達に公表され提案されたものが、客観的に『話にならないものである』と、なぜ? 審議会の委員や私達が『これは実現できっこない!』と激しく言わなければならないのか?。時間の無駄です。

一年以上の時間が 経ちました。

私達は 忙しくなり過ぎました。そして 今、それは更に苦しいものになっています。

私たち反対運動をしている 患者・当事者にとって、リーダーの彼は 年長者であり、多くの苦労を重ねてきた 大切な勇者であります。
  彼が、何度も言っていたことを、私達は再び、皆様へ お願いいたします。

とくに 政治家のみなさんにお願いします。
一番 奥まった所の、とても弱く 小さいけれど、最も大切にされるべき 多くの声を 聞いてください。
そういう多くの声なき声を、必ず 早く聞きに行ってください。
彼ら彼女らこそ、主権者であります。
宮城県民であり、新しい精神医療センターの「大切な礎」なのです。
  街なかで、マイクを持ち  TVカメラの前で語っている、表面的な 私達のような身軽な 患者・当事者には、想像もつかない 的確な意見と提言を、、
宮城県内の多くの精神科病院の中にいる、仲間たちは語ってくれることでしょう。

精神医療センターは、私達にとっても  220万人の県民全てにとっても、唯一の機関であり 他に代わるものはないのです。
最大の研究機関であり、宮城県が舵をきるべき  未来への精神科医療福祉の政策を 指し示す灯台でもあるのです。

  #障害者権利条約 の言うところ・・・
私達の未来を、私達抜きで決めることは絶対に許さない!

そして また、政治家としても、ひとりの人間としても、宮城県の中の 深く重い弱者に触れることは、人生をたくましく変える機会につながるのですから。

さらに、重ねて書けば、、精神科領域には、まだまだ お金がたくさん必要です。まだまだ人員も多く必要です。
  知ってください。 そして、すぐ  そばで 声を聞き、 どうか  目を覚ましてください。

10年、20年、30年、私達は何年待てばいいのでしょうか?
ともに 夢と希望を語り合えるのは、政治家の皆さんだけなのです。役人ではありません。
宮城県の遅れている部分を、早く 早く  当たり前に変えていきましょう。まず、当たり前のフィールドに立ちましょう、そして、歩き出しましょう。
進んでいる千葉県や他の自治体は、すでに遠くを走っています。
世界の各国は、遠い彼方で 明るく飛び跳ね、笑っているのです。それが、人間の基本なのです。
  早く、宮城県も 暗いロッカールームから出ましょう!。大空の下の フィールドへ 登りましょう。早く 人間としての 「土の上」に 立ちましょう。


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