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デザイン思考やUX界隈の関係性をつられて蛇足的にまとめてみた

かわさき先生のこの2つの良記事。わたしが何か言ったところで名実ともに「蛇足」でしかないのですが。。。自分なりに咀嚼してまとめてみました。

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当然こういうプロセスやメソドロジーはMECE(漏れなくダブりなく)に整理するなんてことはできません。言葉の定義も人それぞれだったりして解釈もバラバラです。

という免罪符を置いたうえで……こちらがわたしなりのまとめです。

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基本的は「よりよいサービス(ソリューション/システム)を作ること」「課題をよりスマートに解決すること」が目的で、その工程において気を付けるべきポイントやテクニックも変わってきます。これらの様々なUXやデザインの手法は1つの大きな目的に対して気を付けるポイントやテクニックに「名を付けたもの」です。

では1つ1つ見ていきます。


デザイン思考・・・ユーザー中心で課題を定義しアイディアを考えていく手法です。プロトタイピングも含む手法ですが、本質的にはより良いアイディアを出すことに重点があります。

サービスデザイン・・・アイディアをサービスにすることに重点があります。言い換えると全体を整えてビジネスにすることに重きありです。

アジャイル・・・とても大きな意味を持つ言葉ですが、端的にはモノづくりの手法です。なので作る場において力を発揮します。

DevOps・・・これも大きな意味を持つ言葉ですが、作ったものを改善しながら運用していく手法です。

UXデザイン・・・これこそ広い言葉ですが……様々な手法を使ってユーザーのことを大事にして形にしていく手法です。これは各工程で本質的な価値を見失わないように使われます。

UIデザイン・・・インタフェースを考える手法です。アイディア段階から重要な要素ではありつつも実際のソリューション作成時にその真価が出ます。


そして次に「マインド」です。 手法はあくまで手法であって見よう見まねでも出来てしまいますが大事なの裏にあるマインドです。


人間中心主義・・・ユーザー中心、顧客中心と言い換えてもいいです。ソリューションや技術ではなくユーザーを中心に物事を考える考え方です。どれだけすごい技術でも、どれだけ綺麗な画面でも、人の役に立たないならしょうがない。そんな考え方です。様々なアイディア創出時のよりどころになります。

経験主義・・・やってみないとわからない、という考え方です。どこかにBest Practiceがあるわけではない。経験を繰り返すことのみで学ぶことができ、改善できるという考え方です。明確な答えがない、でも明確な失敗から改善はできる。モノづくりの中で重要になります。

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蛇足おわり。

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