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「○○してくれない」という感情解消のための備忘録

Noteを書くために、土曜の朝は早々に家事を終え、近くのカフェでブランチをするようにしている。この時間が至福であるなと気づきを得た2023秋。
一気に思考がポジティブになったツイートがあるので記録したい。

IBJの婚活カウンセラーの方のツイートである。
相手に対して、「このスペックがない!」「あれもやってくれない、これもやってくれない!減点!」と言ってばかりでなかなか相手を探すことができない婚活民に向けて発されたツイートだ。
(この方のツイートは、婚活中でなくてもパートナーとの関係性において非常に前向きになれるのでぜひフォローをお勧めします)

反応が様々で面白かった。たくさんの引用ポストがついていた。
「私にはそんなメリットないかもしれない…!」と気づきを得ているものもあれば、「書き出してみましたが30個はありました!」「10個もないけど5個特別大きなメリットがあるからオッケー」という自分にはメリットがあるから結婚できないはずがない!と感じているものもあった。

これらの引用を見て私は思った、「ああ、提供できるメリットの数を数えることがゴールではないなあ」ということを。(もちろん、自分には価値がない!と卑屈になることも違う。)
相手と謙虚な気持ちで向き合えているかを見直すことが目的なのだ。
「本当に10個のメリットがあるか」ということが大事なのではなく、
「自らを振り返り謙虚な心を持て」
というメッセージであると受け取った。

自分のスペックを見直すという形で、等身大の自分を見つめ直すことはまず第一歩だと思う。
その上で、相手が自分のためにあれこれやってくれることを望むなら、自分は「相手のために」どんなことをしてあげられているだろうか。

そして、「何かを提供できていること」だけが大事なのではないと思う。謙虚相手に向き合うということは、相手が既に与えてくれているものに対して目を向けることにもつながると思うのだ。
これは婚活者だけではなく、相手ができたとしても同じように持ち続けないといけない感性だと思う。
最近の私は、相手に対して「これをやってくれない」「こんなことを言ってきて嫌だった」という負の感情が渦巻いていた。そういう時は、次から次へと嫌なことばかり目についてしまい、より大きな嵐へと成長させてしまう。このまま関係を続けていいのか分からなくっていた。
そんな時、このツイートを目にした。

私のために彼なりにやってくれることって実は結構たくさんあるんだよな。
1日過ごすだけでたくさんの彼なりの優しさを見つけることができた。
分かってはいたけどネガティブ感情にここまでかき消されてしまうんだなあ。


ここまで書いて見直すと、本当に当たり前のことしか書いていないと気づく。「やって欲しいことは自分もやってあげましょう」「相手のいいところを見つけましょう」って小学生の作文か?
なのに、びっくりするほどその思考はかき消されてしまう。
問題は、自分が「やって欲しい」と思っていることって案外限定されているということ。自分のその時々の感性によって、または周りから見聞きしたことによってやって欲しいことが決まってしまう。
その通りのことが返ってこないと「これをしてくれない」という感情が生まれてしまうのだ。特に私のような神経質な人間は、すぐに×をつけてしまう。

望んだそのまんまの形じゃないかもしれないけど、相手が提供してくれているものや、やってくれることが当たり前になっていて無意識に助けられていることがたくさんある。
相手が与えてくれているものに目を向けることを忘れないために、このツイートを記録していつでも見返せるようにしようと思う。


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