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ノリが悪くて「もしも…ワールド」の領域が頭ン中にない父ちゃん(夫)

オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ

ウチの父ちゃん(夫)は、
何かにつけ私とは対極の生き物である。

ウチの子4人の分析によれば
母ちゃん(私)→ 単細胞の嬉しがりでアチャポチャ
父ちゃん    → 賢いし考え方もロジカル見てくれも頭脳も理系

なのだそうな。
父ちゃん(夫)と車で買い物に出かけた時のこと。
隣の車線を走行する、
ものっ…そ、頑丈でタフそうな大型車を前方に発見!

CAPCOMのゲーム「バイオハザード」
米FOXチャンネルのドラマ「ウォーキングデッド」が好きな私。

※ウォーキングデッド…ウォーカー(ゾンビ)だらけの世界を
サバイヴする生存者達の人間模様を描いた
アメリカFOXチャンネルの人気ドラマ(ちょと古いが)

私監督、総指揮の脳内劇場がさく裂。(私の日常には欠かせない)
運転してる父ちゃん(夫)に

「なぁなぁ、隣のトラック見て!
ゾンビウイルスがアウトブレイクして
ウォーカー(ゾンビ)だらけになったら
あのくらいの車GETせなアカンで。
逃げ込むのは米軍キャンプが賢明やなっ!
武器もあるしな!」

父ちゃん(夫)は冷たくメガネを光らせクイッとあげながら

「ゾンビウイルスはアウトブレイクせーへんしウォーカーだらけにもなれへんから車も武器もGETせんでよろしいっ。」

 ケッ! 

せやなーっ!とか言うてくれへんのや。めっちゃノリ悪ない?
が、しかし!
CAPCOMのバイオハザードのゲームはムキになって
難易度の高いモードひたすらやり続け
スペシャルアイテムGETするのが好きなウチの父ちゃん(夫)。
難易度最高レベルのゾンビに襲われ八方塞に追い込まれ、
何とも言えん断末魔の様な声をあげ、過呼吸の様な状態でコントローラーをガチャガチャしているのを私は知っている。


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