見出し画像

塩分量と満足感を両立させる方法

久しぶりに満足バランスのいい食事ができたので、思いついたことを書きます。
あらかじめ断っておきますが、塩分量を考えた献立を紹介するわけではありません。
こういう風にしたら塩分量と満足感が両立するのではないか?という提案です。


現代人が気にする塩分の取り過ぎ

おいしく食事をしたいなら塩分はけっこう取ってしまいがちですが、かたや取り過ぎに注意と言われて日頃常にジレンマを抱えて食生活を送ってる人も多いと思います。まぁ総じて塩分取り過ぎの人が多いでしょうね。

10g/日ですか、厚生省が言っているのは。10gなんて一品食べたらすぐ到達するレベルなのでこれもまた厄介です。でも無視はできない。だから同じ量の塩分でどうやったら満足できるのか?を考えてみたわけです。

実際に食べたメニューの5品の定食で考えてみした(ごはんはカウントしてません)。

ごはん
鶏の照り焼き
エビフライタルタルソース
チャプチュ
コンソメスープ
お新香(黄色)


片寄塩分の献立

外食などで多いのが1つのメニューに塩分が偏っているパタン。
今回で言えば鶏の照り焼き、またはチャプチュが塩分濃く作られていてそれ以外は薄い、など。

この場合、人は塩分が低いメニューを塩分が高いメニューを同時に食べることでおいしく食べようとする傾向があるようです(自己視点)。

と考えたら、人って口の中の塩分を感じる感覚を一定に保てば満足感があがるのではないか?

バランス塩分の献立

そう思ってたんですけど、今日食べた実際のメニューで気が付きました。

ただ口内の塩分感覚を保つのではだめで、何パタンかある塩味を1食で網羅できていれば非常に満足感が高いみたい。で、先ほどのメニューは最高の組み合わせと感じました。

①ごはん           無塩
②鶏の照り焼き        メイラード反応+甘味+塩味
③エビフライタルタルソース  酸味+香ばしさ+塩味
④チャプチュ         ごま油+醤油+塩味
⑤コンソメスープ       うま味+塩味
⑥お新香(黄色)       甘味+塩味

ごはん以外に塩味はついてるのですが、これらが全て1品としては薄味でした。

でもね、これが全てのメニューにおいて違う塩味なんです。つまり一食で5パタンの塩味を口にできる。食べ進むにつれて楽しくなって食べてしまう食事は久しぶりでした。

でさらに不思議なのは、食べ進んで楽しくなったら食べ過ぎるじゃないですか。

それが全くない(笑)。

いや、もう食べ進みながら満足感も進みまくるって感じでした。ほんとに久しぶりに「食べたあとの口直しさえいらない」という食事でした。

食後満足度に大切なこと

この食事、1品1品みたら大したことないんです。普通においしいだけって感じ。

でも組み合わせてみたら、すごい、こんなに満足感の得られるものだったなんて。

定食ってすげぇ~!

と思っちゃいました。

やはり大切なのは、組み合わせ。

何と何を組み合わせて食べるか、で満足度が高まり、食べすぎも防げて、腹持ちもいい。

これ大事ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?