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ナオコライフ②52 静岡へ〜本屋を巡る旅

2023.12.14

4時前起床。ヨガをやる。体が立ち上がる。コーヒーを淹れる。タロット動画を見る。

今日のタロット日記

「ワンドの9」
学習能力があれば、過去の経験を生かし、ある程度は準備を整えることができるかもしれない。守ることも大事で、突進して前へ進むことばかりがいいわけではない。

今日は静岡市へ、本屋を巡る旅にきた。ずっとずっとこの時を楽しみにしていた。車中うとうとしながら、あっという間に着いた。12月だっていうのに、朝からたいして寒くない。まず着いて、谷島屋へ。オラクルカード目的で。大量にあるのに、お目当てのものがなく、散々見たけど、他にインスピレーションが湧くものがなく移動する。次はジュンク堂書店へ。タロットコーナーで気になる本をちらほら見ながら、今日は占いに関わってくる総合的な本が欲しくてきたが、ヒーリングのコーナーで一冊見つける。オラクルカードもお目当てのものが見つかり、飛びつく。ネットで買おうと思えば買えるけど、シャッフルしたり意味を見たりしながらゆっくり選ぶのはやっぱり楽しい。本も同じ。お昼を食べる。一汁一菜な定食をいただく。

てくてく歩いて、古本水曜文庫へ。一冊見つけた。そのまま歩いて、ひばりブックス&コーヒーへ。セレクトショップ。ここへ来ると読みたい本があちらこちらに目にとまる。その中でも、地元では見つからないタイプの本を選ぶ。店長さんと少しお話して、コーヒーをいただく。その後は、ひたすら歩き駅へ戻る。車中で、読書する。それにしても、本とオラクルカード以外は見向きもしない旅に少し呆れる。服を見ようとか、そういう欲求はないわけではないけれど、地元より溢れている場所で選ぶ気があまりしないのだ。いつもそうだ。

地元の駅に着くと、決まってドトールへ行く。遠い街から帰ってきた証が欲しいのか、そんな時間が欲しくなる。すぐにバスに乗って家に帰りたくない。しばらく、ぼんやりしてからバスに乗る。帰宅する。


2023.12.15

6時起床。昨晩はいつもより遅くまでおきていたからずれ込んだ。コーヒーを淹れる。昨日買った薄手の本がテーブルに置いてある。なぜ?という問いかけをくれた本。

今日のタロット日記

「ワンドの6」
称賛されたら、それはうれしいかもしれないけれど、称賛されるために生きているのではない。むしろ、自惚れたくない。それでも堂々としていられたらそれはそれで素敵なことだ。

昨日から読んでいた、伊藤亜紗『きみの体は何者か なぜ思い通りにならないのか?』自分の体は今生で唯一だ。この体でいるってことを、痛感させてもらった。著者は吃音をもっている。吃音についての感覚や症状や、吃音の回避の仕方など、それが人それぞれであるということをこの一冊を通して書いてある。わたしの障害だって人それぞれ個性がある。同じ病名でもまったく同じ人はいない。体にもアイデンティティがあるという。わたしの今の悩みは仕事を辞めてから太ってしまったことだ。ダイエットはしているけれど、なかなか思い通りに体重は減ってくれない。この体でいることに違和感を感じている。でも、どうにもならない。うまく体とつきあっていけない感覚だ。それでも、思い通りにならないこの体が思いがけないことを運んできてくれる、この自分の体を好きになれたら、それは幸せなことだと思う。

雨が激しくなってきた。遠出した次の日が雨だなんて最高だ。休息日。

新しいオラクルカード、「セイクレッドトラベラーオラクルカード」を開けて、まずは1枚1枚、英語があやふやなまま、絵を見ながら眺めていく。明るいメッセージが表現されているのが伝わってくる。人生の旅人であることで、助言になるような神託を届けてくれる。


このオラクルはなぜわたしの所へ来てくれたのでしょうか?
「上空から見渡す:全体像を見なさい」
本当に大事なことだけをしましょう。全体像がどうなっているか把握して人生の大きな決断をしていきましょう。タイムリーなカードが出てくれた。


このオラクルは何を教えにきてくれたのでしょうか?
「呼びかけに答える:時は今です」
あなたは呼ばれています。待ち時間はもう終わりです。あなたにとって真実の本物の人生がここからはじまるのです。わたしは呼ばれている。呼ばれているところにいく必要がある。

近所のカフェにて、新月ハーブティーをいただく。暖炉の火が灯っている。


2023.12.16

5時起床。いい時間だ。コーヒーを淹れる。外は風がざわざわと吹いている。朝からあたたかい。

今日のタロット日記

「ペンタクルの6」
相互関係のこと。会話のバランスでもいえること。聞くばかりではなく、聞いてもらうことも大事。そのバランスが取れてない時に、関係性は崩れてくることがある。

まさに昨日のカフェでのこと。会話のバランスについて話していた。正直に言って、わたしよりおしゃべりな人は苦手なのだ。苦しくなってくる。こちらが話すタイミングさえ失ってしまうから。でも、タロットでは人の話を聴くのが仕事で、それが大前提のもとで行われる。大前提だから、大丈夫なのかもしれないが、そういう状況になると聴く姿勢が固くなる。先日、30年の付き合いの男友だちとカフェで3時間話していてもまったく疲れ知らずだった。オーナーさんもいい感じで話してましたよね、といっている。そのいい感じでタロットをやれたら、相手もリラックスし、わたしも疲れないでいい時間が送れるのではないかという話になった。もっともな話で、でも、初対面の人とお互いの歴史を知らぬままにリラックス状態になることはむずかしい。結局は自分の在り方次第ですべて決まってくることなのだと思っている。だから、自分を癒すことが究極のことなのかもしれない。

「セイクレッドトラベラーオラクルカード」より。

今いる状況を教えて下さい。
「雄々しく勇敢に:情熱を持って行動しなさい」
おじけづいたり、ためらったりしている場合ではありません。前進するのです。怖いと思っても立ち止まらないでください。意見をはっきり述べ、自らの真実を尊重しましょう。

午後から母と庭へ出る。落ち葉を掃いたり、白い小菊やつわぶきが咲き終わったのを剪定する。それでも、ピンクの小菊はまだ健気に咲いている。水仙が花芽をつけて待っている。





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