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ネガティブな感情に飲み込まれそうになったとき、自分を守る言葉

一昨日、久々に自分の中でネガティブな感情がぶわっと湧き上がって。
「やっぱり私はダメなんだ。」
「どうせ出来ないんだ。」

と、、、胸がきゅっと苦しくて、
どうしていいのか分からない気持ちに包まれた。

自分がHSPだと気づいたのは2年ほど前。

自覚はしていなかったけれど、完璧主義で、
人の目を気にして、どう思われるのかが不安で。
何でみんなみたいに軽い気持ちでいられないんだろう。
何で私はこんなにややこしいんだろう。。。
人と比べて出来ていないところを見つけては
「やっぱり私はダメなんだ。」
と、苦しい感情に包み込まれて、落ち着くまで時間がかかることがあった。

その感情に身を任せると、
「今」だけじゃなくて、「過去」起きたことも、
「未来」に起きそうなことも、
全部、「ダメ」モードに入る。
端から見ていたら、何でそんなにも広げて解釈して、
自分を苦しめているのか、、、不思議だったと思う。
でも、渦中にいる自分は、どうしていいのか分からなくて、苦しくて仕方がなかった。

子供ができてからは少しずつ頻度が減ってきて、
HSPのことを学んでからは随分楽になっていた。

今回の引き金は、6歳差の子供達のケンカ後の発言。
下の子がお姉ちゃんのおもちゃを触りたくて、
「遊んでもいい?」と聞いた。
「私の宿題が終わるまではいいよ。」
「やった~~~!!!」
大喜びしている下の子を見て、今回はケンカせずにすんでよかった~
とほっとしていた。

ほんの十数秒たったくらいで、
「やっぱダメ!!!」と勢いよくおもちゃを取り上げた娘。
大泣きする下の子。

その急な態度にびっくりしつつ、、
「一旦期待させておいて、急にダメっていうのはかわいそうなんじゃない?」
そう伝えたら、
期待させておいてダメって。私だってお母さんによくされるし!」
娘が背中を向けたままこう言った。


その言葉が、自分でもびっくりするくらいショックだった。
自分の土台がガラガラ崩れていくような感覚。

娘は小さい頃からすごくこだわりが強くて繊細で。
本当に色んな事が大変だった。
だからこそ、
人一倍声を聴いて、寄り添う母でいようと思って向き合ってきた。
そして、お互いに大きな信頼関係が出来ていると思っていた。

冷静になってみれば、ただただ売り言葉に買い言葉のような感じで出てきた言葉。
他の人からしたら、すっと流せる言葉だと思う。
でも、私にとってはきっとすごく大事なことで。

「やっぱり私はダメなんだ。」
「頑張ってきたつもりだけど、ダメだったんだ。」

無意識にネガティブな言葉が頭の中に出てきた。
突然の大嵐のように心の中はぐちゃぐちゃで、
気持ちの波に飲み込まれそうになった。

「ちょっと別の部屋にいくね。。。」

しばらく子供と距離をおいて、苦しくなりつつも思い出した言葉があった。

ネガティブになりそうになったら、
「どうせ、大丈夫。」って言えばいいよ。

“どうせ”の後にはネガティブな言葉が来ることが普通。
でも、“どうせ”のあとにポジティブな言葉が来ると、
「ん??」と脳が一瞬固まるらしい。

「どうせ、問題ない。」
「どうせ、娘は私のことが大好き。」
「どうせ、これからもうまくいく。」

何回か繰り返していると、少しずつ落ち着いてきた。

結局後から娘と話していたら、
弟ばっかり庇うのに腹が立って、
具体的には覚えてないけど、話を聞いてもらえなかった時があったから、
言ったんだと。

そもそも、100%の子供の望みを叶えることなんてできるわけないし、
私は私でそのときそのとき、自分に出来る形で向き合ってきた。

ちょっとずつ反抗期に片足をつっこみつつある娘。
きっとこれから色んな言葉を発してくるだろうし、
色んな悩みも出てくるんだと思う。

自分の中で不意に嵐が吹き荒れることもある。
雨雲をすぐに払うことはできないけれど、
ちっちゃな折りたたみ傘のような、
安心のお守りを持っていたら、
一瞬、その雨を和らげて、冷静な自分になることが出来る。
黒い雨雲の上には、いつも穏やかな空が広がっていることを思い出すことが出来る。

今回の気づきをイラストにしてみた☂

久々の心模様で苦しかったけど、
でも今そのお守りを持てていることに気づけてよかった。

そして、娘が順調に大きくなっていること、
反抗期にさしかかるまで子育てをしてこれていることにも気づけてよかった。

どうせ、いい子育てをできてる♪


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