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会社を辞めたい私は、とりあえず本を書くことにした。

「会社を辞めたい」と思いつつ
5年ほど行動に移せないままでいる私です。

次に転職するなら自己肯定感が高まる仕事がしたくて、そのためには
①(わかりやすく)他人の役に立つ仕事で
②私の得意分野を活かせる仕事

だと良いなーと思っている。

①(わかりやすく)他人の役に立つ

世の中の仕事は漏れなく誰かの役に立っていると思うけど、私としては「わかりやすく」役に立ちたい。

例えば、保険を売る営業マンは
「いつか困った時に」役に立つ人であって、他人の役に立っているという実感が得ずらいと思う。顧客に感謝されるどころか文句すら言われるだろう。そういうのはちょっとヤダ。

こういういくつかの願望を元に選択肢を消しまくり、さらに自分の心が惹かれるキーワードだけを抽出すると「地域おこし協力隊」とか「こども食堂」とか「サードプレイス」とか「社会福祉士」とか「学童」とか、そういうところにたどり着く。

たぶん私は、善っぽさが前面に出た
キーワードに惹かれがちなんだと思う。

でも実際調べてみると、そういう【善】っぽい空気の周りには同じくらい【悪】も潜んでいて、考えるだけで疲れてしまう。私はいつだって理想を見すぎて、現実を前に心が折れる。残念ながら、私には【悪】っぽいものと闘うだけの気力や強さはないし、【悪】に遭遇して途中で投げ出すくらいなら、近づかない方が良いよなーと思ってしまった。

というか、そもそも「(わかりやすく)他人の役に立って善良な人間を装いたい」という、私の動機も偽善っぽいな。

なんだかその世界に足を踏み込んだら、自分を嫌いになってしまいそうだ。私が心惹かれるキーワードは、メインの仕事にはしない方が良いかもしれない。

②得意分野を仕事にする

じゃあ得意分野を仕事にするのはどうだろう。

私の得意分野は「広報業務(企画/SNS運用/取材/執筆/撮影/デザイン)全般」だと思う。

広報業務に関わる工程はどこをとっても、ある程度そつなく器用にこなせるし、やっていて楽しいし、早いし、平均よりはいい成果物を完成させることができる。問題は何一つプロフェッショナルじゃないところくらいだろうか。大問題だが。

まずは本を書いてみる

そんなこんなで、私の進路は迷走していた訳だけど、今日、ようやく何をしたら良いかわかった。

私、本を書くよ!!!!!!!!!

いや、前々から書こうとは思っていたけど、
「私が私を満足させるだけの本」じゃなく、
「私と似た誰かを助けるための本」を書くよ。

私の人生についてを1冊にまとめても
価値を見出してもらえないかもしれないけど

・山形のインフルエンサー
・山形にIターンした女性起業家
・地域おこし協力隊をしている主婦
・ワークショップを定期開催しているカフェの店長
・インドでヨガの修行をしたインストラクター
・7回の転職を経験している会社員

などなど、私の周りのすてきな人にインタビューさせてもらって、写真を撮影して、どういう経緯で今があるのかをまとめたら、私と同じように悩んでいる人たちに喜んでもらえるのではないだろうか??

ってか仕事とか関係なく
彼らと話したいしまとめたい!
胸が高鳴るってコレじゃん?という気配がある。

第1章は「私のじぶん探し」で
第2章は「彼等のじぶん探し」にしよう。
(※職探し…でもいいな。要検討。)

書いた本をnoteで公開したり
Kindleや文学フリマで販売したりすれば「誰かの手に渡った」という部分から「役に立ったなー」と思えるだろうし、上手くいけば感想なんかもらえたりしてものすごーく自己肯定感が上がるかもしれない。また、本をつくる過程に発生する作業はすべて、私の得意分野だし、好きな作業ですらある。

結果的に当初考えていた2項目も満たせそうだ。
んで、この本をポートフォリオにしたら
転職するにしてもWebライターとして仕事を受注するにしても、スムーズに行くかもしれない。

今日は行き詰まっていた人生と、
本の構想が一気に進んですごくHAPPYだった。

どうか明日の私の心にも
今日と同じ熱量が宿っていますように。
そして本の完成まで、この熱が冷めてしまいませんように。

2024/04/16_8

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