韓国では浴室にバスダブ（浴槽）がない家も多く、毎日シャワーですませるという人がほとんどです。仮に浴槽があっても、たまーにお湯をためて浸かったり、キムチを漬ける時に大量の白菜等を洗って塩漬けする際に活躍するくらいではないでしょうか。

　日本のように追い炊き機能がついた浴室を見たことがない（聞いたこともない）んですが、だからでしょうか。家族全員が同じお湯を共有して使うというのも、韓国では一般的ではありません。誰か一人お風呂に入ったら、お湯は全て流してしまうのですよね。
　
　それから、浴室にはトイレが設置されているのが一般的です。シャワーをする時にはシャワーカーテンがないと、トイレがびしょびしょになります。ちなみに、脱衣所もありませんので、シャワー後の濡れた浴室内で、服をできるだけ濡らさないように着るという技術が求められます。

　毎日お風呂に浸かるのが当たり前だった日本から韓国へ移住した人たちの多くは、口をそろえて「お風呂が恋しい」と言います。わが家では夫が病気を患ったことをきかけに、プラスチック製の折り畳み式浴槽を購入したので、時々家でのお風呂を楽しんでいます。でも、やっぱり広いお風呂や温泉が恋しい！

　というわけで、昨年あたりから近所の銭湯や市内のスパに時々行くようになりました。今回の音声配信では、そんな韓国の銭湯&サウナ（チムジルバン）でびっくり仰天したことについてお話ししています。

　余談ですが、昨年4月に数年ぶりに銭湯に行った時は、洗い場でも「マスク着用」で驚きましたが、今はマスクをしなくても入れます。そういえば昨年韓国では、海やプール、銭湯で使える防水マスクがマートなどで売っていたんですが、日本でも防水マスクって売られていたんでしょうか？一度海水浴で使ったら、結構息がしにくい代物で、すぐ外してしまったんですけどね…。

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『お風呂屋さんでびっくり！韓流ハダカのお付き合い』

《番組内容》
韓国の銭湯でカルチャーショックを受けたことや、韓国のサウナ、温泉についてのお話です。／2023.06.09収録

　番組内でお話しした温泉は、北朝鮮に隣接するエリア、江原道高城コソン郡にあるパインリッジリゾートでした。ゴルフ場が有名で韓国ドラマのロケ地としても知られているようです。

▶トリップアドバイザーの情報はこちら。パインリッジリゾート
▶韓国語の情報はこちら（浴室写真あり）。파인리즈리조트(아젤리아스파）

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