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信州の空


2023年3月21日
長野県松本市民芸術館主ホールにて開催

信州まつもと空港は、いつか訪れてみたい映画の舞台となった場所でした
国宝松本城にも魅力を感じ
北海道からの空路の便数に不便を感じつつも、せっかくの機会を無駄にすまいとライブに参加しました
何より
このオペラやオーケストラ仕様の素晴らしいホールに響くふみくんのピアノを
是非とも聴きたいと思いました

兼ねてより
ふみくんの演奏は、その場所にあるピアノ、そしてホールの響きに合わせて自在に調整されるのでこういった大ホールでの演奏を楽しみにしていました

総体的な感想としては
初めて聴く大ホールでの演奏と七色のライトを駆使したホリゾント(ステージ奥の壁)の光線の表現が
これまで見てきた(ピアノ以外のステージも含めて)照明とは異なり不思議な感じで、奏でる音色との相乗効果を無意識に追う感じでした

ふみさんのツイートより

白い雲が浮かぶ青空に七色の光線が綾をなす
とでも言いましょうか…
今回、私としては珍しくちょうど真ん中辺りの座席であったため照明で描かれたホリゾント全てを見ることが出来ました
そして、ピアノの蓋の角度から
しっかりと響き渡る音を聴くことができたと思います
私の席は全てのバランスが良かったように思います

ホリゾントの照明を活かすためなのか
ステージは全て暗幕使用していたからなのか(?)
ピアノにはマイクが備え付けられ
一部スピーカーからノイズがあったという感想が散見されましたが
私の耳にはノイズという程の音は感じませんでした
(個人的な好みを言えば、私はふみくんのピアノ配信のアナログな音を好むので複雑な音を聴き分ける高音質のヘッドホンやイヤホンなどは使用したことがなくノイズ含めて奏者の息遣いとして脳内変換できている可能性があります)

ホリゾントの照明は初め不思議な感じがしましたが、普段から空を見上げて物思いにふけることが好きな私には
群青色の空に架かる虹の光を見ている気分で眺めていました

イメージとしてはこうです
大好きな青空を仰ぎながら大好きなピアノを聴いてパワーを浴びている
銀色の飛行機でまつもとに降り立つ前に機内で見下ろした真っ白な北アルプスの頂き、機体を斜めに飛行し見せてくれたパノラマのような稜線
地上に降り立ち見上げた空は青く残雪は一層白く、光の三原色により透明感を増すその空気を分解して魅せてくれたようなその音と光のステージに魅了された

ふみくんの音の一粒一粒が輝きを増す

そんな見事なステージでした

ふみくんの思い出と共に動画もお楽しみいただけたら幸いです

「千本桜」はより大木になり
アンコール曲の「消失」もよりブラッシュアップされ(特に後奏部分は圧巻で)
4月より始まる全国ツアーと
YAMAHA連弾企画でのミニコンサートの演奏や連弾発表会での司会進行役も
楽しみな全国行脚が始まります

現在持ち合わせる全ての才能を大いに振るい更なる活躍のステージへ

pianoふみ

の、勢いは止まらないであろう期待感が膨らみます


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