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今日の詩

函館夏花火


わたしの夏旅2023。もちろん一人旅。
函館・青森旅に行ってきたよのおはなし。前編。

メインは青森ねぶたと美術館巡り。函館からフェリーに乗るのでラッピさん(ラッキーピエロ)にご挨拶に行かなくては...と思い函館もたっぷり散歩することにした。
ワクワクで前日はあんまり寝れなかった。旅は寝不足がセットなのかもしれない。移動で寝るのが醍醐味かも(?)旅の前日しっかり寝れる日が来るのだろうか...そんなこと思いながらバスと電車に揺られる8月1日。

函館までなんと約8時間。道内は恐ろしい。感覚がよくわからなくなるのだ、1時間?近いねと思えるくらい北海道はデカイ。そして、1番怖いのは電車の本数が少なすぎる。一本逃した時の罪は大きい...1時間平気で待つのが当たり前の世界。待合室で待ってる人の顔は疲れた顔してる人が多い印象。(そりゃそうだ〜)首都圏の電車の本数が多すぎて罪の少なさが天国に思えるくらいにおもう。田舎と都会どちらに住みたいかと言われたら圧倒的に田舎だが(両方暮らしてみておもう)交通便はやはり都会がいいだろう。初めて北海道にきた時の終電の早さに驚いた。道内で宿泊費が毎回飛ぶのが痛いな。と思ったりする。

今回は特急で函館まで向かった。お金で時間を買ったが、遠くて新幹線が恋しくなった。

電車で景色を楽しみつつ、睡魔に襲われて爆睡をしていたら函館に着いた。電車の扉が開く。暑い。クラクラする暑さ。電車から降りた時、雰囲気がモワッとしてこれが函館か...と思ったわたしだが、多分暑さの仕業だ。人もたくさんで、人の波に巻き込まれつつ改札へ。人混みと暑さのセットはアンハッピーセットと呼ぼう。

そんな気持ちになりつつ歩いていると、こんな素敵なフォントがお出迎えしてくれた。

ようこそ〜 函館へ

色合いといい、ようこそ と 函館 のフォントの使い分けが素敵で惚れてしまった。この看板、家に置きたくなる。部屋のドアに飾ったらいつでも函館気分(?)を味わえるのではないか...?と。じっ...とみつめ、こっそり思ったわたしである。北海道の駅看板には必ず 本番の味 サッポロビールが入っていてレトロな雰囲気でいいなぁ。錆びれてるのも好印象。何年も前からずっとこの場所で色んな人を見ていたんだろうなと思うと心がポカポカした。いつも見守り隊してくれてありがとうな...キミに出会ったから函館はいい一人旅の予感しかしないから〜!!感謝だ〜!とテレパシーで伝えて駅を後にした。

到着早々、妖怪ハラヘリー(空腹)が出現。
人は何故お腹空くのだろうと思うけど、腹が減っては戦ができぬっていう言葉があるくらい腹を満たすことは重要だ。腹を満たせ!!諸君!(オォッ!)

大急ぎでラッピさんの元へ向かった。タイムレースのように走った。おかげさまで汗だく。

ラッキーさん(年齢不詳)
ハレーションの鬼

ダントツ1番のチャイニーズチキンバーガーセットにゴマシェイク、ラッピポテトを注文。スタッフさんが、海外の方でカタコトでなかなか愛しかった。ゆっくりで全然いいからね大丈夫よ〜となんだか応援したくなったな。

カロリー爆弾だったが函館を味わえ!と私に言われたものだから、しっかり食べました。朝ごはんも食べてなかったので美味しかったな。店内の謎BGMで、メリーゴーランドの中に閉じ込められているようだった。落ち着かなかったけどいい思い出。ずっとソワソワしてた。

食べ終わり、函館散歩をした。
金森レンガ倉庫に行きたかったので、のんびり海沿いを歩いた。すると、出店がたくさん。イベントかな?と思いつつ歩き続けつつ、気になったので通りすがりのおばちゃんに聞いてみると今日函館花火大会だよ!アンタどこから来たのかね?一人旅?すごいわねと言われた。花火大会...ラッキーな出来事に遭遇した。一人旅は色んな出来事や会う人によって旅が進むのでワクワクした。

私はすごいんじゃなくて、友達を誘うのが申し訳なくなって結局1人で旅してしまうんだよな〜 2時間とか3時間お金浮かせるために突然歩き出す人なのでそれを大好きな友人にさせたくない気持ちもあって1人で旅するんだよ...とおばちゃんに言われたあと海見ながら思っていた。自分ってこんなにも友達大切にしてる優しい子じゃん〜?と自分のいいとこ気づかせてくれるきっかけをプレゼントしてくれた通りすがりのおばちゃんに感謝だ。

午後のゆらめきで また
風 吹けば
函館の海

レンガ倉庫を全て回って疲れてしまったので、海風に当たって1人でかき氷をたべた。外で食べるってどうしてこんなにも美味しいんだろう?と思った。外って不思議ね。外の美味しくなるパウダー(?)が食べ物にかかってるんだろうな、目に見えない美味しいパウダー。ナチュラルパウダー...毎日外でご飯食べたい。外で食、財布に優しい外食をしたい。

花火が始まるまで2時間。
地面に座って海を見て、のんびり景色を味わった。
色んな考えごとをした。

私は恋人もいないし、大好きな友人は静岡に居てなかなか会えないけど、北海道来てからなにも寂しくなくてホームシックにならない事に驚いてる。
広い世界にはわたしの居場所が必ずあるって北海道へ来て教えてもらった。どれもこれもご縁で人生動いてるなとも思うし、過去の辛い経験ってこの日の為にあったんだろうな〜と思ったり 今、仕事も楽しいし、やっぱり仕事って楽しい!って思える事じゃないと私は続かないなーと思ったり。お金だけで仕事できないと思ったり。仕事=辛いものって今まで思っていたけど、北海道へ来てからその概念が覆されたのもびっくりだったな〜と考えたり。悲しいこと、嬉しいこと、不安なこと、これ食べたい、この音楽いい〜すき〜、これからやりたいことなどなど...気持ちの整理をした。一人旅って自分と向き合う時間たっぷりあるからいいよね。

かき氷1人で食べながらそんな考え事たくさんしてたら、あっという間に溶けてしまった。
激甘ジュースに変身。甘い!(当然)

ソロ氷

日は落ち、夜になり花火大会がスタートした。
夜は函館フェリーに乗り青森へ出発するので
少しの時間しか見れなかったけれど、私の夏旅の思い出だ。

人が多すぎて、全く進めず電車に乗り遅れタクシーでフェリーターミナルまで向かった。
久しぶりにヒヤヒヤした。
たまたまタクシーがあって良かった〜涙
またラッキーな出来事。ありがたや...救われた。

無事到着して青森を目指すわたし。津軽海峡を渡る。
生まれて初めて生で見るねぶた祭りはどんな祭りなのだろう...と 期待を胸にフェリーで出発をした。

ここまで読んでくれてありがとうございました
長かったよねぇ

青森編は後編にします

一人旅まだまだ続きます...

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