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「VIVANT」~あらすじもネタバレもない感想話~日本と日本人の間で

こんにちは、こんばんは、スターです。

今回は、TBSドラマ「VIVANT」全10話の感想を書きます⋆

TBSドラマ「VIVANT」
出演 堺雅人 阿部寛 二階堂ふみ 〇 松坂桃李 役所広司 二宮和成

全10話を自分流に前半、後半でおおまかに分けると、

前半:主人公の目線が「しがない大手銀行マン」
後半:主人公の目線が「日本を裏で機密に護衛している組織、別版の幹部」

になります。

ストーリーに没入すればするほど、その流れるような展開に舌を巻き始めると思います⋆

SFのような、刑事もののような、愛憎劇のような、純愛ドラマのような。

バラエティ豊かな要素が入っています。

主人公(乃木)を、演じる堺雅人が作り上げているキャラクターもとても魅力的でした。

純粋なやさしく気高いふるまいに、ライオンのような武士のような姿を見ました。

「能ある鷹は爪隠す」
を、地でいっている乃木のテクニカルな部分の圧巻です。

そして、徐々に爪を見せていく能ある鷹。

そんな演出、構成の中にはいつも、
決して揺るがない柱が存在していました。

それが「日本」だったように思います。


今、国際社会で置かれている日本の危うい部分が、とうとうと物語られている先にある柱の間に毅然と立っているもの。

それが「日本人」なんだと思いました。

日本国と日本人の間にあり続けるもの。


仁義なき戦いなんかじゃない戦いを、

そうそうたるキャスト陣と、美しい映像とのコントラストが非常に鮮やかに描かれていました。

第一話は製作費1億円らしいです👀

話は変わりますが、絶対回収できるかもわからない作品に、大幅な製作費を使う製作者の人たちの心意気を感じると、ゾクゾクするし、胸が熱くなります。

観終わった後には、自分がこの日本でどう生きていくのかを、

自分で自分に問いかけずにいられなくなると、思います⋆


ありがとうございました✨
合掌。
@スター@

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