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選ぶこと、選べないこと、捨てること

10/31の晩のこと。
首里城のこともあったし、渋谷のハロウィンもどうだったかなと。何となくテレビを付けたくなって見ると、news zero で、アナウンサーの有働由美子さんと将棋の羽生善治さんがオセロで勝負していた。

勝負の最後に有働さんが「後悔がないように生きるには?」といった感じの質問をし、羽生さんは「何を選んでも後悔する」と即答した。

これほど多くの情報がある。
言い換えると選択肢がある。
選べなかった選択肢の多さ。
ー だ か ら 必 ず 後 悔 す る ー

情報が多いことで人はどうなったか?今、何に直面しているか?問いかけたり考えたりする場面も多くみるけど、選べる選択肢が1つに対し【選べない選択肢は情報が増えた分だけ増えていく】という考え方を私は見たことがなかった。

選択肢が選べなかったと後悔するより
選択肢を捨てること

羽生さんは選ぶことより、捨てることに重点を置いているそうだ。
羽生さんが「紙や本も時々どっさり処分すると」と言うと、有働さんは苦笑いしながら、押し出すように「はい」と答えていた。番組の最初の方で、有働さんが書類を処分できないと話していたようだ。

羽生さんはAIに造詣が深いそうで。
驚く、けど、理解できる。
頭のいい人の考え方をこうして会話として見ることができるのは有難い時代だな。

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