見出し画像

私が本を読めない理由

本が読めないとはどういう状況?

本が読めないのは子供の頃からで、1ページもしないうちに私の頭の中へ話が脱線していく。
脱線の出発地点は本の内容であるのは確かで、そこから思いついたことや、その思いついたことを話したい相手と会話してる妄想が始まってしまう。
脱線しないように集中しようとすると、今度は眠くなってしまう。

もちろん面白い本なら眠くはならないけど、教科書とか小説には無条件で睡魔が付いてくる。
不思議だったのは小説。映画やアニメで面白くても、文章になったらちゃんと睡魔が居座っている。

睡魔の条件は、情景を思い描けないこと

ずっと不思議に思っていたことがあって。
子供の頃から親兄弟、恋人、友達、いま目の前にいる人でも、目を閉じてその人を思い浮かべられない。そして行きなれた場所までの道のりが頭の中で再現できない。
かと言って人に会えば誰か分かるし、目的地にもちゃんと着く。なので相貌失認とか失顔症でもない。

当然、小説の情景も思い浮かべられない。
これが漫画だと情景は描いてあるので、あとは音を乗せればよく、私でも簡単に出来る。
脳内で情景を思い描くことは私にはハードで、すぐに脳が酸欠になるようだ。

集中できない理由はHSP?

カウンセラーになるために勉強している友人の無料カウンセリングを受けた時にHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の可能性が高いと言われた。そのHSPの特徴で、読書中に妄想に走る原因になりそうなものがあった。
・物事を始めるまであれこれ考えて時間がかかる。
・調べ物をすると深く掘りさげていてく。

想像できないことと合わせると、
・想像できないことや理解できない内容について、解決しようと記憶を漁り始める=時間がかかるし始まらない。
・漁って出た情報で、解決するまでなんとか掘り下げていこうとし続ける。

話したい相手と話す妄想は、
・その相手ならどう答えるか?だったり、相手にそのことを説明することで情報を整理しようとしている。

そして、
・脳が疲れて酸欠になり、眠くなる。

ではなかろうかと思う。

HSPの特徴のひとつに「1を聞けば10が分かる」というものもある。
私の場合は素質論という統計学(占い?と聞くと占いじゃない!と怒られます)でも、人類の2割程度の人に当てはまる天才気質であり「1を聞けば10が分かる」のが特徴と言われた。

素質論では「なんでも書くこと」というアドバイスも頂いた。目に見えないと理解できない性質だから、成功するためにはとにかく何でも目に見えるように、と。

文字はあと一歩。あくまで忘れないようにするためのメモであり、絵で見えることが一番早いのだという。

本が読めない理由がなんとなく予想できるようになるのに随分な年月がかかった。
はやく1を聞けば10分かるようになりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?