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コロナ騒動の中で考えていること:健康について①

いまだ冷めやらないコロナ騒動の中で、今回はそもそも健康とはなんぞや?ということについて、あらためて考えて見ようと思う。

そもそもの話、健康ってなんだろうか?

健康について考える前に、ずっと感じていた違和感がある。それは病気というのは、それほど忌むべきものなのだろうか?

もっというと病原菌やウイルスは、私たちの敵なのだろうか?

またもうひとつ疑問がある。ワクチンや薬を飲めば、安心という考えである。私もそうだったのだが、これからも自分の健康をワクチンや薬に任せきりでいいのだろうか?

今回の騒動の中で、様々な人のコロナ関連の記事を読ませて頂いた。どの方の記事も読み応えがあって、まだまだ理解出来ていないことも多々ある。それらを読んでいて改めて気づいたのは、今回の新型コロナウイルスに関わらずウイルスや病原菌は私たちのそばにあって、ずっと共生してきたという事実だ。コロナウイルスも風邪の型の一つで今まで風邪を引いたことのある人であれば、15パーセントくらいはコロナウイルスが原因のようだ。

少し話は変わるが、整体という言葉の生みの親で野口晴哉(のぐちはるちか)さん言う方がおられる。野口氏によると風邪は正しく引くのが肝要であるとのことだそうだ。風邪によって体温が上昇し、発熱によって体内の不要なモノが燃焼され、引く前よりも健康な体を得られる。風邪とは本来そういう風に引くものらしい。初めて聞いたときはあまりに自分が今まで知っていたこととかけ離れていた。ただ病気=良くないモノとされていることにも違和感を感じていたのでそういうこともあるのかも知れないと思った。

今日、カミさんに野口氏の風邪についての話をすると(カミさんなんて書くのは初めてだ笑)アメリカに住んでいたときのことを話してくれた。

カミさんがアメリカに住んでいたときに風邪を引いたことがあるそうだ。サンフランシスコの友人の家に遊びに行った際に、寒さと疲れから風邪をひいてしまい、どうしようか知人に相談すると漢方をくれたそうだ。曰く、アメリカの薬は効き目が強い物が多いからアジア人には向いていないとのこと。「その漢方を飲んだあとはどうしたらいいの?」とカミさんが友人に聞くと、ベッドサイドに水があるから言われ、詳しくは飲めば分かるとのことだった。そして、カミさんはその漢方を飲み、布団をかぶって寝はじめた。それから漢方を飲んでしばらくすると体がサウナに入っているように熱くなり始め、今までにかいたことがないくらい汗が大量に出たそうだ。結果として、その風邪はたった一晩で治ってしまったらしい。

まさに野口氏が言うような風邪の引き方のお手本が身近にいたようだ笑

風邪は2泊3日、3泊4日で治せたら十分のようだ。それから考えるとカミさんは随分と早く治したが、治ったあとは凄くスッキリしたらしい。本人はこのことを忘れていたようだが、このように風邪であれば風邪を活かして、本来の体のちからを取り戻すことが出来るようだ。それは風邪だから言えるのであって、新型コロナウイルスはそうじゃないという意見もあるかも知れない。また難病であればその限りではないのかもしれない。ただそれでも病気になる意味、理由というものがあると私は思う。

健康というのは病気にならないことではなく、病気になった際に人間が本来もつちからを発揮出来るようにすること。また普段から人間本来のもつ生きるちからというものを養っておく、ということが今の私の健康というものに対する答えだ。

次回は自分のからだをどうやって養っていくのかということについて、ごく最近実践しはじめたことを兼ねて書いて行こうと思う。

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