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ナオコライフ②49 ある部分を失うときにはじまること

2023.12.5

6時半起床。寝過ごした、それにしてもよく寝た。あわてて、コーヒーを淹れる。こんなに眠れるなんて安定している。

今日のタロット日記

「カップの4」
何か最近、現状に満足していない。もやもやしているところがある。ああでもない、こうでもないと考えるが、先行きが見えない。やることはやっているが。でも、進まないときは進まないものだ。悶々としている。

毎日ではないが、長く続けているヨガについて。27歳に発症し、30代半ばにタバコとお酒をやめるまで、自らの障害に自覚のない生活を送っていた。わけがわからなかった。医師からもわかりやすい説明がなかったと思う。親もわかっていない。みんなわからない状態。そして、30代半ばで、地元の精神的に悪い関係の仲間たちと縁を切った。今の主治医と出会ったのはその頃のこと。なんだかんだと文句を言いながらも、話の通じる治療を受けられている。お酒をやめましょう、とはっきり言ってくれたのも、今の主治医だ。それで、一発でやめた。断酒の後、何年かして飲んでしまったときもあったけれど。ウォーキング、たまにランニングを15分程していたこともあった。その流れでヨガをはじめた。お金がなくて習いに行くこともできず、習ったところで帰りにお茶にいくはめになるのは面倒だと、人間関係の問題もあり、ずっとひとりでやっている。最初は月ヨガのDVDから、月の周期に合わせたヨガを。女性の周期も関係ある。本もいろいろ見たりしたけど、本だと流れがつかめず、今はYouTubeがベスト。ハタヨガよりも陰ヨガの方が馴染んでいる。リラックス効果が高く、自律神経を落ち着かせる働きがある。わたしみたいな躁気質な人間は交感神経が高ぶり、それが眠れない理由となる。だから、陰ヨガが合っている。基本的に座してするポーズとなる。ヨガは呼吸だ。そして、言葉との出会いがあった。英語は義務教育であり、そして、音楽で触れたり、農場でタイの女性と1年働いたけれど、文法でひっくり返すのが苦手で英単語と日本語のミックスで話をしていた。今となっては、オラクルカードに触れて英語がもっとわかったらいいのに、と思う日々。それがヨガ本を読むことでサンスクリット語との出会いがあった。サンスクリット語は文語だから会話は勉強できないけれど、なんとも言えない親しみやすさがあり、英語よりも好きだ。赤根彰子『ことばのヨーガ』はヨガに関するサンスクリット語の意味を紹介する本。ヨガ歴は長いけれど、いまだストレッチの域を脱していないと感じている。まだまだ、ヨガの道は続く。オーム、シャンティ、シャンティ、シャンティー。

「ワークユアライトオラクルカード」より。

今のわたしに必要なことは何ですか?
「遊ぶ:楽しむ・お祝いする・深刻に考えすぎない」
まるでヨガのポーズをとっているみたいだ。わたしには遊びが足りないと言われている。そうはいってもね、なかなかむずかしいのよね。太陽の光がさんさんとさしているではないか。最近ぼんやり止まっている。堂々巡りだ。

冬の空気だからか、外へ出たがらない。すっかり閉じこもった状態だ。ぼんやりしてる。ホットカーペットで毛布にくるまり、読書する。母は新聞を読んでいてかさかさと音を立てている。静かだ。


2023.12.6

5時半起床。ヨガやって伸ばす。コーヒーを淹れる。今日はどんな1日になるのだろうと、思い巡らす。まだ予定は決めていない。

今日のタロット日記

「ペンタクルの9」
自立した女性像。才能も魅力もあり、周囲からのお引き立てを受ける。自立だなんて、わたしにはほど遠い。それでも、今与えられた環境の中で、やりたいことはやっている。お金になることばかりが仕事ではない、と考える。自分も周りも豊かにできる在り方をできたら、それが願い。

あなたにありがとうと伝えたい。何も語れる身ではないわたしは、言葉にならない思いでいっぱいになる。これ以上何も言えない。ありがとう。

母が出かけるついでに街で降ろしてもらう。相変わらず、本屋へ向かい、前から気になっていた本をやっぱり購入し、母に頼まれていたミニフランスパンを袋に詰めてもらい、店を出る。いつもより混んでいるドトールでエスプレッソを飲む。今日の店内の音楽セレクトがいつもと違う。それが妙に突き放してくる。最果タヒ『恋できみが死なない理由』を読む。時々無性に読みたい衝動に駆られる詩人だが、読んでいて共感するところと共感しないところが大幅に落差が出てくる。それでも、買って読みたい詩人というのはめずらしい。たぶん、最果タヒの言葉を浴びたい欲求が1番なのだろう。浴びていたいのだ。時々読んでいるうちに、頭が真っ白になって飛んでしまう時もある。それも読書。平日のドトールがざわついている。だいたい、ひとり客がほとんどの店内だけど。だからこの場所がいい。

母とフランスパンとピザ、フルグラを食べて、お昼にする。

当たり前のことが当たり前でなくなる時がくる。そして、それがまた当たり前となっていく。変わっていくこと。ただそれだけのこと。


2023.12.7

3時半起床。ヨガをさぼる。新しい石鹸で顔を洗う、ソルト&ミント。コーヒーを淹れる。淹れながらストレッチをする。読書する。

今日のタロット日記

「ソードの2」
タロットのことで、どっちつかずの状態で葛藤している。月も出ている、揺れている。がんばって仕事をしたいのか、このままでいたいのか、どっちなのか。占いは接客業だから、ここが問題となっている。接客業で失敗してきているから、余計だ。ただひとつ言えることは、タロットのおかげで、自分に正直になったということ。以前は書かなかったことを書いている。

新しい朝を迎える。幻想は終わり、確かさだけが残る。クリアな感情。明晰さ。これが求めていたこと。

風がびゅんびゅん吹いている。読みかけの本をあっちこっち読んだり、タロットやったりする。お地蔵さんのように台所の椅子から動かない。

睡眠不足のため、30分ほど仮眠をとる。

母とお昼を食べてから、部屋へあがる。ぼんやりしているようで、心のなかには火がぽっと灯っている。外では風が唸っている。オラクルを引きたくなってきた。

「セイクレッドフォレストオラクルカード」より。

残り2023年を心置きなく過ごすのに必要なことを教えてください。
「霧の沼地:忍耐」
沼にはまっている。今は進むときではなくて、じっと待つとき。そうしているうちに、直感が冴えてきて動けるようになる。それまで忍耐のとき。

適切なカードが出てくれた。だいぶほっとした。カードは潜在意識とつながっている。このオラクルデッキは信頼性が高くて、つい肝心なときに頼りたくなる。

動き出す前の静けさのようだ。





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