会社にいる人たちってどんな人なのか

社会人になってから、僕は3つの会社に就業経験があります。大手2社、中小(オーナー企業)1社という感じです。

そこにいる人たちの質、という話をしたいと思います。

まず、いる人間の「種類」はそんなに変わりません。ほぼ同じです。大手と中小ではその割合がちょっと違うかな、という印象です。

中小にいる人
・優秀な人(会社の実情に明るく、社外との交渉も上手な人)は少ない。社員数の絶対数が違うので余計にそう感じる。
・学歴の高い人もたまにいる。動きを見てると優秀な部類ではない。
・様々なマナーが緩い人がいがち。道路に唾を吐くとかね…。
・ほんとに一つのことくらいしかできないような人もいる。FAXとりまとめてExcelの表にするみたいな。
・ご意見番みたいなおばちゃんがいる。
・明らかな太鼓持ち社員がいる。課長くらいで終わる。
・めちゃくちゃ人を楽しませることが上手な面白い人がたまにいる。
・コミュニケーションは比較的ウェットになりがち。

大企業にいる人
・凡庸オブ凡庸。面白い人少ない。
・それなりの大学出ていても、自己研鑽する人は少ない。会社で用意された研修しか出ない、自分の担当業務の本や講習を受けたりしない。
・上から言われたことを大変そうにこなしているだけの社員も多い。でもそういう社員は評価される。大きな会議で風呂敷広げるだけのやつとか。
・大きな集合体のいち歯車なので、前工程や後工程も長く、「ともあれ自分のターンが無事に終わればいい」と考える社員が多い。
・大きな企業だと度を過ぎたことができないという点もあり、穏やか(無関心ともいう)な人は多い。

きっと大企業にも面白い人はいるんでしょうが普通な人が多すぎて見つけられません。あとそれぞれと絡む時間が少なさ過ぎて見えてきません。

大きな会社は「明日いきなり収入がなくなる」なんてことはほぼなく、それまで築き上げられてきたシステム(ビジネスモデル)によって収益があがってきます。
なので、その会社が持つべき機能も多く、そのために部署も多いわけです。部署や構成する人数が多くなると、自分の仕事で関わる人が散在することになり、ともなってそれぞれとのかかわりが薄くなります。
かかわりが薄くなることによって、その人個人のことを知る機会は減ります。
よって、「面白い人だな」「すごい人だな」と感じる機会も減る、というわけです。

一方、中小企業にいると、企画だけじゃなく営業推進をやったり、業務連絡を発行したり、プレスリリースを書いたりWEBサイトを作ったりなど、あらゆる業務を任されることもあります。
そうすると、社内で自分の顔も自然と知られるようになり、相手もいつも同じ人物が出てきたりと、交流する時間が増えます。
そうすると食事する機会もできたりして、人となりを知ることになるのです。

僕としては、大企業の安定性はすごく好きです。未来に対する試行錯誤ができるから。
ただ、中小企業ほど仲間のことを知ることができないので、そのあたりは自分から動いていくしかないですね。


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