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文学フリマ京都に出店してきたよ!ヤッピー!

1/14(日)、みやこめっせで開催された「文学フリマ京都8」に出店してきました。た、楽しかったぜェ!!!!

今回は出店者892名・来場者2,751名、あわせて3,643名の方が会場に集まったそうな。沖縄から極寒京都に上陸して「貼るカイロ買うべきだったか……」とガタガタ震えながら会場入りしたけど、結果カイロ貼らなくて本当によかったです。噂には聞いていたけど、マジで危うく溶けるほどの熱気だったし最後は汗かいてた。

冊子制作や事前PR、当日のブースづくりや販売方法についてはいろいろ反省もあり、別途ふり返りブログを書くつもりなのですが、当日の興奮がまだ残っている今のうちに勢い任せの感想ブログを書いておこうと思います。
 

文学フリマ出店のきっかけ


職業ライター
文章を読むのが好き
文章を書くのが好き
文章を書くのが好きな人が好き
ツイッターが好き(意地でもXと呼ばない過激派)
という属性の人間が『文学フリマ』を避けて通るほうが難しいご時世となりました。

各地で文学フリマが開催されるたび、好きな作家さんや友人たちの文フリ出店情報で埋め尽くされるタイムライン。それらを眺めて「わたしもいつか出店したいなぁ~」とボンヤリ思いつつ、そもそもロクに「書く」すらせず、漫画やアニメなどエンタメ三昧の堕落した日々を過ごしてきたのがここ数年です。
 

ちょうど1年前くらいに、ひょんなきっかけから大学時代の同級生ヨコちゃんと文通スタート。

お互いの近況や脳内をぼちぼち共有し合うなかで「34歳の我々が抱くようなモヤモヤ感を丁寧に深堀りしてテキスト化したら、同年代の方々に響く文章コンテンツになるんじゃなかろうか……!」と思い、ヨコちゃんに交換日記を提案しました。

2つ返事で乗っかってくれ、noteマガジン『人生こなれてきたけどままならぬ』を開始したのが昨年5月です。
 

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週1ペースで順調に更新を続け、ようやく日常に「書く」土台ができた&ZINEにできそうな素材=交換日記も手元にある。

これは、文フリ出店の大チャンスでは!

「この交換日記まとめた本作って文学フリマ出ない?」とヨコちゃんに提案したら、文フリを知らない中でまたも2つ返事でOK。書くことが好きなフッ軽友達に恵まれた幸せについてはこちらの記事参照です。
 

34歳女ふたりのモラトリアム交換日記
『人生こなれてきたけどままならぬ』
通称こなまま
クビから始まる波乱万丈お仕事エッセイ
『あなたのキャリアはどこから? わたしはクビから』
通称あなクビ
12ヶ月それぞれの思い出を綴るエッセイ
『暦の思い出と暮らす日々』

 
交換日記ZINEに加え、各自でエッセイも作成。計3冊の冊子を引っ提げて、初めての文フリ出店に臨みました。

 

そして文学フリマ当日

 

 
10時に準備スタート~16時イベント終了まで、気づけば6時間なにも食べずトイレも行かず、売って喋って売って喋って売って喋って売って喋ってのお祭りワッショイ状態でした。
 

行列ができて爆売れ!とかでは全然ないですが、お客さんが1人また1人と手に取って買ってくださる度にハワワワワワァ~~と爆裂に嬉しくなってしまい、ヨコちゃんに「なぁ、買ってくれた人全員に声かけてこの後みんなで牛角行かん??」と相談するなどしました。さすがに止められた。

noteや各種SNSでせっせと宣伝していた甲斐あって、「今日はこれを買いにきました!」と我々のブースに直行してくださる方もチラホラ。イベント終了直前に「文フリのWebカタログひと通り目を通して、この本(あなクビ&こなまま)だけは絶対買おうって決めていたんです!!!嬉しい!!!」と駆け込んでくれた文フリ本気勢のプリティーガール氏の輝いた目が忘れられません。牛角行こ?
 

真崎noteを見て来て下さった方の感想ブログ
めちゃめちゃ嬉しかったです……拝
モチ様ありがとうございました🐣

 

我々のブースを知らない状態で、ふと足を止めて手に取ってくださった方々もいまして、

「わたしも34歳で」
「わたしも転職しがちで」
「わたしも無職で」


と、年齢や経歴へのシンパシーで購入してくださったり

 
「タイトルやばすぎでしょ……やば……」

と、褒めてるのか引いてるのか分からない感想とともに「あなクビ」をジャケ買いならぬタイトル買いしていただいたり

『あなクビ』より、真崎の経歴

 
「わたし人事担当者なので、こういう経歴見るの大好きなんですよね。どういう人なんだろうってワクワク見ちゃう……///」

と、真崎の深淵をワクワク覗き込もうとする人事さんに買っていただいたり
 
 
「新卒2ヵ月でクビ!私なら絶対雇わんわぁ!!」

と、真崎の永久不採用宣言とともに3冊フルで買ってくださった女社長さんに恐縮したり
  

「今後の人生ですごく参考になりそうだったので買います!!」
 
と、にこにこ笑顔の礼儀正しい好青年が「あなクビ」を買ってくれた時には嬉しさと謎の申し訳なさでいっぱいになったり
 
 
「この職歴でも楽しく生きていけるんだって希望になりました!」
 
と、「隣の芝は黒い」理論で元気になってくれた方がいたり
 

「あの……………強く生きてください!!!!!」

と、逆に強火で励まされたり(複数人)
 

とにかく、お客さん一人ひとりとのやり取りが楽しくて仕方なかったです。交流の機会を1秒たりとも逃すのが惜しく、結果6時間耐久の膀胱チキンレースになってしまった。
 

友人が来てくれたり、出店者さんと交流したり


大阪生まれ京都育ち、沖縄に住む前も3年ほど大阪にいた私の「関西近辺の友達いっぱい来てくれるかな~ルンッ♪」という期待は開始3時間で友人来店ゼロという悲しい現実を前に木っ端微塵となりましたが、午後2時くらいから「もしかしてみんな時間示し合わせてきたの…!?」というレベルのお友達来店ラッシュがやってきました。
 

フレンド第1号がいちばんビックリして腰抜けた。兵庫最北・竹野の海辺でゲストハウス「ひととまる」を営む石丸家フルメンバー。3度目の無職のときに1ヵ月間ヘルパーをさせてもらったご縁です。いやはや嬉しすぎた。
 

唯一にして無二、小学校からの幼なじみで今も仲良しの文ちゃん!渋谷ヒカリエなどで出店もしている売れっ子陶芸家さんであり、昔からわたしの文章を読んでくれている愛する読者でもあります。いやはや愛しすぎた。

ほかにも会いに来てくれて本を買ってってくれた友人の皆さん、めちゃめちゃありがとうございました!今度ゆっくり牛角行こうね🥺

 
また、出店者の皆さんとの交流も文学フリマの醍醐味らしく、目いっぱい楽しませていただきました。「書くのが好きな人が好き」な人間にとって、純粋な意味で最高の出会いの場でした。
 

以前よりちょくちょくnoteを拝見していたあやめしさん。「あれ、わたし橋本環奈だったっけ…??」と錯覚してしまうほど対面を喜んでくださり、逆にすっかり好きになってしまいました。激チョロ。
 

 
昨年12月に「気になるブース」として我々を取り上げて紹介してくださり、以降ちょこちょことツイッターで交流させてもらっていた履歴書籍さん。M-1と無職に対する温度感が似ていて、感想にヤーレンズを絡めてもらえたのが大変嬉しかったです。
 

 
他にも、同業でありお笑い好き仲間であり文フリ大先輩の若林さん、京都で活躍されてるライターさんとして一方的に存じていた江角さん、著作コンプ&ヒマがあればブログをくり返し読み漁るほど大好きな書き手phaさんの本を購入し、お話させてもらいました。幸~~!


文学フリマ終了後

 

 
「これはプールのあとの国語の倦怠感」
「わかる」

6時間フル稼働で全エネルギーを使い切り、牛角ではほぼ黙々と肉を焼くヨコハマと真崎。頭がピヨピヨすぎてたぶん1,000字程度しか喋っておらず、牛角カルビが異様に美味しかったことだけはよく覚えています。
 

即席の売上箱×3冊分を、友人がくれたおみやげの紙袋に入れて持ち歩く準備不足ぶり。次は売上ボックス用意しようね。炭火を完全消化後にお金を計算・分配し、「思ったよりも売れたねぇ」「嬉しいねぇ」とホクホクしながら解散しました。

いちばんの感謝はヨコちゃんに。いっしょに冊子作って文フリも付き合ってくれて本当にありがとう~~!!「こなまま」制作でタスク地獄を見せてしまったけど、よかったら懲りずにまた誘わせてください🥺

 

今後のこと

 
「あなクビ」については、友人予約分を発送&手売りすると第一刷分すべてはけそうです。やったー!
この勢いのまますぐ増刷して通販したかったのですが、10日後から1ヵ月ほど留学に行くためいったん保留。帰ってきたらもろもろ進めようかなと思っています。「こなまま」も手元に10冊ほど在庫があるので、帰国後に合わせてご案内できるようにします。たぶん(保険)

今後の文フリ、5月の東京開催 or 9月の大阪開催に出たい気持ちがなくもなくもない。その時はタイ留学記などの新刊作って挑みたいな~などもろもろ構想中なので、出店決めたらまたゴリゴリPRさせてもらいます。

ということで、引き続き何卒~~!!
 

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