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タンパク質の重要性とダイエット

●ダイエットの問題点
長く続くコロナ禍で、『コロナ太り』したという人多いですよね。

密かにダイエット商材に手を出したり、食事制限をしたり、痩せようと努力していらっしゃる方も多いことは重々承知しておりますが、ちょっと爆弾発言させてもらいます。

ズバリ言いますと、ほぼすべてのダイエット法やベジタリアン食は、大きな問題点を抱えているのです。

その大きな問題点とは
① あぶら(油・脂の両方)の制限のしすぎ                ② タンパク質の不足 

痩せたけど、肌がカサカサにーなんて経験ありませんか?

この①、②どちらもが、不足してはならない大切な栄養素なのにダイエットや食事制限でこれらを十分にとっていない女性が大変多いのです。


「エー!あぶらも食べなくてはいけないの?」と疑問に思う方も多いでしょうが、ここでいうあぶらとは「体に良いあぶら」です。


でも「あぶらって太るんじゃない?」という印象を持っている方が多いでしょうが、良いあぶらは適量ならば決して太りません


タンパク質の重要性

痩せることと同じく肌の美しさを気にしている方も多いですよね。


この肌ですが、10代ではほんの2週間程度、50代でも3ヶ月もたてば表面の角質が落ち内部から出てきて、新しい細胞にとって代わります。
というのは実は正確ではなく「充分な栄養があれば」という但し書きが付き、個人差も大きいのです。                     

の栄養が足りないとなかなか細胞分裂が進まず、真皮の新しい細胞が表皮に押し上げられてきません。


ここでもっとも大切な栄養素はタンパク質です。

タンパク質は壊れて死んでいった細胞からも回収され、再利用もされますが、やはりそれだけでは足りず、毎日新生される、何千億個という細胞のためにタンパク質は必要なのです。

それも最低毎日60グラムと大量に必要です。

「ああ、お肉60グラムならいつも食べてるわ」と言って安心は禁物。
豚肉や牛肉100グラムに入っているタンパク質は15から20グラム程度。
(残りの大半は水分と脂)
仮に20グラムとすると肉の重量の5分の1にすぎません。
60グラムのタンパク質を摂るためには5倍の300グラムのステーキ肉でも食べないと足りないのです。


60グラムというのは旧来からの栄養指導書に書かれていることで、最近の研究では高タンパク質食の多くのメリットが発表されています。
この中では1日最適必要量は100グラム以上としている報告も複数あり、これを肉量に換算すると500グラムにもなります。


とても一食では食べられないので一日3食に必ずタンパクの多い食材を入れて召し上がって頂きたいものです。
アミノ酸バランスの良い卵はとてもお勧めですが、今回は何を食べてタンパク質をとるかということよりタンパク質が足りないといかに大変なことが起こるかについてお伝えします。


タンパク質が足りなくなると起こる問題点の第一

皮膚のみならず、すべての内臓で細胞の再生、新生がうまくいかない為に 皮膚や血管の修復がうまくできないこと

成長ホルモン、エストロジェンなどの女性ホルモン、そのほか愛情ホルモンと言われるオキシトシン、血管を修復してくれるANPなどなど、これら全てのホルモンはタンパク質を分解してできるアミノ酸をもとに体内で生産されます。

女性ホルモンの不足はすぐに生理不順などの原因となりますが、他のホルモンの不足はすぐにはわからないものも多いのです。

例えばドーパミン、エンドルフィンなどの快感ホルモンやアセチルコリンなどの脳神経伝達物質もアミノ酸不足で制限されてしまい、このため、イライラしたり怒りやすくなったり、ぼーっとしたり、落ち込んだりなどなど。
そうです。

皆さんのムードは食べ物に大きく左右されることはご存知でしたか?

特にタンパク質は充分でないと精神的にも大きな悪影響があるのです。
(そのほかにも、精神状態を左右する栄養にはビタミンB群、カルニチンなど多くあります


また精神面だけではなく長期的には血管を犯したり、皮膚の真皮でコラーゲンやエラスチンの再生が滞ったりでタンパク質不足には全くいいとこ無し。痩せてすらっとはしているけれど体内で老化が早く進んでいる、また皮膚の老化も早い、という状態になりやすいのです。


もちろん体力面も問題がありますが、免疫細胞も増殖のためにはタンパク質を必要としています。
免疫細胞たちは、細菌などの外敵が侵入してきたときには連絡物質を出したり、(これもアミノ酸が主原料)外敵を食べ殺すT細胞などを急に増殖させて敵を撃退するわけですが、この増殖に大量のアミノ酸を必要とします。

つまりタンパク質不足では風邪などの病気にもかかりやすくなってしまうわけですね。


50代、60代の女性を見ていて良く感じるのですが、多少太目(失礼)の方のほうが肌の色つやが良く(特にすっぴんで)しわが少ないと感じます。

逆に「若ばあさん」(もっと失礼)は痩せた方により多いと感じます。
その上栄養不足になると、不健康な「お婆さん」になりかねないのです。


昨週見たテレビ番組で百寿の男性が「長生きと元気の秘訣は?」と聞かれて、「毎日肉と魚を食べること」と言っていたのが印象的でした。 

 
たんぱく質の重要性、少しご理解頂けたでしょうか?


皆さんも、タンパク質をいっぱい食べて健康美と長寿を勝ち取りましょう。


枯れない美しさを維持したいなら、タンパク質の一種のコラーゲンとコラーゲンを体内で生成させるアミノ酸のプロリン、グリシンがたっぷり、そして最高の保湿成分プロテオグリカンが十分に配合されたニュートラプリスタデュオがオススメです。

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                            (成澤 亨)




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