残業と完璧主義からの解放
慢性型残業女が年始に「毎日19時にPCを切る」宣言をして1ヶ月が経とうとしている。
社会人7年目で今までと全く毛色の違う部署へ異動し、わからないことだらけ。積もりゆく仕事。伸びる残業時間。かといって、心底やりたいことでもない。
そんな仕事にプライベートを削られてたまるか!と、思い切って19時にPCを切るという時間制限をかけた。
そしたら、思ったよりもポジティブな変化があった。
今後また残業地獄になりかけた時に見返すために、まとめておこうと思う。
「19時強制終了宣言」をしてよかったこと
主によかったことは3つだ。
①完璧主義からの脱出
時間内でできる範囲で仕事をやるようになった。
以前の私は、7年目として仕事ができる人でありたくて、いろんなことをちゃんと、こなそうとしていた。
パツパツのスケジュールの中、サクサクこなせない障壁に当たるとすぐイライラしていたと思う。
そこを、「この量の時間に対してこの量をこなすことは無理なものなのだ」と捉えるようにした。お皿に乗らない料理はのせないよね?
時間内に対応できない仕事については、
「できなかった」ではなく、「自分の実力外であり、実力外のことはできなくたっていい」という考え方へシフト。
完璧主義ってどうやったらやめられるんだろうと思ってたんだけど、こうすれば良かったのね。
イライラが減ったと同時に、「やるべきことをやった」という達成感も同時に得られるようになった。
②翌朝の仕事着手が早まった
完璧主義を辞めた私には、「明日の自分に託す」の選択肢が生まれた。
今までの私なら、可能な限りの業務を終わらせてから翌朝を迎えるようにしていた。
そこを、当日19時までに終わらなかった仕事はその場で中断、翌日続きをすることにした。
朝パソコンを開き、「さて何から始めよう」と思う時間が1番やる気がなくなる時間だと気づいた。
朝は、頭が空っぽの状態だ。
ただでさえ乗り気ではないのに、やることを脳の引き出しの奥から引っ張り出して新たに始めようとするのはかなり大仕事であるし、無駄な時間が生まれがちだ。
机の上に仕事が出された状態であればすぐ着手できる。結果無駄な時間も無くなった。
③仕事の質が高まった
仕事の時間制限をする=仕事を切り捨てることだ、と思ってたけど違う。
この気づきが一番の成果かもしれない。
手を広げてアタフタしていたところから、1つの仕事を丁寧にこなせるようになった。
仕事の調整に関するメールの返信も、粗雑に打っていたところを、ちゃんと読み返す時間ができた。
複雑な案件の説明も、ちゃんと図解をして噛み砕いて説明できるようになった。
「できることを最大限やる」とはこういうことだ。
改めて読むと割と当たり前なこと言ってるなとも思う。
多分2年前くらいの仕事が暇な時期は、
当然のごとく思っていたようなことだと思う。
環境が変わった今、改めて気づけてよかった。
というか、19時じゃなくてもいいかもしれない。今後は18時半を目指そう!
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