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『notobira』短編小説集

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『notobira』は「のトビラ」の意です、お好きな「あなたのトビラ」を開いてください(。。)n こんにちは。拙い文章で大変申し訳ございません。 本当は大事なことと存じ上げている… もっと読む
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記事一覧

『知時畜』

『知時畜』【超短編小説 090】 大学生の雄太はバイト帰りの道端で黒いバンの運転手が何かに…

notobira
3か月前
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『蚯蚓と花』

『蚯蚓と花』【超短編小説 089】 春の朝、眠りから覚めた美咲は、自らの身に起きた異変に気…

notobira
3か月前
71

『turn』

『turn』【超短編小説 088】 turn1307 生後6時間で死亡。 ≪reset≫ turn6201 生後1週間と2…

notobira
2年前
47

『マニュアル』

『マニュアル』【超短編小説 087】 就職活動も終盤。内定をもらっている企業のうちの一社に…

notobira
2年前
68

『なつとさくら』

『なつとさくら』【超短編小説 086】 なつは話してくれた。 「僕が目覚めると目の前には必…

notobira
3年前
41

『被り』

『被り』【超短編小説 085】 今日はいい天気だ。工場を閉めるには、もってこいの陽気だ。 朝…

notobira
3年前
38

『チーかま』

『チーかま』【超短編小説 084】 俺の母はひどい親だった。 人としても、最低な人間だった。 母は自分の事をゴッホやピカソの生まれ変わりだと信じていた。 昼間はアトリエに籠り、永遠に完成しない何かを描いていたが、 日没と共に近所のスナックやバーに、毎日通っていた。 そしていつも朝帰り。 俺が中学生の時、学校に行く途中、道端で寝ていた母を発見して家まで運んだ時もあった。 父は、俺が小学校低学年の時に家を出ていった。 度重なる母の浮気と浮気相手の赤ちゃんを内緒で中絶していた

『冬』

『冬』【超短編小説 083】 春の日差しは心地よいですか? 花咲く景色は嬉しいですか? あな…

notobira
3年前
37

『愛のピラミッド』

『愛のピラミッド』【超短編小説 082】 彼女と初めてキャンプに来た。 バーベキューの後片…

notobira
3年前
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『ねぇ 知ってる?』

『ねぇ 知ってる?』【超短編小説 081】 志津子は、修治のマグカップに白湯を注ぎテーブル…

notobira
3年前
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『真実を語る鳥』

『真実を語る鳥』【超短編小説 080】 僕が中学1年生の時に父は死んだ。 父と母は別居してい…

notobira
3年前
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『3人の刑事』

『3人の刑事』【超短編小説 078】 「これは殺人ではありません。108つの偶然が重なり合った…

notobira
3年前
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『読書が好きな君へ』

『読書が好きな君へ』【超短編小説 077】 君が本を読むことが大好きなのは知っているよ。 い…

notobira
3年前
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『レーズンパン』

『レーズンパン』【超短編小説 076】 毎週日曜日の朝は、焼きたてのレーズンパンを買う。あなたの好きなレーズンパン。 朝食が白米とお味噌汁の時は仏頂面で、おかわりもせずに「ごちそうさま」というあなた。レーズンパンの朝は機嫌よく、3枚食べても食べ足りないとわがままを言うあなた。 家にレーズンパンを切らしたことは無い。今朝もレーズン入りの食パンを二斤買ってきた。もうあなたは居ないのに。 離婚して一年。あなたと一緒の生活で習慣になっていったいろいろなことが消えていった。