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オンラインで友達を作るなんて無理でしょって思ってたけど・・

コロナになってから日本に帰れずにいる。

コロナ前までは毎年、日本に帰って、実家の家族との時間をたっぷり過ごしていた。

日本には友人もたくさんいる。学生時代から会社員時代まで、ありとあらゆる友人達と飲み会をするのが年一の定例行事だった。

ま、飲み会に関しては日本に住んでても行けなそうだから、海外にいることは関係ないかもしれないけど。


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コロナがきっかけなのか、去年あたりから、ネット界隈ではあちこちで「コミュニティー」と言う言葉を目にする。

オンラインコミュニティに参加する。
オンラインの中で、リアルとは別の社会を持つ。

それはわかるけど、僕にはネットで新たな人間関係を作るなんて、まったくイメージできなかった。

僕は古い人間なので、誰かと仲良くなるといったら、もっぱら「飲み会」だ。

飲みにも行かずに誰かと仲良くなるなんてハードルが高すぎるように思う。

けれど、そんなこともやっていかなきゃいけないかなぁって言う思いはあったし、毎年毎年、何かしらの講座なのかコミュニティーなのかに参加はしている。


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今年の年初にクラブハウスが流行った。

僕は初期に招待状もらうことができて、一時はいろんなルームを覗いてみた。

けど、ほとんど聞くだけだった。

自分から何かを発信したり、人と絡んだり、ってのはできなかった。

仕事も止まってる今、何かアピールしたいことなんてないし、

情熱をもって語れる熱い趣味も、得意技もない。


なんともいえぬ挫折感を感じて、そのうち苦痛になってやめてしまった。

オンラインだけで、人と仲良くなるなんてやっぱ僕には無理だ、、と思った。


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そんな中、今、僕は「ネクディメQ」という講座に参加している。

その講座は、一言では言い表せないほど内容が多岐に渡っているが、とにかくやたらと、本当にやたらと、参加者同士の絡みが多い。

セミナーの日も、オンラインでただ見てればいいだけじゃなくて、知らん人とズームで一緒にワークをやったり、深い感想を言い合ったり、ガッツリ座談会をしたりする。

リアルでの対面なら何とかなる僕も、ZOOMはめちゃやりづらく、最初は苦痛でしかなかった。

けれど、嫌でも鍛えさせられる。


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最初に変化を感じたのが、ようこさんとの出会いだった。


noteを始めてみようって思って、でも、右も左もわからなかったときに、このようこさんが無料相談をやっているのを見つけて、申し込んでみた。

確か2時間近く話をさせてもらった。

無料なのに2時間も・・と思いながら頭が下がったけど、おかげでnoteのことがわかり、よし始めよう!ってスタートダッシュを切る事ができた。

彼女はネクディメQの参加者ではなかったけど、なぜかTwittterの投稿が目に入ってきた。

なんのご縁だったんだろう。


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それから1ヶ月後、noteを書くモチベーションがだだ下がりした時、僕はまた、ようこさんに連絡をとった。

「すいません、、何書いていいかよくわかんなくなってきた。もう一回お話しできませんか?」

「また連絡いただけるなんて嬉しいです。ぜひやりましょう!」


2回目はもっと打ち解けていろいろな話をした。2時間半ぐらい話しただろうか。ほとんど雑談だった。とても楽しかった。

終わったあと、ふと思った。

「あれ?俺、会ったこともない人とオンラインで雑談してる?」

とても不思議な気分だった。


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その後もいろんな人とズームで対応する機会が増えた。


ある人には自分のnoteを一緒に見ながら、意見やアドバイスをもらった。

ある人には占いで、ある人からは筆跡診断で、自分の性格をズバッと当てられた。

ある人は鍼灸師で、僕が今学んでいるマッサージ業界の事をいろいろ教えてもらった。

ある人にはInstagramの活用方法や「インスタグラマーって何なの?」ってなんてことを、こまごまと聞いた。

逆に、自分が誰かの相談に乗って、喜ばれたことあった。


ズームの会話はちょー苦手だと思ってたのに、気づいてみたら、

てか、あれ、俺、すげーいろんな人とオンラインで雑談してるぞ。。

って。


これがコミュニティーの力なのか。


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そのネクディメQという講座もラスト1ヵ月となった。


オンラインで人と仲良くなるなんて絶対無理だと思ってた。


そんな僕が、今は8名のチームを組んで、普通だったら知り合わないような個性的なメンバーたちの中で、それぞれの課題を一緒に頑張っている。


コロナでほとんど時計が止まっていたような去年と比べて、この2〜3ヶ月で学んだものはとてつもなく大きいものに感じる。


このメンバーのの中に将来の友人はいるんだろうか。

もしかしたら。。

・・なんて一筋の光を感ている。

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