赤ちゃんの窒息死が怖かった私は、セットのベビー布団を買わなかった。

ベビー寝具を買ったのは、そろそろ産休に入るぞという頃。最初は、赤ちゃん本舗ココデシカでセットのベビー布団を買う気満々でした。

だって可愛かったし、何を準備すればいいのかよくわからなかったし、可愛かったから(2度目)。

でもセットの中身をみていると洗い替えのシーツや防水シーツを追加で買わないといけないことがわかり『セットは万能じゃない!』と思い、バラバラで購入することを検討しはじめました。

調べるほどに怖かった窒息死。大人布団はNG!

そもそも、なぜベビー布団が必要なのか。それはやわらかい布団だと赤ちゃんの顔が沈みこみ窒息の危険があるから。ベビー布団はサイズが小さいだけでなく、固めで顔が沈み込まないようになっています。

消費者庁のHPにもこんな記載があります。(太字筆者)

1:敷き布団やマットレスなどは、固めのものを使用しましょう!
ふかふかの柔らかい敷き布団、マットレスや枕は、うつぶせになった場合、顔が埋ってしまい、鼻や口が塞がれ、窒息するリスクがあります。

我が家でも大人の使っていない布団はありましたが、ベビー布団を買うことにしました。

掛け布団よりもスリーパーを

先述の消費者庁のHPには、掛け布団について下記の記載があります。

2:掛け布団は、赤ちゃんが払いのけられる軽いものにし、顔に被らないようにしましょう!
掛け布団が鼻や口を覆わないように、いつでも赤ちゃんの顔が見られる状態にしましょう。掛け布団以外でもタオルやぬいぐるみなど、顔を覆ってしまうようなものはベッド周りには置かないようにしましょう。

赤ちゃんが払いのけられる軽い布団が、顔の上に被らない保証はどこにもありません。(赤ちゃんは意図して布団をどかしているわけではないので)

赤ちゃんが寝ている間、布団の行方をずっと見守っているわけにもいきません。そこで我が家では、夜はスリーパーを使うことにしました。

ねんね期は、夜泣きの時もスリーパーごと抱き上げて授乳できるので、赤ちゃんの身体を冷やすことがなくよかったです。たくさん動くようになってからも、どれだけ寝返りをうってもお腹が冷えることがないので安心でした。

身長にもよりますが、ベビーのスリーパーは3歳くらいまで使えるらしく、コスパもいいなと感じました。

寝返りはします!だからこそ安全な寝床を

生後4ヶ月をすぎると、そろそろ寝返りがはじまるベビーが出てきます。

検索すると「寝返り防止クッション」や「ペットボトルでDIYする寝返り防止ストッパー」などの対策が出てきます。でもこれは本当に安心できるものなのでしょうか。

2017年。イギリスでは、寝返り防止クッション(枕)の販売を停止しました。窒息死のリスクがあるからです。(参考:保育の安全研究・教育センター

現在日本で売っている寝返り防止クッションは、クッション自体が堅めで、頭の横ではなく体の横で使うものです。窒息死へのリスクを十分考えたものだと思います。ですが、私は安心できませんでした。(短期間しか使えないのにコスパ悪いなーというのも本音)

寝返りはします!大切なのは、寝返りをしても安全な場所に赤ちゃんを寝かせてあげることだと思います。

寝返りしても安心な寝床
・適度な硬さのある布団に寝かせる
・枕、スタイ、タオル、ぬいぐるみなど
 窒息の原因になるものをそばにおかない
・大人の掛け布団が絶対にかからないようにする

ベビーベッドにぬいぐるみを並べている写真を見かけることがあります。とってもかわいいなと思う一方で、ヒヤヒヤします。

私も、スタイをつけて寝かせるのが危険だと知らなかったので猛省しました。

にこが買ったベビー寝具たち

リンク付きのものは楽天へリンクしています。気になったものは詳細をチェックを!写真はそちらから借りています。

硬綿ベビー敷布団:3,300円

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ミニサイズもありますが、長く使うことも考えてレギュラーサイズにしました。里帰り中で3ヶ月しか使わない、とかじゃない限りレギュラーサイズをオススメします。赤ちゃんすぐ大きくなります。

セット売りだと、6cmの厚さがなかなかなかったのでバラうりを選んで良かったです。

防水&汗取りパッド(2枚):1枚1,080円

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防水キルトパッドオススメです!防水シーツとキルトパッド別々のセットも多いですが、洗濯は1枚でも少ない方がいいです!敷布団にあった大きさのものを選んでください。

イブル (2枚):1枚2,981円

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趣味です。デザインが好きで買ってしまいました。寝返りが始まると本人と一緒に動いていくのでイブル よりもゴム付きのカバーがオススメです。イブル で良かったところは、月齢フォトなどの背景に使いやすい点かな。

フェイスタオル(2枚)

必要ないかも。吐き戻しが多い子は、タオルをひいておくとシーツを取り換える必要がなくなるよ。って感じかと。

寝返りがはじまると置いておく意味がなくなる、むしろ窒息の危険があるので置かない方がよくなる。なので、家にあるものでOK。

もこもこスリーパー(2つ)

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秋から冬用の裏ボアスリーパー。フリース性のものが多くて安価。洗い替えように2枚購入。(特に新生児期は)うんちが漏れちゃったり、ミルクを半目でこぼすこともあるので、予算に余裕があれば2枚あると安心です。

写真は我が子ですが、こんなひどい寝相でも脱げてません笑

ガーゼスリーパー(2つ)

こちらは春〜夏用。真夏は暑いのでスリーパーなしで寝かせていました。

西松屋ふんわりマット(トッポンチーノ代わりに)

とてもお世話になりました。抱っこで寝かしつけた後にこのクッションごと布団に置くと、起きることが少なかったように思います。(それでも起きるんですけどね笑)

このクッションのおかげで夫も積極的に抱っこしてくれたように思います。クッションごしなので安定感があり抱っこしやすいようです。モンテッソーリ教育の中でも、魔法のクッションとして出てきますね。

吐き戻しやミルク汚れ、うんち汚れで結構洗いました。洗い替え買っても良かったかもしれません。ちなみに、カバーが汚れる時、本体も汚れるのでカバーだけ買っても希望には添えないかもしれません笑

生後3ヶ月をすぎるとマットに収まらなくなってきて、卒業を迎えます。使う期間は短いですが買って良かったです。お求めやすい西松屋でぜひ!笑

いらなかったベビー寝具

掛け布団、ベビー枕、キルトパッド、防水シーツ

掛け布団は跳ね除けられ窒息の危険あり。スリーパーがオススメです。

ベビー枕はめっちゃかわいいのですが、それ以上の価値が見つけにくいです。我が子はタオルを枕がわりにしていましたが、絶壁頭にはならなかったです。これは個人差がありそう。

キルトパッドと防水シーツは一体になっているものを激推しします。防水シーツはぜひ買ってください。赤ちゃんは、想像以上に布団を濡らします。布団まで汚れると絶望的な気持ちになります。

使って8ヶ月、結構よかったよ

現時点で困ったことはほぼないです。強いてあげれば上にも書いた2点。

1:イブル よりもボックスシーツの方が安全度が高い
2:枕代わりのタオルは、吐き戻しが多い子だけでOK。
寝返りがはじまるとタオルの上に頭があるの一瞬なので、なくてOK。

これからベビー寝具を購入するプレママさんに少しでも参考になればうれしいです。ご質問もお気軽に!

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