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読書感想文#41〜迷路の外には何がある?〜

今回は『チーズはどこへ消えた?』の続編、『迷路の外には何がある?』を読みました。


前作の方も読書感想文を書いているので、ぜひそちらもご覧ください。


それでは、内容と感想です。


今回は、前作で行動できずじまいだったヘムのお話。

ヘムは、言えば古めかしい会社の上司みたいに描かれてたけど

今回はやっと、チーズを探しに動き出す。

しかし、動き出したのはいいものの、考え方は変えられずあまり進歩はなかった。

やはり、変わらない方がいいと考えだしていた頃、ホープと出会う。

ヘムは、ホープに差し出されたリンゴを最初は知らないものだからと拒むが、あまりの空腹に食べてしまいます。

そして、あまりの美味しさに食べる手が止まらない。そのことからヘムは思い込みを捨てることを学ぶ。

"古い信念はあなたを囚人にしかねない"

ステーションCを動かないと決めていた頃のヘムはまるで檻に閉じ込められた囚人のようだった。

しかし、古い考えを捨て迷路の外に何かがあるのでは無いかと考えたことで最終的に新しいチーズを見つけ、ポーたちとの再会も果たす。

この話からは、自分が事実と思っていることも、時には思い込みであることがある。

そして、変化に伴って自分の考え方も変えていかねばならないことなどを学んだ。

不可能も時には信念なのかもしれない

以上で、内容と感想は終わりまです。

今作も、比較的短めで読みやすいと思います。物語形式なので、より自分客観視できるのでは無いかと思います。

とてもおすすめです。

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