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117.TTP?!パクることが成功の近道!

こんにちは。
暑さも夜は和らいできたかなと思う能登です。

世の中で成功されている経営者の方々が大事にしていることで共通しているのが、「TTP」です。

TTPとは

TTPとは、「徹底的にパクる」ということです。
お世話になっている経営者の方々が皆さん、まず何を大事にしてきたのかというと「うまくいっている人から徹底的に学び、真似をした」ということでした。

株式会社リクルートテクノロジーズの中尾隆一郎氏もTTP、TTPSが大事だとおっしゃっています。

大事なのはまずTTP、それからS
若いメンバーに「先輩の仕事から学ぼう」、あるいは先輩社員に「若いメンバーに教えてあげてほしい」と伝えてもうまくいかないことが多いのが現実です。若いメンバーは、他者と違うオリジナリティーを重視しがちなので、先輩社員の「まね」をするという「言葉」に抵抗があります。先輩社員も、自分の仕事のどの部分が成果に結びついているのか「型」が分かっていないことが多いので、正しく教えることができないのです。そこで登場するのがTTPとTTPSです。

 「まねる」にさえ抵抗があるのに、「パクる」のが良いわけがないと思われるかもしれません(余談ですが、アルファベットの略号にすると「パクる」というネガティブワードは出てきませんし、パピプペポの音はかわいく聞こえるので、若いメンバーからの評判はかなりいいんですよ。また、組織固有の言葉ができると一体感が醸成されるのが意外な効用でした)。

 守破離との関係を補足すると、TTPが「守」つまり「型」を学ぶ部分で、「基礎」にあたります。TTPSは、それを進化させる「破」の部分で、「進化」「応用」にあたります。組織の新人は、まずTTPをします。そしてしばらくすると、TTPSを求められるわけです。

 ちなみにTTPではTT、つまり「徹底的」が重要です。この「型」が良いと思ったら、まずは徹底的にまねしてみることが重要なのです。ところが、まねしやすい部分だけ、あるいは自分が理解できたところだけをまねする人が多いのです。これでは成果につながりません。「型」には、初心者が理解できない部分があります。しかし、それを無視していては基礎力がつかないのです。

 もちろんこれは、理由を説明せずに「型」を押し付けることを肯定しているのではありません。きちんと説明してほしいのですが、それ以上にTTPのTTが大事であり、そうしない組織が多いと感じているので、あえて書かせていただきました。覚えておいてもらえるとうれしいです。

引用:https://tenshoku.nikkei.co.jp/contents/article/180316/?waad=1s7kFVRm

徹底的に真似するからうまくいく

成功するには、独自のアイデアやこの世の中にないことをするからうまくいくと思いがちですよね。
でも、平凡な私が思いつくようなことは、これまでに必ず誰かが思いついているはずです(笑)
人がやっていないってことは、うまくいかないからやってないのです。
自分が独自のアイデアを思いつくからうまくいくのではなくて、うまくいく人は、すでにうまくいっている人から徹底的にパクっているのです。
それは日本の武道や芸術の世界で言うと守破離の「守」のことで、昔から実践されていることです。
我流ではなく、徹底的に型を真似するのです。

私もチームビルディングや経営のどちらも、まずは徹底的に学ぶということをしてきました。学ぶの語源は「真似ぶ(まねぶ)」です。
基礎基本を徹底的に学び、カンニングしまくって真似しまくるんだと教わってきました。

何ごとも基礎基本が大事です。
我流でやろうとするからうまくいかないのです。
先人たちからどれだけ学べるかにかかっています。
しかも、パクる方が簡単なように思えますが、実は我流を一切排除してパクるには、とても修行がいるのです。

パクる方が簡単だからずるいみたなイメージがありましたが、そんなことありません。
パクるにもかなりの努力が必要です。
同じようにできるように体得するまでには、繰り返しの努力と経験値が必要なのです。

パクった先に応用がある

その何度も何度も練習し、全く同じように真似することができるようになって初めて応用ができるようになるのです。
基本ができて初めて応用ができるのです。
数式でもスポーツでもビジネスでもなんでも同じです。
基本があって初めて、その次の応用ができるようになります、
どれだけ、基本がわかっているかが大事なのです。

まとめ

私もずっと基礎基本を学び続けています。
基本の型をできるようになるまで、で多くのことを経験します。
真似をするからこそ、いろんな微差を学ぶわけです。
その微差が大差になる。
うまく行っている人は微差に拘っていることがわかるのです。
その差を埋める努力を今日も私はし続けます。

では。
外で夜風に当たって眠れそうです。

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