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【そもそも行く前に】シンガポール国立大学(NUS)留学記 0.5(2)


はじめに

この記事ではNUSに留学する人やシンガポールに留学する人を対象に、これだけは入れたほうがよいというアプリやこれだけは心に留めておいたほうが良いというマインドを紹介していきます。筆者はNUSに留学してまだ1週間程度ですが、絶対に必要だと感じたので、ぜひすべてに目を通していただけると幸いです。

留学生すべてにお勧めするアプリ

1 Singpass

こちらのアプリはシンガポールに長期滞在するなら必須のアプリであり、日本でいうマイナンバーのようなものです。多くの留学生はstudent-passという、学生の身分を使ってシンガポールに留学していると思います。そのpassが有効になって数日たつと、こちらのSingpassアカウントが作成できます。(オンライン、対面どちらでも可。オンラインを推奨)。このアプリはマイナンバーのようなものですので、銀行口座を作成する際や、個人情報を入力しなければならないとき、このアプリがあれば一発で終わります。シンガポールは政府の力が強い国ですので、Singpassはかなり信頼されています。最初の手続きは多少面倒ですが、その後の快適さが全く違うので、1か月以上滞在する人は強く登録をおススメします。
(ちなみにスクリーンショットが撮れない設定になっているため、写真は用意できません笑)
iPhone版→Singpass
Android版→Singpass

2 DBS digibank

こちらはシンガポールの最大手銀行アプリになります。シンガポールで銀行開設を行うメリットはたくさんあるのですが、一番はキャッシュレスアプリが使用可能になるということです。日本と異なり、銀行がそのままキャッシュレスアプリを運用しているので、銀行口座さえ登録してしまえば、あとは自動的に連携されます。シンガポールの銀行は大体3つありますが、私がDBSを勧めるのは手続きがオンラインでできるからです。必要書類を用意して、準備ができたら翻訳アプリなどを見ながら手続きを進めてもらえれば口座が開設できます。口座開設の説明はまたいつか記事にしたいと考えていますが、現状こちらの記事が一番分かりやすいと感じたので共有しておきます。
【DBS銀行】シンガポールでの銀行口座開設方法
iPhone版→DBS digibank
Android版→DBS digibank

3 DBS PayLah!

こちらは先ほどお話したように、銀行口座を開設すればそれに紐づけて使えるキャッシュレスアプリです。シンガポールのキャッシュレス度は半端ではなく、電子マネーのチャージからコピー機の印刷に至るまですべてこのアプリで解決します。PayNowとどちらにするか悩まれる方も多いと思いますが、私の印象では断然こちらのほうが使われている印象があります。また後日、口座の説明と併せて使用開始方法を説明しようと思いますのでお待ちください!
iPhone版→DBS PayLah!
Android版→DBS PayLah!

4 SimplyGo

このアプリは交通系アプリですが、私はezlinkの履歴を見るために主に使用しています。シンガポールは地下鉄が発達しているという話はよく耳にするかと思いますが、その地下鉄もキャッシュレスが当たり前です。日本でいうSuicaのようなものが、シンガポールではezlink、NETSと呼ばれます。(筆者は断然ezlink派)どちらも駅で購入することができ、チャージも駅でできますが、ezlinkは現金でチャージできるところがお気に入りポイントです。そしてこのアプリでは、ezlinkの使用状況、いつどれだけ使ったのか、という履歴が視覚的にわかりやすく見ることができます。ほかのクレジットカードも登録出来たり、サイト内でチャージできたりと、とにかくezlinkを持っている人なら絶対に入れておきたいアプリです。
iPhone版→SimplyGo
Android版→SimplyGo

アプリの使用例。英語がわからなくても視覚的でみやすい!

5 Carousell

シンガポールに留学していると、「新品でなくてもいいんだけど、日本で使ってたもの欲しいな」となる時があります。筆者の場合はゲームが好きなので、シンガポールで使えるモニターが欲しかったです。しかしながらモニターは新品で買うととても高い!そんなときに使えるアプリがこのアプリです。主に中古品を販売しており(メルカリのような感じ)対面引き渡しが特徴です。どこに届くかわからない郵送より、対面手渡しのほうが留学先では安心だなと思います。ありとあらゆる商品が販売されており値段もそれなりにお手頃。ただしたまに地雷商品があるので、そこは現地の友達に尋ねるか、自分で頑張って判断するなどして対策するしかありません。現地の人もとてもおススメしていたアプリなのでぜひダウンロードしてみてください。
iPhone版→Carousell
Android版→Carousell

NUSに留学する人におすすめのアプリ

1 uNivUS

NUSのポータルサイトのようなもので、NUSに通う人はおそらく全員がダウンロードしていると思われます。イベントが掲示してあったり、テストの結果がみられたり、視覚的にとても見やすいアプリなので必ずダウンロードすることをお勧めします。
iPhone版→uNivUS
Android版→uNivUS

アプリのホーム画面。教室やメールなど、ほとんどのことはここから確認できる。

2 NUS NextBus

NUS内に走っているバスが今どこにいるのか、またバス停はどの辺にあるのか、どのルートを通るのか確認できるアプリです。NUS内はとても広く坂も多いため、バスで移動するのが基本の手段。そのためこのアプリは毎日といっていい頻度で使用します。特に初めのころはバスのルートなんてとても分からないと思うので、このアプリを見て自分の近くのバス停や、よく行くバス停を登録しておきましょう!ちなみにNUSのバスは誰でも利用することができ、料金も無料で、夜11時くらいまで運行しています。そのため絶対にこのアプリをいれて日々の生活を快適にすることをお勧めします。
iPhone版→NUS NextBus
Android版→NUS NextBus

アプリの使用例。バスは今どこにいるのか、自分の場所にはいつ来るのか、について確認できる

3 NUS Mobile Key

NUSの家に入るために必要なアプリ。NUSの寮は鍵ではなく、電子で開けるタイプが多いのでこのアプリがとても役に立ちます。一応カードルームキーみたいなやつでも開けられますが、スマホだけで出かけたいときってありますよね??そういうときにこのアプリをダウンロードしていればスッと鍵を開けられます。想像したより毎日使うのでぜひダウンロードをおススメします!!
iPhone版→NUS Mobile Key(Utown, Halls)
    →NUS Mobile Key(PGPR/RVRC/KV)
Android版→NUS Mobile Key(Utown, Halls) 
      →NUS Mobile Key(PGPR/RVRC/KV)

留学生に持っておいてほしいマインド

1 英語はしゃべれなくて当たり前(プライドを捨てる)

これは私が留学して最初に感じたことなのですが、シングリッシュ、英会話経験のなさなどによって想像したよりも全くコミュニケーションがとれませんでした。同時に現地の人のノリ?のようなものに少し抵抗を感じていました。しかしながら、コミュニケーションを楽しくとるために必要なことは、1 その場所で用いられている言語がきちんと喋れる(+聞き取れる)
2 身振り、手ぶりをつかって伝えようとする意思を見せる
3 声、笑顔などの顔を使って伝えようとする意思を見せる
だと思います。(最低でも1つ。3つできればベスト)
現地の学生もこちらが留学生であり、英語が話せない可能性があることは理解しています。しかしながら、こちらが話そうとする意思すらみせないと、現地の学生もコミュニケーションをとってくれない可能性があります。(自分が日本にいる留学生と話すときを想定すると分かりやすいかも?)なので、「私はあなたとコミュニケーションを取りたいんだよ」という明確な意思表示を行うことをおすすめします。その思いはきっと何かの形で相手に伝わるはずです。

2 現地の学生と適当な距離をとる(自分の状態に合わせて)

留学して感じているのですが、現地の学生は比較的仲間意識が強いように感じます。したがって、仲良くなるためのイベントが多く用意され、その活動も活発的です。もしどうするか悩んだ場合は、参加することを強くおすすめします。なぜなら多くのイベントに参加することで顔と名前を覚えてもらいやすくなり、また同じ仲間として認識されやすくなるからです。また単純にこちらも向こうの名前、顔を覚える機会が増え、より深い交友関係を築くことができると思います。しかし、無理は禁物です。留学先でたまには1人になりたい!と思うときもあるでしょう。そんなときは図書館か、街のカフェに行くことがお勧めです。一人で過ごしている人が多く、心が安定する実感を得られると思います。自分の心の勘は思っている以上に正確なので、そこは自分とよく相談することをお勧めします。

3 何かあっても「まあここ海外だし母国じゃないからな」と思う

最後にお伝えしたいのは楽観的思考です。海外留学に行く前は様々な目標があり、キラキラしたビジョンを思い描いている方も少なくないと思います。(私もそうでした)しかし実際はそう上手くいきません。言語の壁文化の壁環境の壁など様々な障壁によって、自分の思い描いていたことの半分も達成できないかもしれません。その時は、上に書いた言葉を自分に言い聞かせてください。なんか海外ときくと、トラブルがあっても不自然ではなく、むしろそれが当たり前だと感じませんか?また母国と聞くと、なんか暖かく、家族や友達の顔が浮かびませんか?(これは私の気のせいかもしれませんが笑)日本であなたを待つ人々は、その多くがただ無事に帰ってきてほしいと願っているはずです。苦しくなったら、そのことを考えてみてください。確かに留学先で多くのことを達成できた方がいいですが、それは多くの場合長い月日を要します。おそらく留学で一番苦しいのは最初、真ん中あたりかと思います。まあ無事に帰れたらいっか、と楽に考えて、そのうえで何をするのか、ゆっくり考えることをお勧めします。

終わりに

今回は留学生向けに、おすすめのアプリとマインドについて紹介してきました。こんなに偉そうに書いてますが、私もまだまだ留学の超序盤で、わからないことだらけです。留学がおわったら改めて振り返って、改訂版を書こうかなと思います。次回からは、実際に私がNUSで経験したことを記事にして書いていけたらなと思います。それではまた!!






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