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【予算850億の元バイヤーが解説】1円でも高く売るには

こんにちはのじです。
(私の記事は #NP企画  で検索できます)

大手ドラッグストアで10年化粧品バイヤー、1年半雑貨のカテゴリーマネージャーをしてました。辞める年は850億の予算を管理してました。
今は化粧品メーカーでマーケティングやってます。

今日も前回に続いて売価の話です。

バイヤーが1円でも高く売るって言うとイメージ悪いですが詳しくは以下をどうぞ。

皆さんはお客さんが単品の価格を細かく把握している商品がどれくらいあると思いますか?

あっちの店では◯◯円、こっちでは◯◯円、あそこの日替わりだと◯◯円

みたいな感じで1円安かったからお客さんに幸せを運ぶ商品の事です。

1割?2割?

いやいや

実は全体の数%しかありません。

それらの特徴として

ターゲットが幅広い
低~中価格帯
大量のCMが入っている
良くチラシに掲載される
買い換え頻度が高い

があげられます。

あと牛乳やティッシュなんかの品種で価格を認識している商品もそうです。

これらの商品はお客さんも価格には敏感で10円売価が違うだけで販売数が大きく変わったりします。

それだけ生活に根付いている凄い商品って事です。

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