見出し画像

269art(つむぐあーと)始まります。

「重度知的障害者と聞いて、どんなことを感じますか?」

かわいそう?
コミュニケーションが取れない?
なんか怖い?
どうしていいかわからない?

私は、重度知的障害者生活介護施設で非常勤として働いています。
この仕事をするまでは、障害者と呼ばれる方々がどのように暮らしておられるのか、私は、全然知りませんでした。
友人に紹介され、今の施設で働きだしたものの、私も最初はどうしていいか分かりませんでした。

会話でしっかりコミュニケーションを取れる方もいれば、言葉を発することは難しくても、ジェスチャーや独語で思いを伝えてくださる方もいます。
自分の思いを伝えることができない方は、どんなことが好きなのか、なにが嫌いなのか、どうすれば安心して過ごせるのか、私たちは、その方の毎日の様子から気づき、共有します。

一緒にいれば、どんどん解り合い、相手のことも、そして、自分のことも伝えあっていくことができるということを私は、知ることができました。

みんな【知らない】だけなんです。

私は『障害者』の『障害』とは、彼ら自身が持つものではないと考えています。
生きていく上での周囲の環境や他者との関わりに『生きづらさ = 障害』を感じる『者』が『障害者』と呼ばれているのだと思っています。

例えば、普段みんながなにげなく越えている歩道の小さな段差。
あなたは、その段差に『生きづらさ』を感じますか?
その段差、車イスでは乗り越えるのに苦労します。その段差が『生きづらさ = 障害』なのです。

ある方にとっては、伝えたいのに伝わらない、もどかしい思いで奇声を発してしまう。壁を叩いてしまう。
相手が分かってくれない。うまくコミュニケーションが取れない。それが、『生きづらさ = 障害』となります。

このような環境や関係に『障害(生きづらさ)』を感じる方が『障害者』と呼ばれています。

このことを踏まえて、もう一度同じ質問をします。

「重度知的障害者と聞いて、どんなことを感じますか?」

周囲が少しずつ変われば、『生きづらさ = 障害』は、減るんじゃないか?
そのことをみんなに知ってもらえば、気づいてもらえば、『生きづらさ = 障害』は、減り、それを補い合い、助け合うことがあたりまえになる社会に変わっていくんじゃないか?
そんなことを想います。

車イスの方が段差に苦労されていたら、「お手伝いしましょうか?」と勇気を持って声をかけてみてください。
奇声を発してしまっている人がいたら、「怖い」と思ったり、「なんだアイツ…」と怪訝な表情をするんじゃなくて、「なにか伝えたいことがあるのかな?」と思ってみてください。
それだけで、少しずつ、少しずつ未来は変わります。

無関心をやめましょう。

まずは、知ること。知ろうとすること。【知らない】をなくすこと。

269artは、そんなお手伝いをする活動です(^^♪ 

269art(つむぐアート)竹内 知美

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな概要で、この活動の支援をお願いするBASEショップを立ち上げました。
(2022.1.25 追記 : 現在6名の個人会員と3社の法人会員)

だけど、詳しい内容を商品に明記すると、クラウドファンディングの時と同様、BASEからも、【重要なお知らせ】として、

『寄付やプレゼントなど、対価のない商品の販売は、禁止しています。』

っていうメールが届いたんです💦

なので、今は、支援内容がよく分からない仕様になってしまっています😵💦

さて、どうしたもんかな…?

と言いつつ、ショップは、開設していて、内容を理解してくれている友達は、すでに購入してくれています😍

神です❤️

ありがとう😚

また追々、商品の説明もさせて下さい☺️

http://269art.base.shop

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今日もあなたは、あなたらしさをありのままに(^^♪

269(つむぐ)でした。

皆様からのサポートで、知的障害者施設の自主製品を購入し、その商品を地域の保育施設の子供たちに贈ります🎁 その優しさをめいっぱい気持ちを込めて、丁寧に届けてまいります。好きです!