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ナオコライフ114 太陽の光と草とわたし

2023.4.26どしゃ降り日和

4時起床。すっきり目覚める。コーヒー淹れる。一日のはじまりの静けさ。雨がぽつぽつと降っている。こんな朝が好き。しばらくして母も起きてきて、母のスマートフォンのことで、携帯ショップにいくことになった。緑茶を淹れる。いつもの朝ごはん。味噌汁に卵焼き、食後にイチゴを。雨がどしゃ降りだ。心が休まる。こんな日が時々あると、体調がリセットされる。

白湯ポットと湯呑をもって部屋へあがる。音楽を小さい音で聴きながら、ちょこちょこと読書する。長続きしない。こんな日はぼんやりするのがよい。コーヒーを淹れてゆったりしていた。そしたら、救急車がきて止まった。窓から見える路地をすぐ入ったところの家だ。ご近所さん、どきどきしてしまう。こんな雨がどしゃ降りのときにかぎって。しばらく二階の窓から母と見ていた。救急車はなかなか出発しなくて、心配になる。やっと音がして走り出したのがわかった。これだけで胸が苦しい。

早めの昼ごはんにホットケーキ。バターをぬってジャムのせて。とても糖質制限中とはおもえない食べっぷりだ。お昼はよしとしよう。いつからこんなにホットケーキがたまらなく好きになったのか、何かわたしの中にも健全さが生まれたようなそんな錯覚さえするほどに、食べることを喜ぶ。

どしゃ降りの中、母と携帯ショップへ。難儀なことになるとおもってたけど、母のスマートフォンのことでいろんなことに時間がかかり、トータル2時間かかって無事に終了。10回くらい同じことを説明したり、我ながらよくがんばった。終わったときは雨もやんでいた。疲れきって帰宅。コーヒー淹れて、ダンスミュージックを聴く。

ひと息ついて、夕ごはんの準備にとりかかる。母がこの季節最後のふろふき大根を煮てあったので、味噌だれを作る。鶏むね肉とレタスのサラダ、大根葉炒めも。二人でぐったりしていたが、どこか明るくいられるのだった。



2023.4.27太陽の光と草とわたし

4時半前起床。コーヒー淹れる。なかなか眠気が覚めない。今日はうってかわって晴れるらしいが。つくづく自分以外の人にはなれないということを考える。毎日の暮らしの中で、些細なことからもつきつけられている気がしてならない。その瞬間瞬間に選択を迫られている。感謝か怖れかのどちらの感情を選ぶかで、まるで人生は変わってくるのだ。感情は一瞬で変えることは可能で、自らに委ねられている。人のせいにしてる場合ではない。鳥が鳴きはじめた。ここはいいところだ。霊山である富士山の雪解け水を飲めるから、体の毒素を洗い流してくれていて新しい細胞に生まれ変わっている。ここに住むようになって、運気が変わった。今だに流れるままにいる。

外が明るくなった。緑茶を淹れる。母が起きてきて、ばたばたとしている。朝ウォーキングに出る。朝陽は素晴らしい。どれだけ今日一日を励まされるだろう。太陽の熱が体に伝わってまるで生まれ変わったようだ。川沿いの草たちが愛おしい。なんでもない草が。

朝ごはんをすまして、コーヒー淹れて部屋の日向に座る。コーヒーはおいしくて、光を浴びて溶けていくようだ。体に余分な力が働いていたのが、ほぐれていく。

庭の草取りを少しして、もう一度母のスマートフォンのことで携帯ショップにいく。担当の方が親切で助けてもらった。すべて完了し、帰宅する。簡単にお昼ごはんを食べる。

カフェにいく。庭のバラが咲いている。もうそんな時期、庭にエネルギーを感じるほどに植物が日に日に成長している。庭を眺めるばかりでぼんやりしてしまう。二人で静かに話す。

帰宅して、夕ごはん。残りのカレー、サラダを食べる。最近、母と和やかだ。


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