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リラックスタイム

夜にちょこっと家の外とかベランダに出て深呼吸すると、冬の冷えた空気が肺に沁み渡って身体が生き返ります。東北の出身だからでしょうか。雪国で育ったので、朝や夜のちょっと刺すような冷たさの空気がわたしは好きです。その冷たい空気で身体を満たし解放感を感じるとともに、いまでは当たり前になっているマスク生活で、いかに普段の呼吸が浅くなっているかを実感します。特に仕事中は、医療機関ということもありマスクを2枚重ねで感染予防していて、顔の締めつけと息苦しさが結構ストレスです。これからもこの生活はしばらく続きそうですが、いろんな意味で息が詰まりそうになったら、たまに外に出て、月とか星とかを眺めながら新鮮な空気を身体に取りこむのが大切だなぁと思います。

また、お風呂に入るときに電気を消すのも最近のお気に入りです。わたしの頭の中はだいたいいつも考えごとで渦巻いていて、我ながらさすがに疲れることがあります。何も考えない状態をつくりたくても、思うようにできなくて、半ば諦めていました。でもこの、ただ暗闇の中でお風呂に入るっていう方法は、気持ちがすーっと落ち着いて頭もからっぽにできて、控えめに言っても最高です。人でいっぱいの渋谷のスクランブル交差点が、突然無人になってひっそり静まりかえるような感じです。すべてをシャットアウトして無になれる空間を見つけられて、逆になんで今までやってなかったんだろうと不思議に思いました。たまにキャンドルをつけて小さい灯りがゆらゆらしている様子を眺めるのもすごく好きで、これから入浴剤とかアロマとかちょっと凝ってみようかなと目論んでいるところです。あったかいお風呂に肩まで浸かってほっこりする、日本人に生まれてよかったなぁとしみじみ思ったりもしました。今日はそんな癒しの時間のお話でした。

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