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#フード 記事まとめ

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レシピやグルメ情報、料理や食文化に関する考察など、食にまつわる記事をまとめていきます。
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2023年3月の記事一覧

パパのさんかくパン。

「パパのさんかくパンが食べたい!」 たまに子どもからリクエストされる朝ごはんがあるんです。 うちの子どもたちは食に興味がなく、あれが食べたいと言うことは珍しく、ましてやぼくが作るものを指名してくれることなんてほぼありません。 だけど、「さんかくパン」だけは指名してくれるんです。 さんかくパンとはなにか? それはチーズをたっぷり挟んだグリルドチーズトーストのことです。 妻もこれが好きでたまにリクエストしてくれます。 自分一人のためには絶対作らないのですが、家族が喜

手羽元、手羽先…、手羽中って何~?!鶏のプロにゼロから教えてもらいました!

こんにちは、全農広報部note編集部員Nです。さて。昨年から「いかにタンパク質をとるか」をテーマとしていまして、鶏肉を買う機会も増えました(でも相変わらず筋トレはしていない…)。そこで、ふと疑問に思ったのです。 手羽元、手羽先…、手羽中ってどこ??? レシピ本には「手羽元〇本」と書いてあるので素直に買っていますが、わかっているようでイマイチよくわからない…。全農グループで鶏肉といえば…全農チキンフーズ!というわけで、全農チキンフーズの3人の営業担当さんに聞いてみました

ぼくが料理人を10年して気づいた 賄いのポイント5選

㐂つねには賄いを作るときのルールがあります。 献立として、ごはんと漬物、汁物は固定であって、そこにメインのおかずが一皿、小鉢が一皿とサラダ一皿(メインとセットでも可)を用意すること。 そんなぼくが㐂つねで賄いを担当して1年が経ちました。 明日から4月ということで、sio株式会社も新卒の方を迎え (今日は入社式なんです!) 新しい仲間も増えて賄いを作る機会も今より減ってしまいそうです。。 賄いを作り続けたこの1年で、ぼくが意識していることや感じたことを備忘録的に、書き残させて

日本初の人工栽培トリュフの発生確認で、2033年、シェフは新しい日本の食材を手にする!?

「日本初、トリュフの人工的な発生を確認!」 2023年2月9日に発表されたニュースを目にし、驚きと同時に期待を膨らませた飲食関係者も多いのではないでしょうか。 茨城県つくば市にある森林総合研究所(正式名称:国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、以下、森林総研)が日本に自生する白トリュフ「ホンセイヨウショウロ(学名:Tuber japonicum)」の人工的な発生を確認したことを発表したというニュースです。 国内で初めて人工栽培によるトリュフの発生の発見事例と

ハラミを壺漬けしたら我が家は焼肉屋さん

むしょうに焼肉が食べたくなったある日。そのきっかけはこれ。 食器や調理器具の専門店にふらっと立ち寄ったときに見つけて、ひとめ惚れをして買った壺です。 🏺壺の中身はあれやこれこういう壺って、なにが入ってるかと思い浮かべると、梅干しとかお漬物を漬けてたりしそう。それからお店だと、うなぎや焼き鳥のタレが継ぎ足し継ぎ足し何十年も大切に受け継がれていたりもしそうな感じ。 そして、あれ。焼肉屋さんのあれです。 タレでもんだお肉が、こんな壺でテーブルに登場して、それをトングでつまん

喫茶店の沼にハマってしまった3月

今風のカフェしか興味なかった私が、シブい喫茶店にハマってしまった理由。 それは、僕のマリさんの『常識のない喫茶店』!!!という本がきっかけ。 これがとにかく、サービス業で働いた者には刺さりやすい、毒のあるエッセイに鷲掴みされ…。読んでいるうちに、実際に喫茶店に行ってみたい!となり、 3月はたくさんの喫茶店にお邪魔しました。 尾道浪漫珈琲 はじめての喫茶店デビュー。 サイフォンで淹れたコーヒーと名物のバターワッフル。 フカっ、サクっ、程よいあまっ。のあとのコーヒーが格別に美

旅する料理店、『 食堂アメイル』から考える『旅人を出迎える町である』、ということ。

三重県尾鷲市の九鬼の食堂『網干場』(あばば)で、旅する料理店 『食堂アメイル』(以下アメイル)が1ヶ月間限定のイタリア料理店を開店した。 お店が開店したのは1月の後半から2月の後半までの1ヶ月間。 お昼はパスタやリゾットなどのアラカルト(一皿)から選べ、夜は予約制のコース料理が食べられ、連日満席状態だった。 『旅する料理店』の名前の通り、アメイルの2人は、全国を旅しながら料理店をしている。 今回は縁あって、尾鷲市九鬼町の『網干場』を使って、1ヶ月間の料理店を開店した。

【喫茶マム】いよいよお店のメニューを考案。発表します!

想像するだけでも、どこか懐かしく、あったかい気持ちに浸れる――。「AJINOMOTO PARK」編集部のnoteでも、そんな喫茶店の持つ力をまとった企画をやってみたいとはじまった、架空の喫茶店づくり。 お店自体は架空のものですが、ロゴ、店舗イメージ、看板メニューなど、さまざまなことに実際に取り組んでいき、わたしたちが思う理想の喫茶店を描いていく。そして、その取り組みの中で、味の素社のこと、味の素社製品のこと、食のことなども楽しくお伝えしていけたらと思っています。 第三回目

記憶に残る最高の一杯

小学校の時に通っていた塾で他校の友達が何人かできた。その中の一人にYという同級生がいた。Yは塾に来た初日に鼻血を出していた。それが彼の第一印象だった。 そんなYはとても気のいい奴で、自然と塾の日以外でも遊ぶようになっていった。他校の友達の家となると自転車を使ってもなかなかの距離感になってくる。30〜40分かけてお互いの家に行き来した。 そんなYの実家はラーメン屋を営んでいた。 こだわりのスープとチャーシューが売りのラーメン屋。Yはしばしば塾の時にトッピング用のメンマやチャ

【餃子の食べ比べがしたい!】新宿駅×多種餃子

たくさんのお店が軒並み並ぶ新宿。 1つのお店でいろいろな種類の餃子が食べられる新宿駅付近のお店を4店舗紹介! 1.新宿駆け込み餃子 JR新宿駅東口と西武新宿駅の両方から徒歩5分という好アクセス。 24時間年中無休が嬉しい餃子専門店。 定番の焼餃子(580円)は肉汁たっぷりジューシー。 揚げ餃子では珍しい油淋餃子(300円)はコスパが良すぎる上に、サクサク美味しい。 餃子の種類がたくさんあるので何回も通って食べ比べしたいお店です! 2.大陸 JR新宿駅東口から徒歩

つぶつぶマッシュポテトたっぷりのミソスープ

たっぷりのマッシュポテトを、スプーンで混ぜながら食べる味噌汁。 じゃがいもの味噌汁といえば、定番中の定番ですね。おいしいことは保証済みですが、今日はこの見慣れたお味噌汁をがらりとおしゃれに、しかもさらにおいしくイメージチェンジさせましょう。じゃがいもをつぶしてマッシュポテトを作り、これを味噌汁の具にするのです。 今回のマッシュポテトは簡単版。へらでざっくりつぶしてバターを混ぜ込むだけで、粒が少し残った感じが、味噌汁にぴったりなのです。 春先から初夏にかけて産地をずらしなが

有料
300

タイムの工場見学 #02 定番だけど自慢、メバチマグロのツナ缶

こんにちはタイム缶詰です。 今回は「タイムの工場見学」第二弾! ツナフレーク缶をご紹介します。 タイム缶詰のロングセラー「メバチマグロを使ったツナフレーク水煮缶」「メバチマグロを使ったツナフレークオイル漬缶」。 いろいろな缶詰を開発してきましたが、実はこの2商品がずっと売上TOPをキープしており、自信をもって製造している商品です。 その特徴は、 ◯ マグロは明治41年創業の老舗「川印 村田漁業」さんが厳選した気仙沼水揚げのメバチマグロを使用 ◯ 素材にこだわった自社製野菜

揚げワンタンで一花

麺+麺タイでのラーメン的な存在クイッティアオ。日本語で言うところの”汁麺”は、どこのどんな地域でも必ずお店が出ている国民的人気の食です。 その汁麺に時折トッピングされている揚げワンタンが今日のお話です。 ワンタンというと、麺の一種として食べるワンタン麺、揚げワンタンであれば中身に何か具材が入っているものを私は想像してしまいます。 そんな私がタイに来て、ちょっと惚れ込んだものが中身の入っていない揚げワンタンです。 汁麺の中に茹でられた柔らかい麺が存在しながら、カリッカリの

喫茶マウンテンでイタリア人4人がパスタ議論

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 3月上旬、何年ぶりに名古屋に住んでいるイタリア人の友達に会いに行った。会うのも名古屋に行くのも久しぶりだったので、名古屋の名物や喫茶巡りをしたいと説明したら、友達3人ともマッシに合わせるからどこにでも付いていくと言われた。ということで、僕の目的である甘いパスタでもいいと確認を取れたのだった。 お昼ご飯は噂の「喫茶マウンテン」に行ってきた。友達は日本の喫茶文化に詳しくなくてそもそもあまり行かないからとても楽しみにして