見出し画像

読書感想文#57〜心温まるファンタジー小説〜

今回は、久々の小説の感想文を書きたいと思います。

今回読んだのはこれ。

山田涼介さんと西田敏行さんの主演で映画化もされているということ、東野圭吾さんの著書の中でも有名な本かもしれません。

〜あらすじ〜
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪屋雄治に代わって返事を書くが……。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか⁉︎

暖かい。
時空を超えて手紙のやりとりが行われるというところで、少しファンタジー要素もありつつ、
それでも、どこか本当にそんなことが起こるかも?って思えるような話でした。

過去と未来を繋ぐ手紙によって、様々な人の人生がいい方向へ、悪い方向へ?変わっていくというのは心温まるし、時にはどうなってしまうんだろうと不安になったり。

それだけ、人の人生に影響を与えることの大きさっていうことを感じたり、実際にナミヤ雑貨店が存在していたら、自分も悩みを投函してみたいなと思いました。

本の流れとしては、短編集のような形で一つ一つの話を取っても、響く言葉があったり、とても読み応えがあります。

フェンシングの方の話は、自分もスポーツをしていることもあり、響くものがありました。

「全力を尽くした結果なので、悔しさはありません。」
私も1年後そう言っていられるように、これから頑張っていこうと思わされました。

あとは、家族絡みの話も多く、家族の大切さ、尊さみたいなものを感じました。こういったところから、この本が心温まる作品であると言われている所以なのかなと思いました。

映画なら見たことあるという方もいるかも知れませんが、本と映画の両方を見た友達は本の方が好きと言っていたので、映画を見たことある方にもオススメです。

・心温まる本が読みたい。
・最近悩み事がある。
・伏線回収が好き。

これらに当てはまる方は是非読んでみてほしいなって思います。

では、今回の感想文はこの辺で。

この記事が参加している募集

読書感想文

いつもありがとうございます。これからも夢をかなえるために頑張っていきます。