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【活動紹介⑨】ゲーム式ワークショップ

セミナー以外にも、小学生から大人まで参加できるゲーム式のワークショップを独自開催しています!

年齢も知識や経験の量も関係なく、みな同じ条件で夢中になって参加できるなかなか面白いゲームなので、

国際協力に興味のない人でも楽しんで参加してもらいやすいです^^


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【ゲーム型ワークショップイベント一覧】

◆【結局、貧困って誰が悪いの?】”世界の格差を体験する” 富と貧困ゲーム

富と貧困赤


◆途上国の”あたりまえ”を体験する【貧困脱出ゲーム】

貧困脱出ゲーム

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ゲーム内容は各ページをご覧頂ければと思います(^^)/

最近では、ありがたいことに中学校や高校での開催依頼や、SDGs理解のために企業内での研修依頼も増えてきていて、1人でも多くの人に参加してもえたら嬉しい限りです♪


ここでは、これまでの開催で印象に残った出来事と、これらのゲーム開催の目的について書きます!


▶事件!〇〇をめぐって大人が本気で喧嘩する

富と貧困ゲームの中では国(チーム)に分かれて、道具や紙をつかってモノを生産してもらいます。

そのため、国によって持っている道具や紙の量やモノが違うため他国と交渉や協力したり進めていくのですが、基本的には全てスタッフの介入は一切なく参加者同士でやりとりを進めてもらいます。

そんな中、ある回の中で 参加者同士が結構なオオもめ!!

外から見ていてもなかなか険悪な雰囲気で、決着がつかなそうだったのでスタッフが初めて介入する事態に。


当事者に話を聞いてみると、喧嘩の原因は


”ハサミ”の使用について。


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、、、いや、たしかにゲーム内でハサミの存在はかなり重要ではあるんです笑

しかし、大人が(学生さんでもなかった)ものすごい真剣に喧嘩する内容としてハサミっていうのはなかなか面白いし、

それだけ夢中になってゲームにのめりこんでくれてると思うと嬉しくもありました。


イベントの開催の目的としては大成功だなと,,,!!


(ちなみに、喧嘩は仲裁にはいって穏やかに解決しました笑)


▶ゲーム式ワークショップを開催する目的とは

目的は大きくわけて2つあります。

①参加しやすい・興味を持ちやすい

途上国のことについて知ってください!貧困について学んでください!!

って言われても正直なかなか興味をもってもらえないです。

やっぱり重そうだし、自分も本当に興味があれば別ですが他団体さんで開催しているそうゆうイベントやセミナーになかなか興味を持てないのも正直なところです。


ただ、このゲーム形式のワークショップにすると、

まずはゲームを楽しめる!

振り返ってみるとめちゃめちゃ勉強になってた!

という流れが汲めるので、子どもから大人まで幅広く参加してもらいやすいですし、気軽に参加してもらいやすいのです。


講義だけだとやはり限界があるなーと感じます。

その結果、教育機関での開催のご要望を頂けるようになったんだと思います。


どちらのイベントもゲーム中は参加者は本当に楽しそうだし、本気で悩んでるし、めちゃくちゃ頭つかってもらってます。


②自分事・当事者になれる

実際カンボジアにきて、農村部にいって、貧困地域の生活を目の当たりにしてみて、、、も!

自分事にするのってすごい難しいんだなって感じるんです。


ツアー参加者を見ていても

リアルに目の前でその光景をみているのに、やはり客観的な視点しかもてないし、どこか他人事というか
(当の本人たちは全くそんなことないと思ってると思います!し悪気があるわけでも考えてないわけでも全然ない)

”自分事”にするのって本当に難しいなぁと感じる場面が多々ありました。

あと、人の気持ちや生活を想像してみろとか言われるけど、それも限界ありますよね~。


ただ、開催しているゲームのどちらもあくまでもゲームの中だけの疑似体験にすぎないのですが、

ゲーム中はゲームの中でおきる様々な出来事が自分(やチーム)にふりかかってくるし、自分で考えて選択をしないといけないし。


あと、リアルな行動が出ちゃうんです。


頭の中ではみんなが公平に幸せに!と思ってても、実際ゲームの中での行動は自分中心だったり、弱い立場の相手に強気に出てたり。


これも良い悪いでなく、

やっぱり自分ごとになったら理想と実際にとる行動は変わっちゃうし、

余裕とかなくなっちゃうし、状況によっては希望も持てず諦めちゃうってこともあるし、不平等だなって不満も感じるし、相手のことが嫌いになっちゃうし、 とかとか


すごい自分の中でリアルな感情が生まれるんですね。

ただのゲームなんだけど、これがまたすごいリアルなんです。


で、振り返りをしていくと自分事として体感するし、そこからはじめて途上国や相手のことを想像してみるとより自分事として捕えてもらいやすくなります。


本当は、これらのゲームに参加した後にカンボジアに遊びにきてもらいたいくらい!


なので、このゲーム形式のイベントは結構有効的だったりします。


あとは、単純に楽しい!

ので、機会があればぜひご参加お待ちしております^^

(自分の本性出ちゃいます笑)


NPO法人HERO


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