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歩行の見方⑤【PSw〜Sw】

誰でもできる『歩行の評価方法』シリーズ

本日はTSt(立脚終期)からSw(遊脚相)までの歩行評価を説明致します。

評価する姿勢

 非麻痺側の方で支えるもの(机や壁など)を設置する。

 PSwまでの姿勢
↪︎ 非麻痺側を一歩前に出し、麻痺側下肢の踵を浮かす姿勢を取る

Swの評価

ポイントは『体幹部が安定した状態で麻痺側下肢を振り出すことが出来ているか』を評価する事が大切です。

『評価方法』
足が振り出しにくい方に対して評価をする為、こちらが介助した環境下で行うことが望ましいです。
↪︎ 骨盤を支え、麻痺側下肢のつま先を把持し振り出す際の介助

チェックポイント
☑︎ 非麻痺側や体幹の伸展が保てているか
☑︎ 振り出した足に対して骨盤が付いてこないか
☑︎ 股関節屈曲が十分に動かせているか
↪︎ それぞれがどの段階で(遊脚前期/遊脚中期/遊脚終期)崩れや異常をきたしているのかを評価

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