夫「家事と子育てをちゃんとやって欲しい」

妻「今は家事がおざなりでも仕事したい」

とか

夫「俺は外では気ぃ使って働いてんだから」

妻「たまに子守りしたと思ったら、なんてもの食べさせてるの！栄養バランスとか考えてよ！」

とか…

それってお互い
「自分の趣味」の話なんですよね。


「じゃ自分で掃除よろ」
「家事代行に課金しよう」

で済む人もるけど、そうも割り切れないのが人間で、自分の趣味にコミットを求めたくなるからややこしい。


本来は、相手の趣味に付き合ってもいいし、付き合わなくてもいいんですよね。


「こんなのやって当たり前」とかなくて。


だって趣味って人それぞれじゃないですか？


「あの人はスノボが趣味なのに、やってないわたしって最低だ…」


「あの人はパチスロが好きなのに、好きじゃないわたしは胎盤からやり直した方がいい…」

ってならないじゃないですか？

「夫の趣味に付き合わなきゃ…」も
妻の趣味。義務じゃなくて趣味。


ただの趣味なのに、罪悪感を抱く人の多いこと…

そもそも趣味が違うのは、価値観が違うからなんですよね。

「屋外で活動するのは素晴らしい」
という価値観があれば、キャンプを趣味にできるけど、
「休日は出かけずにリラックスしたい」
という価値観を持ってれば、家で映画見たり読書したり寝るのが趣味じゃないですか。

「あなたとわたしの価値観は違うから、
どうやったら擦り合わせられるかな？」
という歩み寄りが出来たらいいんだけど、

「いや、女性は家事をするべきだから」
「いや、稼ぎが少ない方が家事をするべきだから」

「男性なら妻のわたしより稼ぐべきでしょ」
「わたしばかり頑張ってる！！」


という、自分の価値観をひとつも変えない頑固者はどうしたらいいんだろうなぁ…。


一見正しそうに見えるけど、頑張るのも趣味ですからね。


「夫は趣味のパチスロばかり行って、
わたしはずっとワンオペ。
それでも夫の趣味を尊重しないといけないんですか？
わたしが自分の趣味で出かけたら、
まだ小さい子どもはどうなるんですか？」
と言われたら、

「そんな人を育児のパートナーとして採用し続けてるのもあなたの趣味…」
になっちゃうんですけどね…。

他者を自分の趣味に付き合わせたくなる、そんな心の穴があいてることを自覚してくれたらいいけど…

でも相手の趣味に付き合うかどうかも、
ちゃんと自分で決めていいんですよ。

何度も書きたいのですが、
それは義務じゃないから。




そんな感じで夫婦間での趣味がまったく合わない、現場からは以上です。

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