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改*最近観て泣いた映画の話#2

※この記事はネタバレを含みます
(↑いかにもってやつ)

どうもやすです。
一昨日書いたアメリカンヒストリーX

・1回目観た時の充実感と後悔
・「圧倒的」な経験による変化と「核心」

に関して書いていけたらと思います。

初めて観たのは確か4年前くらいで、27歳でした。
学生時代に観ておけばよかったなーと本気で思いました。後悔に近い感覚だったかもしれません。
 いわば、作品を見ての充実感と後悔の感覚が同時にきた感じでした(ちょっとチープな表現になってしまった汗)。

有色人種差別に関して僕の見解をここで話しててもしょうがないのでそこに関しては何も触れませんが、
 このテーマはアメリカでは相当な年月というスパンで、解決することなく繰り返していくのでしょう。

この映画の核にあるのは、この作品のハイライトである、獄中でのデレクの絶望的な体験後のスウィーニー校長からの言葉に集約されてると考えてます。


「怒りは君を幸せにしたか?」



この映画を観た1回目の時にぼくは、「良い言葉だな」とは確かに思いました。
しかし、
今回2回目に観て、このシーンで僕はボロッボロに泣いていました。
正直この時の感情を文章にできるかというとできないです。でも、めちゃめちゃ感情を揺さぶられて、胸の奥が熱くなる感覚が ここ数ヶ月〜1年以内くらいで一番くらいました。
デレクも泣いてましたね。

デレクは刑務所に入る前に強烈な体験をし、また一種の洗脳状態や環境も相まって「怒り」に取り憑かれていました。「怒り」に支配され毎日を過ごしていました。

それが、数年の刑務所内でのまたこれも強烈な経験により、180°デレクという人格を変えたのでした。
それまで当たり前だった人種差別。
一種の「思い込み」がスッと溶けていき、振り返れば「虚しいこと」だったとはっきり確実に感じるようになったんですね。「疲れた」とも話してました。


自分の固定観念を疑うということや、
そもそも「固定観念」「固定概念」てなんだ?っていうところに気付いたり、考えたりすることはかなり有意義だと思います。

また、「怒りは君を幸せにしたか?」(2回目)
は格言といえますね。
何かよくないことがあると周りのせいにしたり、毎日忙しくしてイライラ過ごしている社会人生活において、根本的な人間のマイナス因子である「怒り」に対して大きくシンプルに問いを立ててます。

偉そうな文章になってしまいましたが、
まずは自分ごとだと思って、この作品を観たことを財産にしたいなと。
子どもが15歳くらいになったら観ろと伝えます。

また、「今」がめちゃめちゃタイムリーな時期なので、是非試聴をお勧めします。

最後までありがとうございました!



https://youtu.be/6oS6Mwfdt80

#映画 #アメリカンヒストリーX #エドワードノートン #BLM #自己紹介 #アメリカ #日記

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