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ぼっち在宅介護 人の目は前についているので…という話

今日は、愚痴です。
不快になりそうな方は、スルーお願います。

はぁ。疲れました。先週末から1週間…さすがの私もヘロヘロ気味です。
おまけに、スマホのケースがバリバリに割れて…ヒビ割れた画面でnote中です。
(ちなみに、スマホは無傷です。新しいケースが来るまで、画面保護に使っています)
も一つおまけにメガネのフレームが折れました。もう、コレには心が折れました。買って2ヶ月…『軽くて壊れにくい』という触込みはなんだったんだ!とか思いつつ…

父に夕食の準備をしながら、購入店に電話をしましたら…うーん…ないなぁという返答でした。有償か無償かとかの話の前の話。この人とは通じ合えないなぁ…とガラガラシャッターが降りてしまいました。オンラインから相談しようと思います…


そんなこんなも、疲労のせいかもしれませんが、じゃ、父のせいかとうと、そういうことでもありませんし。言ったところでなーって感じで。合間、合間に爆眠しながら、なんとかやっていた週です。


今朝は、オムツが漏れてしまいました。
私のミスです。
昨夜の三角パットがズレていました。
昼過ぎに訪問看護があるのに、朝から全着替えにシーツ交換になりました。眠い父にお願いをしながら交換しました。せん妄気味でも協力してくれます。ありがたい。朝から大洗濯大会でした。


今週は、父の不穏がきつくなり、ほぼせん妄になって、主治医に薬の相談にいきました。

父の症状や経緯を話しましたら(幻覚に家賃を請求する話で…笑われ)

「またハードな日々をしてるんやね?いける?薬はね、今のままいこう。対応はバッチリ問題ないよ」

とのことでした。

今は、私もこの先生にかかりつけ医をお願いしているので、非常に助かります。
今回も労りの言葉をかけてくださいました。
どんな薬より効きます。


さて、父の今回のせん妄期間は、いつもより長い気がします。
先週の嚥下リハの日からおかしくて、今日も饒舌気味でした。

まだまだだなぁ…せん妄抜け出せてないなぁと思っていたら、、、

言語聴覚士の先生は、
「でも、ぼくは楽しかったですよ。Aさんのお声がたくさん聞けて。たくさんお話しくださいました。嬉しいです」

そう、父のせん妄は、ダークサイドばかりではなくて、明るい饒舌もあります。けど、躁鬱の躁なんで、また疲れて幻覚を見てしまうかも…と思ってしまっていました。
が、共に過ごす人が楽しかったなら、本人も楽しかっただろうし、まぁ、それはそれで押さえつけなくてもいいのかも…とも思いはじめました。


今朝のオムツ漏れの時、布団はバラバラ、服もボタンを何個も外していました。
ひどいせん妄に苦しんだのではないか?と思いました。

父は、
「昨日、きょうだいがきた」と言いました。

せん妄中なので、お迎えがきたように感じたようです。夢にきたらねー。


でも、朝から、咽せながら、
経口補水液 200ml
鳥雑炊 一食 100Kcal
胡麻豆腐 一個 60Kcal
ブドウ+ヨーグルト 1カップ 75Kcal
をたいらげています。

そんなやつは、まだあの世へはいけないでしょう。

だから、言ってやりました。

「あー、迎えに来たかもしれんね。けど、あんだけ食べてたら、あっちにはいけないよ。(父は7人兄姉)人数ようけおるから寂しくはないやろう。様子だけみで帰ったんちゃう?いい加減にしときやーいうて。もうちょっといいんじゃない?」

父は、荒れることなく黙って聞いていました。そして、落ち着き、眠りそうになりました。

「あー、まって。着替え手伝って〜」

目を閉じながら、体をよじって服を抜く段取りに入ろうとしてくれて、私は気づきました。


布団が無茶苦茶だったのは、ボタンが何個も外れていたのは、父が私が来るまでに着替えようと試行錯誤をしてくれた後だったのかもしれないなぁと。

荒れたんだ…と思うか

着替えしようとしてくれたんだ…と思うか

で、父やせん妄に対する見え方も、こちらの疲労度も変わってきます。

「ありがとう。着替えようとしてくれてたのかぁ…サンキューなぁ」
と声をかけて2人で着替えをしました。


3年、4年前のせん妄の時は、尿漏れすると非常に臭いがキツく、オムツもパジャマもシーツも濃い黄色。なんとも言えない臭いが部屋廊下に広がったもんでした。染みついたパジャマは洗ってもなかなか臭いが取れませんでした。腎不全のせいです。

が、今の父の尿の色はすごく薄黄色で、量もたっぷり、臭いはあまりなくて、パジャマは風呂場に広げてシャワーをかけてしまうと、すぐ臭いも色も尿も落ちてしまいます。腎不全がギリギリ悪化せずに低空飛行している証拠です。


父はなぜ、
こんなに体が動かなくなっても着替えを手伝ってくれるのかなぁ…

せん妄で、遠くの壁のシミを穴が開くほど見て、今日は何が見えているのだろう…

「帰りたい」と言いながら、あまり昔の自分に帰ることはない…なぜかなぁ…

緑内障の目は何がどこまでみえているんだろう…(私は見えるらしい…)


で、ふと、人間って前に目がついてるなぁ…と思いました。じっと見ていて。

目は見えても見えなくても、前についています。
前を向いてる動物なんですね。


目は前にしかないから、

前ばかりを必死にみる人もいますし、
振り返ってばかりの人もいますし、
キョロキョロしてばかりの人もいますし、
足元を見るのが好きな人もいますし、
天を仰ぐ人もいますし、

父は、寝たきりだから、あまりキョロキョロできないし、前にある景色か、天井をよく見ているんだと思います。

性格的に、ちょっと高圧的なところがありますが、彼なりの正義というかポリシーによるものを照れ隠しで端折って表すところがあって、好かれることもあれば、誤解されて距離を取られるところがあります。で、ちょっとナイーブです。

気持ちはまっすぐ前系な人ですな。
前向きと言うことか。

目が見えようと、見えなくなろうと、
せん妄になろうと、死にかけようと、
それら全て、まっすぐ前を向いてる系の人だから、こうなんだなぁ…とかおもっちゃいました。


見えても見えなくてもいい、
父らしく、前をむいているから、死が見えて来ていて…
今は、ちょっとだけ振り返って、はじめてこの世に未練たらたらしてみているのかもしれないなぁと思ったりしました。


私は、ちゃんと前を見てるかなぁ…
キョロキョロしてんなぁ…
過去のいろいろを振り帰ったりしてんなぁ…
ま、それも私らしいかぁ!


父は父
私は私

ベクトルは違うけど、ま、似てるとこもあるかな。

高齢者の在宅介護は、、、
見えないものが見える時間はわりとあると思います。見えるというのは、感じ取るということで、取り方次第かなぁと思ったり…

正直大変なんだけど…
きれいごとじゃなく、気持ちの落とし所が見つけられたりはします。ま、どこでもそうかな…

なんか疲れて、センチメンタルになった感あります。
メガネが割れたのは…メガネを外して休めってことか?
もっとざっくりみろ!ってことかな?

ぁぁあ、支離滅裂だな…
あちゃ、また長くなった…
スミマセンでした。終わりです。

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