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移住をする際に明確な目的は必要なのか?

こんばんは!今週はかなり珍しく金曜と土曜の連日でお出かけをしました。

Happy Friday!

金曜日は仕事終わりに街から外れた森付近にあるレストランへ行き美味しい食事をいただきました。この日は鉄道会社のストライキがあり、トラムや地下鉄やバスが動いていなかったので、街外れのレストランまで行く交通手段がタクシーしかなくドイツで初めてアプリを使用してタクシーを予約しました。

ドキドキでしたが、アプリ上でいつ予約したタクシーが迎えに来るかが見れたり、運賃もアプリ上で決済できたのでドイツ語が苦手な私にとってはかなり便利でした。

週末遊びすぎた私は今日は家でゆっくりすることにしました。ここではさつまいもが身近で手に入らないので、スーパーにあったスイートポテトという種類の芋をフライパンで蒸してみました。
出来上がった芋を小さく切って雑炊に入れてみましたがかなり美味しかったです。^^

日曜日は心と体を休める日


さて、ここ最近ふとドイツへ移住する前にある知人から言われたことを思い出しました。それは、『ドイツで何かやりたいことがあんの?特別何かドイツでやりたいことがないなら行っても意味ないで。』と言った内容でした。

みんな違った価値観があるためこの言葉に傷ついたとか、そういうことを思っている訳では全くなく、移住から一年半経ち、移住前と移住後の自分を振り返ってみた時に私は移住前と変わらず移住してみて本当に良かったと思っているのです。

確かに移住前にどうしてもドイツでやりたいことはこれといってありませんでした。
当時日本で仕事や習い事で多忙な生活を送っていた私は、ドイツ出張へ行った際に電車やトラムは時間通りに来ないけど焦りを見せず心に余裕を持っている人々を見たり、日曜日はお店も全て閉まっているけど家族や友人、または自分自身と過ごす時間を大切にしているドイツの人々に惚れ込み移住を決めました。なのでむしろ、ドイツに行ってやりたくないことの方が多かったんだと思います。

以前にも書きましたが、言葉や文化が分からず知人も誰一人いない中に飛び込み、ゼロベースから生活を築くだけでも毎日自然と成長していると感じられます。
移住前、卵焼き以外の料理が全くできなかった私は今日は芋を蒸すことをしました。調理器具は沢山持っていないですが、ネットで調べたらフライパンでもできるとのことだったので、フライパンで代用しましたがなんの問題もなくホクホクとしたお芋が食べれることができました。

そういった小さな成長を発見できる楽しさを移住生活を通して感じています。
そうすることによって自信が湧き、新たなことに挑戦してみようという気持ちになります。

3年ほど前、移住を決心した後、すぐにコロナ禍になってしまい中々予定通り移住ができず、気持ちも弱気になってしまっていました。移住を思い切るのが怖くなり自分自身に何かと言い訳をして、一度は移住を諦めて日本国内でまた頑張ろうと思っていました。

ドイツに移住した後も、本当に移住生活が自分に合わなかった3ヶ月で帰ろうと思っていましたし、今でも帰りたくなったらすぐに日本に帰ろうと思っています。
いつか日本に帰ったり、他の国に行ってドイツを離れたとしても、私はドイツでの生活に後悔は全く感じないと思います。


真面目に考えすぎず、それくらいのゆるい感じで、とりあえず行きたかった場所に行ってみたり、移住じゃなくても何か新しいことに興味が湧いたら思い切って挑戦してみてもいいんじゃないかなと改めて感じました。



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