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輸入ってなにするの?〜その1〜

こんにちは!ようやく週末ですね!今週は長かったようであっという間でした。久しぶりに天気が良くなって朝スッキリした気持ちで仕事に向かえました^^

さて、私は全く貿易未経験で転職し、貿易の業界に入りました。大学でも専攻は教育だったので売上や利益など数字にも弱く、入社時は全くの未知の世界でした。幸にも私が務めていた会社は実戦派のスタンスで、入社2週間で海外出張に行く機会を与えてくれました。入社1ヶ月で輸入代行の仕事も始め、2年目には中国、3年目にはドイツで展示会も出展しました。4年間でかなり濃い経験をすることが出来たと思います。:)

さて、今日は輸入について簡単に説明したいと思います。初回にも少し書きましたが、貿易初心者さん向けに書いていきますので、かなり噛み砕きます。ご了承ください :) 一回では書ききれないので、何回かに分けて書いていきますね。^^

普段みなさんが着ている服、タグの部分に "made in Taiwan"や、"made in Vietm"といった表記を目にしたことはありませんか?それは輸入品だからです。

最近はいろんな商品が安くで手にはいるようになりました。その理由の一つとして、海外で安くで仕入れをして、日本に輸入をして販売しているからです。仕入れた商品の量が多ければ多いほど、安い値段で購入ができるので、その分安くで販売が出来ます。私は韓国のコスメやファッションに興味があったので、最近は韓国の輸入コスメや服が日本でも簡単に手に入るようになったことが嬉しいです!笑

これも輸入が盛んだからですよね。:) こんな感じで日常は輸入品だらけです。

では、輸入をするのにどんなステップがあるのかを書いていきます。

商品選定

どこから何を仕入れて、誰にどれだけ売るかを決めます。あとで詳しく書きますが、物と仕入れる国によっては、輸入関税がかかってくるので事前にリサーチが必要です。また仕入れる数量や大きさ、重さによっては日本で買った方が安かったりもしますので、こちらも合わせて事前にリサーチが必要です。

サプライヤー開拓

貿易をするにあたって顧客(販売先)と同じくらい大事なのはサプライヤー(仕入れ先)です。私はむしろ、輸入するにあたってサプライヤーをいちばん重視します。いくらお客さんがいても、いい商品が提供できるサプライヤーがいなければ商品は提供できません。国内の仕入れ販売でもそうですが、サプライヤーとの関係が強ければ強いほど、仕事はしやすくなります。私はいつもサプライヤーに助けられます。具体的なサプライヤーの探し方などは改めてnoteに書きますね!

見積り/quotations

サプライヤーに商品の価格、納期などを見積り依頼します。

物によりますが、輸入品は大量に製造してこそ安くなります。この際に、何個からサプライヤーが見積もり対応してくれるかMOQ(最小発注数量)を確認したり、欲しい商品に条件や、希望のサイズに公差(許容範囲)がどれくらいあるかなど、条件や品質の取り決めなども一緒に確認します。

お客様へ値段の回答/自社で売る商品の価格の決定

ここでは、値段以外にもサプライヤーと取り決めをしたMOQや品質条件、納期、注意事項なども一緒に回答します。

輸入をする以上、リスクも当然伴います。期待していた品質で来なかったり、船に乗ってくる間に台風で貨物が破損してしまったり、トラックに輸送中に商品が変形してしまったり、納期が遅れて止むを得ず船ではなく航空便で出荷をすることになったり。。そう言ったときのために利益はある一定とっておかないと、万が一の際の対応も難しくなります。急に現地(海外)で商品を確認したり、クレーム対応も必要になるかもしれません。難しいですが、そう言ったものも踏まえたサービスができるような価格を選定する必要もあります。


少し長くなりましたが、今回はサプライヤー探しから納期回答までの流れを説明しました。次回はサプライヤーへ商品発注までの流れを書いていきます。^^

今日は金曜日、週末を楽しんでください〜!Happy Friday! :)






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