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食物アレルギー治りかけは味に『違和感』を感じる

食物アレルギー治りかけ時期

明らかな症状が出なければ「摂取できた」→『除去解除』

食物アレルギーでは、じんま疹、眼の充血、嘔吐、腹痛、咳、呼吸苦、顔色不良、ぐったり等々、様々な症状があります。

原因食品を食べてみて、上記のような ”明らかな症状” が出なかったら『症状なし』と判断され、「摂取できた」ことになります。

およそ1食分を摂取して明らかな症状がなければ『除去解除可』と判断されることが多いです。

「食べられるけれど違和感」

しかし、食物アレルギーの治りかけの時期は、「食べても明らかな症状は出ないけれど、食べると違和感が強いので食べたくない」という患者さんが多いです。

口内がピリピリしたり、痛い場合は症状と判断されるのですが、この「違和感」の判断はとても難しいです。

  • 口内痛を「違和感」と訴えている

  • 痛みほどではないが、変な感じがある

  • 食べ慣れていない食材のため、味に慣れていない

  • 今まで ”食べてはいけない” 食材だったため、食べてよいのか不安

様々なパターンがあります。

完治すると「違和感」はなくなる

明らかな症状が出なくなって除去解除(その食品は除去しなくて良い)となった後、しばらくの間は「違和感があるので食べたくない」という状態が続きます。

この傾向は年齢が高いほど顕著です。1〜2歳で除去解除となったお子さんではほとんど見られませんが、6歳を超えてから除去解除となった食物アレルギー患者さんの多くに見られます。

この「違和感」を訴える患者さんも、2〜3年間、食べる努力を繰り返していると、徐々に「違和感」が軽減し、「最近は美味しく感じるようになった」とおっしゃいます。

「違和感」を訴える時期の食物アレルギー血液検査(特異的IgE検査)はまだ『弱陽性』を示すことが多く、多量に摂取した場合はまだ症状が誘発される可能性があります。
「違和感」はその食品を大量に食べないようにするための生体の防御反応なのかもしれませんね!


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