鬱、眠剤、どうしようもない生活と命
精神疾患持ちで自殺未遂経験のある母から生まれた私は、例外なく人より繊細で苦しくなりやすい性格だった。
小学生のころからいわゆる生きづらさというものは感じ続け、十代も後半になるころには病名が付き薬物療法を始めていた。
小学五年生の時にはもう明確な集団生活、生きることへのしんどさを抱えていた記憶があるが、一体その前は死にたさやつらさって感じていなかったのだろうか。
もう覚えていない。
中学生のとき、ある日突然自分の容姿がすべて受け入れられなくなった。
そのまま転がるように内面