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もっと楽々コピペで立案!栄養摂取不足、栄養バランス異常(小児)の看護計画

2023.12.30更新

栄養摂取不足、栄養バランス異常(小児)の看護計画

<定義>
疾患による症状、薬物療法の副作用、患者の嗜好と合わない食事などによる食欲低下や食への興味の減退を起こし、栄養素の不適切な摂取や栄養摂取量の低下に関連して体重が減少する可能性がある状態を言う。

<栄養摂取不足、低栄養となる原因>
極端な嗜好、偏食
消化・吸収機能の低下:疲労、睡眠不足、不規則な生活習慣
排泄機能の低下:便秘など
疼痛や不快感
摂食中枢の障害:脳腫瘍、脳出血、脳梗塞など
摂取困難:感染症、外傷、開口障害、消化管奇形、早産児など
食べ物の摂取障害:口唇裂、口蓋裂、脳血管障害、脳性麻痺、早産児など
嚥下困難:脳血管障害、神経筋障害、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー、脳性麻痺、パーキンソン病など
胃腸疾患:胃炎、胃・十二指腸潰瘍、腸炎、腸閉塞など
消化管の栄養素吸収面積の減少:小腸疾患、消化管切除術後、クローン病、潰瘍性大腸炎、壊死性腸炎、乳糖不耐症など
消化管運動の亢進:過敏性腸症候群など
肝・胆道疾患:肝炎、肝硬変、胆石、胆道炎など
膵臓:膵炎、膵臓腫瘍など
腎疾患:腎不全、ネフローゼ症候群など
腹膜:腹膜炎、腹水など
内分泌・代謝疾患:甲状腺機能低下症、アジソン病など
全身性疾患:悪性腫瘍、重症感染症、中毒、尿毒症など
心理的ストレス:不安、緊張、恐怖、不快感など
精神疾患:神経性食欲不振症、うつ病、統合失調症などによる拒食
妊娠:妊娠悪阻
薬物の副作用:非ステロイド系消炎鎮痛薬、気管支拡張薬、抗がん剤、抗うつ薬など

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
哺乳量が増える(  ml以上)
食欲が増加する
食事摂取量が増える(主食 割、副食 割以上)
エネルギー消費量分のエネルギーを経口摂取できる
(時期を記入)までに体重が(  )kgになる
栄養状態が改善する(具体的な栄養の検査データを記入)

O-P
1.検査データ
-血液検査(TP、Alb、Hb、Fe、HbA1c、AST、ALT、血清トランスサイレチン、血清トランスフェリン、電解質(Na、K、Cl、Caなど)、血糖値、WBC、CRP)
-尿検査(尿中ケトン)
-便検査
-胸・腹部レントゲン
-腹部超音波
-心理検査
2.体重、体重の変化
-カウプ指数(乳幼児)
-ローレル指数(学童期以降)
-肥満度(幼児、学童期)
3.バイタルサイン
4.意識レベル
5.ADL
6.麻痺の有無
7.開口障害の有無
8.口腔内の状況
-歯の状態、歯肉の状態
-舌の動きや状態
-咀嚼能力
9.口腔内の不快症状や疼痛の有無
10.嚥下状況
11.嚥下に関連した不快症状(むせ込み、咳嗽、誤嚥、つかえ感、食べ物残留、悪心・嘔吐)や疼痛の有無
12.栄養摂取不足、低栄養の原因となる不快症状の有無
-味覚の変化、味覚障害
-疼痛
-下痢
-便秘
-悪心・嘔吐
-易疲労感
-脱力感
-倦怠感
-頭重感
-めまい
13.好きな食べ物、嫌いな食べ物
14.空腹感の有無
15.食欲の有無
16.食事環境、食事場所
17.食事内容、食事形態、食事量
18.食事回数、食事時間
19.食事時の姿勢(頭の位置や角度、体の位置や角度)
20.食事摂取方法
-自力:
-介助:
21.食事摂取量
22.哺乳力(吸着、吸啜、嚥下力)
23.哺乳量
24.食事摂取時間
25.必要カロリーと摂取カロリーのバランス
26.水分摂取状況
27.尿量
28.水分出納バランス
-IN(経口摂取、輸液量)
-OUT(尿量、ドレーン類からの排液量)
29.排便状況
30.腹部膨の有無
31.腹部膨満感の有無
32.栄養摂取不足、低栄養に伴う合併症の有無
-浮腫
-易感染
-貧血(小球性貧血、大球性貧血)
-脱水(皮膚の乾燥、口唇乾燥、口腔内の乾燥、尿量、尿性状、大泉門の陥没の有無と程度)
-夜盲症、角膜軟化
-脚気様症状
-口角炎、舌炎
-出血傾向
-骨軟化症
33.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

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