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時間が足りなかった直島旅行

週末に高松と直島に行ってきました。
金曜日の夜出て、土曜日朝高松に着き昼にジャニーズのコンサートを見てからフェリーに乗り16:25に直島到着しました。

夜は夕食難民

まず、草間弥生の赤かぼちゃが出迎えてくれます。

赤かぼちゃ

宿にチェックイン。
帰りも宮ノ浦港から帰るので、宿は宮ノ浦でとりました。
もうこの時間では入れるアート施設はほぼない(だいたいが16:30まで)ので宿でまったり。
宿の人が生協は19時、セブンイレブンは21時に閉まるから気をつけてと教えてもらったので、朝食用に何か買いに生協に行きパンとオレンジジュースをかいました。(島には生協2店舗とセブンイレブン1店舗しか店はありません)
そして、屋外作品ちょっと見て夕食食べ行こうと思いまして、宮ノ浦港方面に向かいます。

直島パヴィリオンから夕陽が見えるよー

で、飲食店を探します。
まず、閉まってる、
次、予約で満席、
閉まってる、
閉まってる…

もう、諦めましたよ、パンあるし。

まさかよね。
行かれる方、予約した方がいいですよ。

パン食べてから、直島銭湯「I♡湯」に行きました。
中におっきい象がいる以外も細かいタイルとかかわいい。
BGMもとてもあやしくエロティックでした。

急勾配に死す

2日目、やっといろいろな施設を回れます。
お前、朝食はどうした?という問いには、私の宿泊した宿は朝トーストと飲み物が自由に食べれるところだったので無事食べれてます。
ありがとう。

8時20分頃宮浦港のコインロッカーに荷物を預け、バスは9時からだったので、悩んでレンタルサイクルを借りました。
朝8時から開いているベネッセミュージアムと屋外展示の黄色いかぼちゃの方を目指します。
それなりに勾配がありちょっと嫌になってくると地中美術館が現れます。
でも、私はもっと向こうに行きたい。
そして少し進むと自転車通行禁止ゾーンになり、ベネッセハウスミュージアムの方には進めません。
なので、山を登ってつつじ荘の方を目指すことになりました。
めちゃめちゃ急勾配。自転車乗るの高校生ぶりだし、普段運動してない人間が耐えられる道ではない。辛い。
辛くとも漕いでいれば到着するもので、すごいね。
つつじ荘所にチャリを置いて、徒歩です。

すぐに南瓜が見えます。

朝ならそんなに人いないから記念写真撮りやすい


美術館の開館時間と予約

ベネッセハウスミュージアムは8時から21時まで開いておりいつでも見れますが、地中美術館と杉本博司ギャラリー時の回廊は予約制なのでどちらも回りたい場合どう予約を組むか悩みました。
地中美術館がどれぐらいの規模でどれぐらい時間が必要かがわからなかったので。
杉本博司ギャラリーはおおよそ30分くらいとわかっていましたが。
予約取る時、どちら11時からしか空いていなかったので、杉本博司ギャラリーを11時に、地中美術館を12時にしました。


まず、開いているベネッセハウスミュージアムに向かいます。
つつじ荘から徒歩で歩いていくと
ベネッセハウスのかっこいい建物たちと、アート作品が見えてきて、でもなんか松生えててかっこよかったです。

松と松と海(TravisJapanではない)

さらに進むと
こんなのが見えてきます。

なんかかっこいいやつ(向きとか変えれた)



階段を降りていくと浜辺に

なんか海の中みたいなジャングルジムみたいなやつ


安藤忠雄建築って感じする

この階段の壁っぽいのの右の方を行くと
なんかものすごいのが隠れている。

ウォルター・デ・マリア「見えて/見えず 知って/知れず」


ベネッセハウスミュージアム

また、歩き進めると、ベネッセハウスミュージアムがあります。
ベネッセハウスミュージアム内は自由に写真がとれます。(現代芸術は写真撮れるものがほとんどよね)

杉本博司が海の写真撮ったやつのやつ


館内で座礁していた船が
向こうに見える浜辺にほんとに打ち上げられていた


館内に雑草はえてるこれも作品

細かい部分が面白い美術館でした。


歩いてヴァレーギャラリーに。


ヴァレーギャラリーはベネッセハウスミュージアムのチケットで見られます。
草間弥生のナルシスの庭があります。

このミラーボール絶対自分写り込む


この先がやばい

こんな気が狂いそうな空間に、外でウグイスが鳴いていてよりなんというか、生命体とか精神とか全部がつながっている感覚になる。
かなりすごい展示でした。


ヴァレーギャラリーを見終わった時点で10時10分
李禹煥美術館が近くにあったけど、11時に杉本博司ギャラリーを予約してあって間に合うバスは10時22分のしかなかったため断念。

11時から杉本博司ギャラリー時の回廊へ

写真作品が多いです。

ジャコメッティ撮ったやつ
建築と自然と海の写真


自然の中に茶室が!

この茶室が見えるところで呈茶がいただけます。(観覧料に含む)


杉本博司ギャラリーを出るとショップがあります。草間弥生のグッズの品揃えがよいです。


さて、私は11時52分に地中美術館につくバスに乗りました。

地中美術館

バスがついた所にあるチケットセンターでチケットを発券します。
予定時間の10分前から引き換えできました。
そこから歩いて地中美術館へ向かいます。

地中美術館

地中美術館はクロードモネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームス・タレルの作品が展示されています。
写真はミュージアムショップ手前のスペースまでで、中は撮れません。あと、地中なので電波がないです。

図を見てもあんまりよくわからない造り

作品数として少ないもののこんなレベルの作品なかなか見れないってものがドン!ドン!ドン!とあるので大興奮。

モネの睡蓮っていっぱい見たことあるけどほんとピンキリで、
ここまでいい睡蓮には出会ったことがない。
それを上から差す自然光で見る。(え、傷まないの?)
こんな贅沢な鑑賞体験はない。

ウォルター・デ・マリアは広い階段の空間に、さっき道中でみたみたいな、でかい球体が真ん中にドーンとあって、周囲に金色に塗られた棒が均一に(でも形が三角柱四角柱五角柱が組み合わせてある)立ててあるみたいな感じで、その階段を上ったり下りたりして空間を体験できる。
とにかくすごい。

ジェームス・タレルは3作品あり、
アフラム、ペール・ブルーはプロジェクターにより青い光が映し出さる。
オープン・スカイは空を切り取ったような空間。(越後妻有の光の館と似ている)
オープン・フィールドはもう、ものすごい体験だった。すごく光に包まれてよくわからなくなる。終わるとこういう空間だったのかとわかる。

こんな美術館見たことないよ、マジ最高。

地中美術館で出している書籍、地中トークが面白くて買った。始めにのところが主観的すぎて同人誌的で面白そうで。

本村エリアに向かう

地中美術館のカフェでさくっと食事を済まし(ご当地感が欲しくて頼んだレモネードが瀬戸内産でなくシチリア産だった…)、本村エリアに向かいます。

シャトルバスでつつじ荘に向かい、そこから再び自転車で本村エリアへ。
もう自転車が嫌になっていましたが、比較的なだらかでなんとか行けました。
家プロジェクトを見るのですが、どうやら本村ラウンジ&アーカイブで共通チケットを買う必要があるみたい。
チケットを買うと、南寺の入場整理券を貰いましたが1時間半後の15:35の回…帰りのフェリー16:35なんですけど大丈夫ですかー?
とりあえず巡ります。

石橋


はいしゃ


角屋


護王神社はガラスの階段が地下の石室に繋がっています(石室も見れる)

15:35までにまだ時間があるので、ANDO MUSEUMへ

写真撮影はOKなのですが、個人で楽しむ範囲でとのこと。

直島で作った建築物のラフデザイン等があったり、地中美術館の模型があったり(これで構造が理解できた)、あの光の教会の模型があったりします。
建物自体、元の古い木造の建物とコンクリートの空間を融合させていました。
傾斜の働きや採光の方法なども感じ取りやすい作りとなっていました。


本村エリアにはカフェがいくつかあり休憩しやすそう。
私は歯の矯正のリテーナーしてて水しかのめないので、南寺近くの公園で水を飲みつつ待ちます。

南寺はジェームス・タレルの「バックサイド・オブ・ザ・ムーン」があります。
15分入れ替え制で家プロジェクト共通チケットと共に共通チケット購入時に貰う整理券が必要となります。
だんだん目が慣れてくる不思議な感覚が体験できます。

終わると16時頃。
急いで宮ノ浦港へ。

とても平坦な道で10分くらいで到着しました。
無事に家に帰る最終フェリーにのれました。

さようなら、直島。
今回、李禹煥美術館に行けなかったのが残念だった。

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