女性とメイクの関係は"生き方"につながっている気がする

お仕事が休みの日は、自宅でダラダラと過ごしている。
性格がズボラということもあって、起床時から就寝時まで同じ服装ということも決して珍しくはない。ドヤァ(自慢することでもない)

現状、コロナで外出自粛が続いていることもあり、"おうち時間"を満喫している。そうして今朝、録画していたプロフェッショナル・神崎恵さんの特集を観て、何だか良く分からないが、とにかく衝撃を受けた。

【勝手な】感想「プロフェッショナル」神崎恵

実のところ、神崎恵さんは昔から知っていたし、一時期可愛さを追求したときは書籍も読み込んだ。雑誌の特集で見かけることも多いため、まぁ何だか凄い人いるなぁという、芸能人を遠くから眺める感覚だったけれど、番組を観て思ったのは、「この人も人間なんだよな」ということだ。

何を当然なことを…と思うかもしれないが、普段関わりのない美容家という職業は、個人的に少しだけ遠い存在に感じてしまう。私自身があまり化粧品・メイクにこだわらない(ブランド覚えられない)こともあって、別次元の印象…これも勝手な妄想だが、「え?これは?」と聞いたときに「貴女…こんなのも分からないの…?」という台詞付きで哀れみの視線をいただきそうで苦手なのである。※勝手な思い込みである。

上記のような勝手なイメージを抱いていたが、番組を観ていると、普通にドラッグストアで情報収集しているし、普通にスーパーで買い物しているし、普通に主婦として家事育児している。ハイスピードで親近感が湧いて、(私の)心の距離がグッと近くなった。

そして出てくる出てくる女性達の抱える悩み深すぎて、正直メンタルはげそうだった。(言い方

黒目の大きさが気になってカラーコンタクトを手放せない(他に挑戦ができない)気持ちとか、離婚して「また女を頑張らないといけないんだ」と思った憂鬱な気持ちとか。女性達から垣間見える心の闇が、メイクで少しずつ晴れていくのは、観ていて気持ちがすっきりした。

メイクの役割はただ"美"を作るだけではないのだな、それに誰だって最初から人生がスムーズに進むわけないよね。
ちなみに、録画を観ての個人的メモは【眉毛が淡いと黒目が小さく見える】ことと、【ハンドプレスで艶が出る】ということである。(何のこっちゃ…

何のためにメイクするのか

女性の大半は、きっと綺麗だと思われたいからメイクしている。
もちろん、人によっては「好きではないけれど大人としてのたしなみ」と思っているケースもあるだろうが、誰かのためではなく、自分のためにメイクするという気持ちは、人生をより豊かにしてくれる気がする。

私にとってのメイクとは何か…長いようで短い歴史を振り返ってみると、スタートは「綺麗な女性になりたい」気持ちだった。
その気持ちが社会人になると「嘗められたくない」やら「泣かないために」といった、何処か捻くれた痛々しい感情が混じっていたように思う。こう言ったら身も蓋もないが、幅広い年齢層が集まる職場では、女性同士の微妙なマウントはあるし、男性上司から「女は泣いて謝れば良いと思ってるよな」風なことを言われることもある。ちなみに私は泣いてない。ただし、泣かないように意識して目元のメイクを濃くした経験はある。新人の頃だ。

泣いたらメイクが落ちて、とてもみっともない顔になる。
今でこそ「落ちた?塗り直せば?」「泣いて謝っても現状は変わらないから…とりあえず泣いとく?」と言えるけれど、当時メイクを楽しめていたかと聞かれると、きっとそんなわけはなかった。

私にとって、メイクは"鎧"のようなものだったのだ。
自分を強く見せる、自信があるように見せる、心を守る道具であり手段。
プロフェッショナルを観て感じたのは、それに似た、苦しい気持ちを抱えている女性がとても多いということだ。

何かこう、人生ままならないなぁ…と思うけれど、メイクするなら楽しい気持ちでいたいし、いてほしい。どんな悩みを抱えていて、仮に周囲のサポートがあったとしても、いつだって自分を救うのは、結局自分だ。

…そんな偉そうなことを思っている私だが、プロフェッショナルを観た後、勢いでこのnoteを書いている。その間、だらだらとした寝間着からお気に入りのワンピースに着替えて、メイクして、普段着けないピアスを着けて、在宅の家族に「(頭)大丈夫?不要な外出はダメよ?」と純粋に心配されたことも追記しておこう。引き続き、強く生きたい。

おうち時間でぱーっと読める書籍

突然だが、自己啓発本が大好きだ。
不要不急な外出を避けよう!という今だからこそ、おうち時間に読書を取り入れてほしい…むしろ私も在宅勤務したい…頼むぜ会社…。そんな切ない叫びがnoteで溢れ出てしまうが、何となくここまで読んで頂いた方に、個人的自己啓発本をご紹介して終わろうと思う。
※自己啓発本は好みがあるのであしからず。


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