10年以上いろいろ試してみて、うつ症状と体調不良にかなり早く効いたと感じる4選
うつの症状は既に10代からあったけれど、医者に通い始めて15年くらい。
その間、調べたり試したりしたものは数知れず、例えば・・・
乳酸菌(脳腸相関)・トリプトファン(セロトニン - メラトニン合成に関連)、レスベラトロール・スコポレチン(ともに、炎症性物質IL-6の抑制)・・・
日に当たるのがいい(メラトニン生成)というのも試したし、読書猿さんの「問題解決大全」とか「独学大全」を読んで、「リフレーミング」とか「問題への相談」とか(思考のクセを直す)、なんだーかんだー、試しました。
結果として、個人的に即効性があったモノとかコトは、全然違うところにあったのでした。
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ここでの「効いた」は、わたし自身がそう感じたことで、特に医学的な根拠があるわけではありません。まずはその点をご了承いただければと思います。
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さて、自分が感じた効果は主に二種類に大別されます。
一つは、体調悪い→気分上がらない→体調悪くなるという悪循環が治っていきそうな感覚をすぐに体験できて、しかも今まで続いている「効いた」。
もう一つは、気分が落ちている時に「頓服(とんぷく)的」に「効いた」というものです。
悪循環が少し改善する気がすること
1.塩を摂る
塩と言っても精製されたNaClではなくて、「塩」です。
これは数年前に出会った記事がきっかけでした。今は本として出版されているようですが、当時はウェブの片隅にある、昔風の小さな文字で書かれたHTMLでした。
(当時のページを発見できませんでしたが、下のページは同じ文面です)
この記事の内容を読んで、これだ!とか思ったのです。ほとんど自分と同じだったからです。
うつの状態が続いていた時は、納豆と野菜と果物が多くの割合を占めていて、ここで言うところの「塩」はほとんど摂っていなかったので、カリウムの比率が高かったと思います。
自分は、圧倒的に暑さに弱く、汗はかけるのですが汗が全然しょっぱくない、汗が目に入っても痛くない、でも夏は25℃を超えるとほとんど動けないって体質でした。
で、「カルマグ」という塩+乳酸菌の粉を、水に溶かして飲むようにしたら、急に身体が軽くなる感覚になったのでした。動ける。暑いのに。
夏場は寝たきりのように動けなかったので、疲れはしても動ける状態に驚愕です。
元々、味付けが極端に薄い母の料理で育ったので、味がほとんどないのが普通だと思っていて、そのせいか、外食がやたらとしょっぱいと感じる反面、美味しいとも感じたものでした。
一人暮らしで自炊するようになると、少し味付けを濃くした方が美味しくて、肉体労働のバイトも多かったので、少し濃い味付けに慣れました。
原材料と工程が、海水・平釜の塩が、自分には合っているようです。ミネラルバランスがいいんだと思います。気分の落ち込みも、身体のだるさがあるのと比べれば、圧倒的に楽になったのでした。
夏に限らず、塩を買う時はパッケージの裏側に書いてある、原材料と工程を気にするようにしてます。
2.視線を少しだけ上げる
これは、つい先週くらいに試し始めて、光の取り込み量が圧倒的に増えたような気がするもの。つまり、視界が明るくなって、視野も広くなった感じです。
これは、ちょっと教えたくないくらいすごかったっす。元々うつむき加減の方は、是非試して欲しいです。
コツは、眉毛を少し持ち上げる感じ、上まぶたを持ち上げる感じ、部屋の中なら、電気を目の端で意識する感じ、実際に視線を持ち上げなくても、目の中に光をできるだけ取り込むように目を開ける感じです。
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小さい頃から引っ込み思案だったので、人と目が合うのが怖くて、下を向いて歩く癖がついていました。帽子を被ると、極端に視界が遮られて目が見えないような感覚にまでなってました。
小学生のある日、どこかのおじさんが「なんで下ばっかり見て歩いてるんだ?」と聞いてきたことがあります。その時、他人から見ると自分は下を向いて歩いているのだということに初めて気づいて驚きました。当然ですが、おじさんの顔さえ覚えていません。あえて見てないのだと思います。
大学の時にメガネを作りに行った京都は寺町の眼鏡研究社のおじさんは、レンズの上の方でピントが合うようにしてくれました。つまり、うつむいた状態でメガネをかけるので、鼻眼鏡のようになり、結果的に遠くを見るときにはレンズの上の方で、上目遣いに見ることを、おじさんは分かったのでしょう。そのことにも、先週気づきました。
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目をほんの少し大きく開けるだけなのに、世界がものすごく明るく見えます。目が良くなったような感じです。その上、姿勢がよくなります。背が高くなった感じです。
目が良くなって背が伸びたような感覚に加えて、光の取り込みが増えてると思うだけでも、なんとなく前向きになりますし、鏡を見たときの自分の顔の印象も、目が開かれてると、憎めない表情に見えます。たぶん、他人から見てもそうなるんだろうなと思います。
3.リウマチの生物学的製剤
これは書いても仕方ない情報かもしれないんですが・・・自分は現在、関節リウマチの治療の一環として、免疫物質の一つ、IL-6を抑制する生物学的製剤アクテムラを投薬中です。始めてから半年くらい経ちますが、だんだんと効いてきた感じがあります。
最近のうつ病の研究で、IL-6との関連がけっこう指摘されることが多かったので、リウマチになったのも何かの縁かなぁという感じです(うつがリウマチを招いたとも言えるかも)。
頓服として合っていたサプリ
4.チロシンとイミダゾールペプチド
気分の落ち込みに関しては、即効性という点ではチロシンが最も体質に合っているようで、飲んでから数分で楽になる印象があります。
うつ仲間の中には、CBDがいいという人もいますが、自分はあんまり効果を感じられないので、これは体質にあったものを見つけておくのが吉だと思います。
身体的な疲れに関してはイミダゾールペプチドが自分は一番楽になる印象があります。エナジードリンク的なものや栄養剤だと、効果が切れたときの疲労感が半端ないですが、イミダゾールペプチドはけっこう自然な感じで楽になります。
ピンキリで色んな製品が出ていますが、自分としては錠剤で安いやつが効いてます。液体はあまり合わなかったみたいです。
+おまけ 猫のグルグル
猫と初めて一緒に住み始めたのが5年前。まだすごく小さかったコタンポリンの世話はうつを促進させることもありましたが、柔らかい猫の毛に触ったり、喉のグルグル音を聞いたりするのは、ものすごく心安まる瞬間でもあるのでした。
猫がエンドルフィンを分泌するときの喉のグルグル音(purr)が、人間のストレス緩和やケガの早期治癒に役立つという話もチラホラあるのですが、あながち真っ赤なウソというわけでもなさそうな気がします。
試してみて自分のうつ状態に効果があったことのまとめ
サプリに関しては、一つの物質であることが多いので、人それぞれ合うものが違いそうなんですが、光の取り込み量アップとミネラルバランスに関しては、そこまで個人差はないんじゃないかと思ってます。
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