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台湾のナイアガラと九份へ、いざ

2016/4/22投稿

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―体調は全快だと思っていた。しかし、私は猫村で急な腹痛に襲われた。


稲葉さんと2人で謎解きが始まりました。
昨日は朝ごはん以外何も食べてない。水はコンビニでミネラルウォーターを買った。朝食べた生煎包は作り置きではなかったし、火も通っていた…はず。いったい私に何があたったのか?


推理をすること数分。…もしや松山文創園區で飲んだSlimming teaが原因ではないか、という結論に至りました。
以前稲葉さんがどこかの国で買ったSlimming teaは「便秘に効くよ!」と謳われていたんだそうです。…ぜったいコレのせいじゃん。ってうかSlimmingってそういうことか!…まさか自ら体に負担を与えるようなものを体調不良時に飲んでいたとは。

トイレへ駆けこんで、正露丸をのんだらその後は何ともなくなりました。私は便秘を解消したいのか軟便を解消したいのか…。でもとにかく、ありがとう、正露丸!世界一周には多めに正露丸を持っていこうと心に決めた瞬間でした。


謎も解けたので、台湾のナイアガラと呼ばれる滝「十分瀑布」移動します。
台鉄・猴硐(ホウトン)駅→台鉄・十分(スーフェン)駅 15元(約50円)

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駅に降りると人だらけ。露店もたくさんで相当な観光地のよう。
滝までは駅から徒歩30分。軽いトレッキングです。
結構歩いたなーというところで、ザ―っという音が聞こえてきました!滝です!

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水しぶきなのか、歩いている途中に降り始めた小雨なのかわからないけど、とにかくマイナスイオン的なものがすごい。

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上から見ると確かにナイアガラのように、平坦なところから一気に水が落ちていきます。
緩と急。静と動。一瞬の力強さに自然のエネルギーを感じます。あぁ、だから私は滝が好きなんだよな!

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戻ってきた駅近くで食べた昼ごはん。340元(約1,122円)
牛肉とネギの炒め物と、タケノコの炒め物。タケノコのほうはあっさり塩だれで美味しかったです。


ちなみに十分駅では天燈あげのアトラクションも人気です。
200元(約660円)

願い事を書いて空に飛ばします。
赤色は健康運、青色は仕事運など色によって願うことが変わるそうです。
左側のなんちゃって中国語が私のお願い。やっぱりお腹が元気で旅ができるように願わずにはいられません。

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ところで、皆が天燈をあげているのは、なんと実際に使用されている線路のど真ん中。猴硐駅や十分駅がある路線「平溪線」は1時間に1本しかない超ローカル線なんです。だからこんなアトラクションもできるんでしょうね。



今日のメインスポット九份(ジォウフェン)には日が暮れる前に移動しました。
台鉄・十分駅→台鉄・瑞芳(ルイファン)駅 19元(約68円)
瑞芳駅から九份までタクシー 205元(約677円)

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九份はド定番の観光地ということで、人でごった返しています。
狭い道の両側に食べ物屋さんやお土産屋さんが軒を連ねます。

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おやつに食べた豆花芋餅。1皿50元(約165円)
お汁粉みたいな感じのやつと、透明な方は麦っぽい何かが入った生姜湯っぽい感じでした。

そして、いよいよ日が暮れます!!
心なしか人も少なくなった…と思いきや、お目当てはみんな同じ場所でした!!

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もやのなかぼんやりと浮かぶぼんぼりの灯り。雨に濡れた石畳に反射する光は幻想的で、思わずため息が出てしまうほどです。

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『千と千尋の神隠し』のモデルのひとつなのではないかとも言われる、この景色。ずっとこの目で見てみたかったあこがれの地。私、ジブリのアニメで千と千尋が1番好きなんです。ジブリのヒロインって皆、自分の運命を理解していたり、強かったりするんだけど、千尋はもういわゆるイマドキの子なんですよね、最初は。序盤の車のなかでの、不貞腐れた千尋の表情とか最高ですよね。あんな風な顔していた子が段々自立していく。あー大人になるって、こういうことだよな、と。私にとってすごく大事な作品のひとつなんです。 

ちなみにここは明るいうちから人でごった返していましたが、そのときは聞こえていた中国語や韓国語が、暗くなってからは一切聞こえなくなりました。耳に入ってくるのは日本語ばかり。ほんとに日本人ってミーハーなんだから!(自分も含めて)


雨降る九份をあとにし、私たちは台北市内へ戻りました。
この日はまだまだ長いんです!お腹の調子もよくなったしね!
…つづく!

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