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焙煎豆屋への“道”

0からのスタート

さて、着々と準備が整ってきたわけですが、まずはECオンリーで始めようと思っていたのでこれから何をすべきなのか夜な夜な考えていました。

頼れるのは自分だけ。
やれるのは自分だけ。
考えるのも、動くのも、もちろん自分だけ。
さぁどうする。

済 会社設立。
済 焙煎機購入。

あとは、
美味しい珈琲を焙煎すること。
珈琲を販売すること。

出来るかどうかも分からないなか
人が出来てるんだから
俺でも出来るだろ。
と妙な自信があったことを覚えています。

私財をガッツリ投入して、退路を断ったわけですが、何から始めようか。。

という事でまずはInstagramを始めてみることにしました。

そして、友達には何も言わずに1000フォロワーを獲得して、そこから友達にも言っていこうという謎のルールを課しました。

Instagramは難しい

全て知らない人で、フォロワーを1000人も獲得するという無理難題をクリアするのに考えた戦略とは、とにかく地道にコミュニケーションを取って行こう!でした。

そして、自分がフォローする人を増やしすぎると、自分に本当に必要な仕事に関係するようなフィードを逃してしまいそうなので、あまり増やさないようにと我慢することにしました。

そこから、毎日毎日来る日も来る日もInstagramを開いて、coffeeに関する人たちを探しては、イイねやコメントをしまくり、1日10人くらいのペースでフォロワーを獲得して行くことに成功しました。

気付いた時には自分のルールを守りながら、目標を達成していました。

販売サイトについて

販売サイトは色々ある中からBaseを選んでみました。使い勝手が良さそうという理由だけで選びました。

デザインとかは、出来るだけシンプルにして、サクッと作っちゃおうと思っていましたが、やっぱりさくっとは行かず、中でも送料の設定が本当に手間取って、この設定にリアルに2ヶ月くらいかかってしまい、オープンが遅くなってしまいました。

コーヒー少量であれば単純にネコポスだけでなんとかなるのですが、色々組み合わせると色んなサイズでの配送が必要になってくるという、お客様任せの設定しかできない仕様なので、とても難しいです。

こうなったら。。。。
自分と同じようなサイトをTTP(徹底的にパクる。)しちゃおうと思い、同じような環境のショップを周り、送料の設定を紙に書き出してみました。

それらをベースにより良いやり方を考えて
無理やり完成させました。

焙煎について

これは本当に1番難しく、永遠の課題です。
焙煎機を購入した際に基本的な焙煎の仕方を教えてくれましたが、いかんせん3キロの焙煎機なので、最少が1キロでの焙煎。

圧倒的に焙煎経験がないため、練習に練習を重ねる事で大量のコーヒーが完成してしまいます。
そして、ある程度特徴のある良いコーヒー豆で焙煎しないと、その焙煎が狙ったものなのかどうかの確認すらできない。

一言で言うとコーヒー地獄。。。

ネットで焙煎について調べても出てくるものは手鍋焙煎や、コンロ?でやるようなものが多く、火力の違いや豆の量の違いから中々参考にはならず、3キロの焙煎機の扱い方を教えてくれるようなものは皆無でした。

とにかく、同じ豆で何度も極端な焙煎をやって地道に探していくしかない感じで、大量のコーヒー豆の行き場にも困るそんな感じの修行です。

はじめの一歩

何もない0からのスタートではありましたが、何をいつまでにやるか追い込む事で、無事一歩踏み出す事ができました。

ついに焙煎豆屋さんとしてスタート。
これからも常に勉強して変化できる焙煎屋さんを目指します。

頭の中にはアントニオ猪木さんの
“道”を思い浮かべて。


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