多胎児虐待死亡事件

またもや起こってしまった多胎児の事件。

お母さんが、双子の長男を殺害してしまった。

これを見て、お母さんの気持ちがすごくよくわかる。この子はたぶん、なにかしらの障害か病気かを持っていたような気がする。500gという超未熟児で産まれ、成長にも不安があったのだろう。

私の子供もともに1200gの未熟児で産まれ、やはり、片方には障害が残ってしまった。

2歳と考えると、お母さんはまだどん底から抜け出せなかったんだろうな。片方は順調に成長していき、ますます、離れる2人の差。わかるよわかる。

焦るんだな。我が家も今や、1歳ぐらいいや、もっとか、成長の差は出ている。当初は戸惑ったし、いまだに、次男も普通だったらなぁと思うことは多々あるが、それ以上に、次男は次男なりの成長を遂げてくれているので、3歳を過ぎた今は、些細な成長がうれしいし、障害のことを気にするのは年々減ってきている。一生0にはならない厳しい現実はあるのだが。

このお母さんももう少しの辛抱だったのに。と、思う。もう少しでトンネルから抜け出せたと思う。でも、あばらの道だったんだろうな。まだ。私も2歳なんて、獣街道まっしぐらだったもの。

最近は多胎児のサポートを!と声高に叫ばれているが、多胎は妊娠中からリスクも高いし、障害を持つ子供が産まれるケースも単体よりはるかに高い。そこを周知し、そのサポート体制も早急に整えてもらいたい。



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