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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2019年10月の記事一覧

ネット炎上のメカニズム:ネット炎上の拡大プロセス

日々、様々な話題がネット上を駆け巡っています。これまでの事案から、典型的なネット炎上の進行状態を仮定してみました。 下の図をご覧ください。 ネット炎上の生成プロセス図のように、ネット炎上の進行状態をLEVEL 1~4に分けて現象を整理してみたいと思います。 LEVEL1 :ネット炎上の成立   ネット炎上の構成要件は、燃焼の三要件に対比してネット炎上の拡散要件(火種、拡散メディア、話題)の3つです。 これらが成立して初めてネット炎上が発生することになります。内容について

ネット炎上のメカニズム:ネット炎上の三要素(概要編)

「ネット炎上」はいつ始まった?下のグラフはGoogle Trendsで「ネット炎上 」というキーワードを調べた結果です。  Google Trendsのスコアが初めて0でなくなったのは、2006年5月です。Google Trendsのスコアは、Google検索の結果ボリュームが最大であったタイミングを100とした相対的な数値です。 つまり「ネット炎上 」という言葉は、Google Trendsでヒットし始めたこのころに使われ始めたと考えられます。 グラフから、その後スコア

「無人島でお祭り」にしない。コンテンツに橋をかける重要性

「コンテンツを作ったけど、見てもらえない。。」「渾身の記事を書いたけど、思ったよりPVが伸びない。。」そんな悩みを抱えるマーケターから時々相談をもらいます。 私は2012年頃からBtoB企業のマーケターとしてコンテンツマーケティングを実践し、コンサルタントとしても様々な企業のコンテンツ発信に関わってきました。 今回は、私がコンテンツを見てもらうために日頃から意識している『コンテンツに橋をかける』ことについてご紹介します。 「無人島でお祭り」になっていないか著名ライターの

Twitterで「1万いいね」以上ついた広告&デザインと詳細データを全公開します

2018年10月に「INSPI(インスピ)」のTwitterアカウント(@inspi_com)を開設してから今月でちょうど1年が経ちました。この1年で8万人以上もの方々にフォローしていただき、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。 このnoteではINSPIの1周年を記念して、過去1年の間にINSPIで紹介した広告・デザインの中で「1万いいね」以上ついた投稿と、そのツイートアナリティクス(各ツイートの詳細データ)を全公開したいと思います。 エンゲ

日本6位はもはやマス?クラシルのインスタが逆転でNo.1フォロワーになるまで

こんにちは、delyでマーケティング統括の執行役員をしている野村です。Twitterアカウントはこちら。内容おもしろいと思ったらぜひフォローお願いします。弊社代表の大変ありがたい無茶振りを受けまして、重い腰をあげて筆をとりました。Instagram Day Tokyoも盛り上がってましたね。 実はこういった記事を書くにはちょうど良いタイミングでして、リリースも出させていただきましたが、クラシルのInstagramのフォロワー数が、国内のレシピ動画アプリ運営企業アカウントにお

【Instagram活用】InstagramDay2019〜企業が生活者にどうメッセージを届けるか〜 #IGDAYTOKYO2019

こんにちは、Snapmart・トラベルフォトライターの"もろんのん"です。今日はFacebook社主催の、広告代理店やブランド担当者向けのセミナーに行ってきたので、以下まとめです。 なぜInstagramを使うのか?ユーザーは、新しい発見を求めているから。 Instagramの3つのビジネス活用機能①エクスプローラー 発見タブは、フォローしていないアカウントの情報が、パーソナライズしてお届けされる。 ②ストーリーズ 毎日5億のアカウントがストーリーズを利用 ③Shop

本を出すまでの3ヶ月間にnoteを始めて良かったこと

「本のプロモーション」というと、noteでは「一章全文公開」「有料マガジン」の手法が有名ですが、自分はそのどちらでもなく、noteと本それぞれに楽しんでもらえることを目標に、地道に投稿を重ねる道を選びました。 もともと、noteを開始する前の私には、次のような課題がありました。 <note開始前の課題> ①本の発売情報を連続的に盛り上げる手段が無い (SNSに連投してもウザいし、どう本の話題性を持続すべきか…?) ②本で使用したいハッシュタグを広める術が無い (本の読者と

僕はClosingが得意なSalesではなくOpeningが得意なSalesと働きたい(セールス関連)

InsideSalesも急募なのですがSalesも急募しているので、Salesについても記載していきます。 ちなみにInsideSalesは現在4名の組織に2019年中に2-3名増員しますが、Salesは現在4名(+内定者3名)の7名、ここに2020年3月までに+5名増員しますのでSalesの方が急募っちゃ急募だなと気づきまして、急いでSales版のnoteを書きました。 ※ちなみにトップ画像は11/15(金)虎ノ門ヒルズで開催しますMobility Transformati

400円なのになんで撮るの!?『若者のプリクラ事情』について🧚🏼‍♀️💘

みなさんこんにちは〜〜! 『ワカモノのイマを発信する定期note』第10段は、neorare最年少、2000年生まれの さえぴょん が「ワカモノのプリクラ事情」についてお送りします🐰💕 女子中学生や女子高生は友達と遊ぶ時に必ずと言っていいほどプリクラを撮ります。しかも、1回だけでなく2.3回撮ることも珍しくありません。 ではなぜ、『スマホでも多くの盛れるカメラアプリが登場したのに1プレイ400円のプリクラを撮るのか』という部分にフォーカスを当てて書いていきたいと思います

消費者は4回評価する。だからファンが大切。だから刹那的なインフルエンサー起用は意味が薄いというお話。

昨日公開したこちらの記事がよく読まれているので、気を良くして第二弾。もうちょっと掘り下げて、なぜファンが大事なのか、なぜ(フォロワー数が多いだけの)ファンでもないインフルエンサー起用にあまり意味がないのかをまとめます。 前の記事の最後にも書きましたが、ファンでなくても、フォロワー数が多く、インプレッションやリーチ力が大きい従来型のインフルエンサーにも一定の「宣伝効果」はあります。 「新しいガリガリ君のXX味食いてー!」「今年の冬にスタバから出たXXラテがおいしすぎて!」な

ソーシャルメディアで「売上」を作る、最新プロモーション思考法

今回は、弊社プランナーの久保(@shabuface)が行った社内向け勉強会の一部を書き起こしました。テーマは「ソーシャルメディアで『売上』をつくるためのプロモーションの考え方」。 ソーシャルメディア上で実施するプロモーションにフォーカスして、「オンライン上のクチコミ(UGC)の増加が売上をつくる」メカニズムと、プロモーションの作り方についてご紹介します。 目次 ・「バズる」ことは本当に必要なのか? ・本当に求めたいのはフォロワー数やリーチ数ではなく「意向」 ・クチコミが増

ラグビーワールドカップはマーケ的な学びの宝庫

ラグビーワールドカップが始まってから4週間、僕は毎日ワクワク過ごしています。 もちろん、いちスポーツファンとして日本の快進撃を楽しんでるんですが、それ以上に、マーケティング的に「へぇ〜」という学びが多くて、そういう意味でワクワクしてる毎日です。 全てを俯瞰して見てるわけじゃないんでランダムですが、"ハタ"から見て「これいいなぁ」と思った施策を紹介しようと思います。 チケットデザインまず最初に目についた施策、チケットデザイン。日本文化を表現する「武者絵」のイラストでラグビ

UIデザイン力を鍛えるリデザインの勧めとコツ

Twitterでクラシルのリデザインの題材として使って良いとつぶやいたら数名からリデザイン案をもらえました。ありがとうございます! リデザインは、デザインの基礎スキルを身につけられると思うので、どんどんやったら良い派ですが、リデザインする際は何かにフォーカスすると振り返りしやすく技術を積み上げやすいです。 今回は、僕もクラシルのリデザイン案を作りつつそのコツを書いてみたので参考になればと思います。 デザイン力を鍛えるリデザインのコツ インターン採用でリデザイン課題を出す

インプレッションとリーチを金で買う従来型インフルエンサーマーケティングの限界と新しい潮流について

巷はインフルエンサーマーケティングで花盛り。 手法そのものは悪くありません。むしろその逆で、インフルエンサーマーケティングはこれからより一層、重要な役割を担うようになる。 でも、もうそろそろ、お金でインプレッションとリーチを買う従来型のインフルエンサーマーケティング(1.0)は終わりを迎えると思います。 理由はたくさんあります。 インフルエンサーはPaid Mediaじゃないはず[課題1]インプレッション/フォロワー数至上主義 いわずもがなのやつです。いままで、多く