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ぼっち在宅介護 私に優しい私でいましょうよぉ

相変わらず、人生の宿題といいますか、大人の宿題?に終われており、バタバタしている今日です。

今、いろいろ調べごとをしていまして、役所とかいろいろに問い合わせたり、話を聞きに行ったりしています。

もちろん、父のケアが中心ですが…空いた時間で、父の調子がマシな時間に「ちょっと市役所いってくんな」と猛烈ダッシュで行って帰ってきたりしていて…ちょっと疲れが溜まっています。

先日、父の薬を取りに病院へ行き、調剤薬局で待っていたら…
足元がつっかけでした。。。
しかも、裏口のドロドロのやつでした。。。

運転してきたよな…気づかんか?
もう、疲労すぎてか?更年期すぎてか?
ぼんやりにもほどがある!
気づかなかったことのショック
ビジュアルのショックで
急いで帰りました…😅


話は変わりますが。

私には、少しお姉様(歳が一回り二回り上)のお友達が何人かいます。
そのお一人は介護仲間です。
もともとは、父の知り合いで。
季節季節に、お里の幸を送ってくださりまして、お礼の電話を私が代理にかけるようになってからのお友達です。

ご主人に突然ご病気がみつかり手術をされて、下半身不随となられ、在宅で初老老介護をされています。ご老人というお歳ではないものの、やはり、男性を見守るということは体力的に厳しいようで…お辛いこともたくさんおありのようです。


先日、寒くなった日、LINEで父の具合を気にかけてご連絡をくださって。しばらくぶりのやり取りタイムを楽しみました。

髭を剃った話を送りましたら、

「Sちゃんは、本当にえらい。こんなにまで面倒を見て。私にはできない。」

と返ってきました。

なんでも、散髪屋さん、ネイリストなど、人の体に触れるお仕事はチョイスできないくらいに他人の体に触れることができない方のようで…
自分を責めてらっしゃいました。

きっとそこには、ご主人とのいろいろもあり、もっと辿るとご自身の育った環境的な何かが起因されてるんだとは思います。

で、➕少し前に夫婦喧嘩をされたようで、まだ仲直りとまではいかず…必要最小限しか話してないとのことで。

たまたま、私が父の髭剃りしたことを知り、自己嫌悪になられてしまいました。
(まいったなぁ…)


私は、そのご夫婦のいろいろも聞いてきましたし、できてないと苦しむ友人も全然仕方ないと思うし、とても愛情がないとは思えません。

体の大きな男性のケア、できるだけご本人も介護スタッフの力を借りて頑張られていますが、友人の食事、洗濯、様々な支えがあって成り立っています。

が、どうしても、いつも父の話から私の介護の一端を聞いて、「私はバチがあたる。バチが当たったんだ」的に落ち込まれます。


私が誰かに父の具合を聞かれたらば、やはり、父が機嫌良くなったこと、体調を崩したこと、変化を伝えやすいことになりますから。
どうやっても、いかにも何かした感じに聞こえてしまうのかなぁとは思いますが。
会話なく、して欲しいことに気づいてやってるような愛情のある介護の様に感じてしまうようで…

こちらとしては、話すことがいいのかどうか悩むこともあります。
(ちょっと繊細さんなんです)


でも、親子と夫婦はちがうじゃないですか?しかも、親子だって相性次第。私だって、母とならうまくいかなかったかもだし。

夫婦って難しいと思うんですよ。歳も近いし、体力だって男女差個人差はあっても、親子ほど離れてもないですし。気持ちの面でも遠慮があったり、感情をぶつけてしまったり…


今回は、夫婦喧嘩も相待って、非常に落ちていく感じがしたので…
私も流石にキレたというか、こりゃ言わなあかんなと思って…

「Tさんは、Tさんのままでいいんですよ。いろんな人がいていいんです。
自分の出来高と他人の出来高を比べてはいけないですよ。いろいろ得意分野が違うんだから。そう言う目線でいる人は、人を評価する時も他の人と比べてアレコレ思う様になってしまいます。

比べるならば自分の中で自分と比べましょう。
あー、今日は頑張ったなぁ。
あー、今日はサボったなぁ。
あー、今日は、あかんかったぁ。
とかね。

私は、Tさんが優しくないとは思わない。喧嘩のできる環境が、今のご主人を支えてる。体調の波はありますが、今の環境だから、ご主人の病気は今の状態でいられてるかもですし。
なんとしてでも一緒にいたい気持ちがあって、今そこにいらっしゃるんだから。
TさんはそのままのTさんでいいんですよ。
父だって絶対そう思ってますよ。

私がこうして仲良くしてるのも、今のそのままのTさんに魅力があるからで、なかったら友達になってませんよー

私に優しい私でいましょうよぉ」


と返信しましたら、

「ちょっと気持ちが楽になりました」

と返ってきて、ホッとしました。


偉そうに、お姉様に遠慮なく意見を言う私を、大きな度量で受け止めてくださる方は、私に父を見ているんだと思います。
本当に、きちんとしていて、いろいろできる方で。なのに、できないちょっとをすごく悩まれる方…

私なんか、やりたくなかったら、
「もう!やりませんよ🖐️」宣言して、退出したりはよくよくあります。
そう言う小さな噴火で、大きな噴火がないだけで。サボってんなぁなこともいっぱいありますし。

noterさんのnoteを読んでいて、「すんごいなぁ!」と落ち込むこともなくはないです。


けどねー。できることとできんことがあるやないですか。
私なんか部屋とっ散らかってますからね!
主人が毎週末来て、呆れながらグチグチ言います。が、もう無理なんで。笑顔でハイハイって感じですよ。
ご飯も作れなかったりします。ハイ


ふと、
最近、私自身も、私に優しくしてなかったなぁと気づきました。
やることが増えて、もういっぱいいっぱいで。
父もしんどさが増えちゃったし。
目が吊り上がってただろうし、肩に力も入ってたでしょう。

と言って、急にラフになれるかと言うとなれはしませんし。できることも増えないから、バキバキの心も身体もしんどさは簡単には取れませんけども。


私の方が、
他人の出来高を気にしていたかもなー
なんて気づかされました。


常々、いいことわるいことは同時にあって、
そのバランスが季節や時期でちょっとずつだけちがう。

いいことばっかりの日々なんかないわけで。
だとすると、悪いことばっかりもないはずで。
今、苦手な時期にいるかどうか、得意な場面にいるかどうかみたいなことかと。

環境もずっとずっとそのままでいてくれることはなく移り変わっていくし。

ついていけないこともあるし。
自分を責めちゃうこともある。

きっと、理想が高いのかもしれない。
自分に。周りに、何もかもに。

こんなだったらなーと言う期待が、ちょっと高すぎて…そこに至らない自分を責めてしまうんじゃなかろうかなぁ。


出来高は、自分の中で比べましょうか。
たまには私に優しくいましょうよ。

偉そうに友達に言ってた私は、実は私にいいたかったのかもしれません。

介護はね、やっぱりできるうちに…とか思うけど、終わりもわからないので。やっぱり大変なんで。

どこからどうするのがいいかはわかりませんけれど…

良ければ、
私にくらい私が優しくいましょう!


今日は、この辺で🖐️

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